1.《ネタバレ》 オリジナルの「血のバレンタイン」に比べると、犯人の動機というか伏線もなんとなく納得する出来だったり、確かに丁寧に作ってある気がします。
ただ、オリジナルが「そんな伏線全然なかったじゃねぇか!」だったのに対し、本作は「ある意味夢オチ的な反則技じゃねぇか!」なので、やはり犯人当てという点で言えばかなりアンフェアです(笑)
所々3D作品らしくいろんなものが飛んできたり、殺戮シーンが結構オリジナル版(ノーカット版)に寄せてあったり、知っていると結構楽しい部分もあります。
まあ、若者が馬鹿騒ぎしてる後ろでせっせと殺人が起きているオリジナルのある意味ノーテンキさか、犯人当てに焦点を当てた結構シリアスな本作かは好みが分かれるところ。個人的にはオリジナルの方が雰囲気共々好きです。
しかし、ガスマスクにツルハシという絶大なインパクトは、近年のサイコキラーものにはないインパクトがあるので、今回はこの点で。