9.《ネタバレ》 女による群像劇。 まるで詩のように流れていく時間。 そこには悲しみの連続、そして最後にほんの少しの安堵。 クラゲかぁ、、なるほど。 【にじばぶ】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2020-09-06 01:01:16) |
8.《ネタバレ》 エドガーケレットって女性監督なんですか? 自分はこれは男性の感性じゃないな、と思ったんですけど。映像の暗さも、男性監督ならもっと器用にこなすと思いました。死の匂いがするとこは、イスラエルが舞台ってこともあるんでしょうね。 【トント】さん [DVD(字幕)] 6点(2014-02-10 06:02:44) |
7.ごく普通の3組の人々の並行する道行きをじっと見続けるという視点は好みだし、ひっそりと息をひそめるかのように落ち着いた雰囲気も悪くないのですが・・・3組の話は交錯するようでしないし、そもそも全部が似たような描き方で似たようにうじうじ悩むキャラばかりが出てくるので、作品としての意味合いを削いでしまっている。結果、設定のための設定のようになってしまいました。 【Olias】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-11-08 23:58:13) |
6.数えるほどしか見る機会がありませんが、今までに僕が見たイスラエル映画は不安定な状況が続く自国、そして隣国との関係が垣間見える映画が多かった。本作でも台詞の端々からそれは感じられますが、一見普通に暮らすイスラエルの人々の日常を淡々と綴った群像劇となっています。「ジェリーフィッシュ」とは海をあても無く漂うクラゲのことであり、本作に登場する誰もが海を漂うクラゲのようにどこか不安定で、それぞれに今の人間関係や自分の今に不安を抱えている。それはまるでイスラエルを象徴しているようでもありましたが、彼らを見つめる視線はとてもやさしい作品でした。 【とらや】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-07-08 15:23:12) |
5.これといって特に何か重大な事が起こる訳でも無いんですがこういう淡々とした流れで物事が進行していくのはなんか好きです。オカシイかな!? 【白い男】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-05-21 00:38:36) |
4.《ネタバレ》 漂う者たちの物語。それを象徴するのが浮き輪の少女で、両生類のような水圧に強そうな目をしている。ヒロイン1は職を失い漂いだす。ヒロイン2は結婚式のトイレで挫いて文字通り「地に脚がつかない」状態、新婚の亭主も上の階の女性に漂いかけている。ヒロイン3は遠くフィリピンから漂い流れてきた、船のおもちゃを子どもに買って帰るために。この三者が交錯するという展開は最近では珍しくなく、なあにラストはチャリティの場か何かで皆が一堂に揃うんだろう、と思ってたら、なんか話が深刻になってしまった。漂わないビンの中の船の模型が不吉だなあとは思ってたんだ。ドラマ作りの作法としては最後に三者が揃って締めるほうが正しいだろうが、きれいに終わらせるよりドラマを開いて終わらせるほうを作者は選び、若い監督ならこっちを選んだことを褒めたい。うまく語るより、まず語りたいことを語ることだ。 【なんのかんの】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-06-17 11:59:16) |
3.ヘコんだ時に観たら・・・もっと暗くなっちゃうかも(笑)プライベートも職場でも、不幸続きの主人公が出会った、浮き輪をはなさない小さな女の子。何も話さないのに、ニコニコ笑ったり奇声をあげたり、なにかを訴えつづける彼女が忘れられない。とても寂しい海の中、ぷかぷか漂う彼女が可愛かった。 【SAEKO】さん [映画館(字幕)] 6点(2009-06-17 11:11:05) |
2.うーーーん、悪くはなかったんですよ~。悪くはなかったんだけど、今なんにも残ってない・・・そんな感じです。男性が好きそーな女性(理想やステレオタイプ)ばかりが出てきた印象。それとやっぱり終わり方って大事・・・最後にあーーーっ、余計なことを~~~っ! って思いました(^^A)。 【ジマイマ】さん [映画館(字幕)] 6点(2008-08-12 21:45:55) |
1.《ネタバレ》 女の子のくりくりした目。ちょっと奇妙ででもかわいかった。映像が鮮やかで、赤や黄色がきれい。 想いは確かにあるのに少しのことですれ違って、どんどんずれていく。何かしら思う所あって、何かが不安で何かに耐えてる。 タイミングって大事。でもそれ以上に想い行動することが大切だと思った。大きな船の模型を介して交流するシーンには泣きそうになった。 【えこー】さん [映画館(字幕)] 6点(2008-08-08 00:44:19) |