スタンリー・キューブリック ライフ・イン・ピクチャーズのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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スタンリー・キューブリック ライフ・イン・ピクチャーズ

[スタンリーキューブリックライフインピクチャーズ]
Stanley Kubrick: A Life in Pictures
2001年上映時間:153分
平均点:7.00 / 10(Review 5人) (点数分布表示)
ドキュメンタリー伝記もの
新規登録(2009-03-03)【パブロン中毒】さん
タイトル情報更新(2016-02-29)【イニシャルK】さん
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監督ヤン・ハーラン
トム・クルーズナレーター
出演トム・クルーズ
ニコール・キッドマン
マーティン・スコセッシ
ウディ・アレン
ジャック・ニコルソン
スティーヴン・スピルバーグ
シドニー・ポラック
ケン・アダム
スティーヴン・バーコフ
ジョン・コーリー〔製作〕
ミレーナ・カノネロ
ウェンディ・カーロス
アレックス・コックス〔1954年生〕
アレン・ダヴィオー
ケア・デュリア
シェリー・デュヴァル
ジェームズ・B・ハリス
ジョルジ・リゲティ
ポール・マザースキー
マルコム・マクドウェル
ダグラス・ミルサム
マシュー・モディーン
アラン・パーカー〔監督〕
ダグラス・トランブル
ピーター・ユスティノフ
マリー・ウィンザー
クリスティアーヌ・キューブリック
ヤン・ハーラン(ノンクレジット)
レオン・ヴィタリ(ノンクレジット)
トッド・フィールド(ノンクレジット)
スタンリー・キューブリック(アーカイヴ映像)(ノンクレジット)
ヴィヴィアン・キューブリック(アーカイヴ映像)(ノンクレジット)
製作ヤン・ハーラン
ワーナー・ブラザース
その他トニー・ローソン〔編集〕(thanks)
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1.《ネタバレ》 誰でも感じることだと思うけど、キューブリックの映像って他のどの監督とも違う。それは、例えば同じ人物のポートレイトでも篠山記信が撮った写真と素人が撮った写真くらいに違う。正しく形容できる文章力が無いのだけど、突き詰められたオリジナリティだと思う。今作は、どうしてそんなに違うのか、という疑問に少しヒントをくれるドキュメンタリーでした。もともとは写真から入った人で、映像の定着に対して独自の美学とテクニック論を持っていたことが伺われた。監督駆け出しの頃から相当にうるさかったようで、当時最も売れっ子だったムービーカメラマンの現場采配に対して厳しい注文を付けたというエピソードが紹介されている。デビュー作から「アイズ~」までの関係者インタビューと記録映像を中心に構成されているのだけど、やっぱり面白いと思ったのは、演出する上で演技指導に関わるような証言やシーンがほとんど無かったことだ。例えばシドニー・ポラックが言っていたが、彼は「アイズ~」のあるカットを演じて1回目で上手くできたと思ったらしい。キューブリックは「じゃあもう一回行ってみようか…」。それを延々と繰り返す。どうもしっくり来ない、というような理由で明確な演技に対するディレクションは無い。以前から、キューブリックは演技への思い入れが希薄だと感じていた自分の見立ては的外れでは無かったと思う。分かり易くするために極論するけど、キューブリックの映画における役者の演技はあくまで絵作りの一環であって、芝居自体を単体で重要視していない。アングルを決めたり、レンズを選んだり、ライティングに凝ったり、といった作業と同列に演技も捉えられている。何度もやらせることは、その映像が最も存在感を発揮する芝居を選択したいから。ストーリーの流れとか、情感とか、感動なんて、おそらく重要視していない。そして自分が納得が行くまで演じさせることで、独特の乾いた空気感を持ったカットが出来上がる。つまり、徹底的に絵作りの人だったのね、ということがしっかり感じられたドキュメンタリーでした。余談ですが、役者を信用していない感のあるキューブリックにも例外はあるようで、「博士の~」におけるピーター・セラーズの一人三役には撮影中から観客の一人になったように腹を抱えて笑っていたそうです。ちょっとホッとするエピソードでした。
アンドレ・タカシさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2009-03-19 22:52:06)
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【点数情報】

Review人数 5人
平均点数 7.00点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
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6120.00%
7360.00%
8120.00%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review1人
2 ストーリー評価 10.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 10.00点 Review1人
4 音楽評価 10.00点 Review1人
5 感泣評価 Review0人
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