15.《ネタバレ》 予備知識なしで見ましたが、意外に前編おもしろくて、好感が持てる映画でした。子どもにも安心して見せられます。宇宙飛行士だと、狭い空間に長期間閉じ込められても精神に変調を来さないメンタル面の訓練をすると思うのですが、本作の料理人の場合、事前訓練なしの突然の辞令で南極に言ったわけですし、たぶんほかのメンバーたちも専門技能ではエキスパートではあっても、そうしたメンタル面の訓練は積んでいないように見えます。そんなメンバーたちが長期間を閉鎖空間の中で、どうやって正気で、できれば雰囲気よく任務を終えることができるのか、各人が時には落ち込んだりもめることがあっても、どうにかこうにかやっていこうとする前向きさがいいと思いました。 南極にいたときに、帰国したらトライアスロンをしたいとか、ビーチバレーをしたいとかの願望を実現しているのもほほえましいですね。南極にいた1年半の間に、やりたいことが自由にできることのありがたさを身に沁みて感じたのでしょうね。これから人生を、南極に行っていない人の何倍も充実してすごせるのではないでしょうか。 在庫も考えずに、夜に隠れてラーメンを食ってしまい、在庫が底を突いて、自分のからだはラーメンでできていると消沈する男の人間くささ。家にいたらこんな豪勢な料理は食えないだろうという立派な料理が三食出てくるのに、それでもラーメンを食いたくなったり、バターを固まりで食いたくなる人間の不思議さ。どうやればありあわせの材料で「かんすい」が作れるか調べる隊長のやさしさ。かんすいが作れると知り、早速ラーメンを作ってみる料理人のプロ意識。どれもよい 【チョコレクター】さん [DVD(邦画)] 6点(2017-08-11 22:27:53) (良:1票) |
14.おいしい物食べると何かちょっと元気になる、もうちょっと頑張れるかもって思う。みんなで食卓を囲むっていいですよね。ただちょっと長いかな。 |
13.《ネタバレ》 厨房の扉には鍵を掛けておきましょう。 【たくわん】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2024-03-25 17:55:09) |
12.《ネタバレ》 ずっと気になっていて巡り合わせが悪く見ていなかったタイトルです。なんとなくこれまではずっと、南極基地という資源も食材も限られてるようなところで面白い料理を作る料理人の話なのかなぁと思っていたら、まあそういう面もあったんですが、基本的にそこで暮らすおっさん八人の話でしたね(笑) 南極という文字通りの極地にて欧米のパニック映画のように、突如として死の危険と向き合うようなシーンは、、、ありません。いきなり施設の設備が破損して、電気が使えないとか水が出ないとか食料が失われてあとは死を待つのみとか、そういうことはいっっっっっっさいありません。ありませんが、やはり閉鎖空間に長期間閉じ込められるストレスはこんなコメディタッチの作風でも感じました。一人なら逆に何とかなるかなぁとか思うんですが、まったく知らないおじさんたちと集団生活とか想像したらなかなかキツい。性格合えばまだいいですが、8人もいれば絶対合わない人も出てくるし、そんな人と逃げ場もないところで年単位で過ごせる自信はない。 極端な話サボろうと思えばいくらでもサボれそうな環境の中、閉鎖空間で少し精神も病みながら過ごすおっさんたちのブラックジョークコメディって感じでした。そんな中でも料理のシーンは面白くまた美味しそうで、もし自分も南極派遣されたら料理番で行きたいと思いました。 ラストの食堂でのワンシーンは、南極派遣隊が一つの家族のようになっていてなんだか和むシーンでした。堺さん=母、生瀬さん=父、きたろうさん=祖父、その他=子どもたちみたいな(笑) 【TANTO】さん [インターネット(邦画)] 6点(2023-01-19 15:18:01) |
11.いろんな色男をたっぷりと堪能できる色欲を満たしつつ食欲も満たせる 堺雅人(35歳?)の顔面どアップは見ながらでも飯を食えるし酒も飲める が、私が好きなのは豊原君と生瀬君であるたいへんセクスィーでよい 個人的にはコンコルゲンの気持ちは解る |
10.《ネタバレ》 南極の中でもより中心部に近い南極ドームふじ基地に派遣された隊員たち8人の1年。 毎日の食事がうまそうで食べてみたくなる。 一度くらい南極行ってみたいけど半日で十分だな。 【Dry-man】さん [インターネット(邦画)] 6点(2021-07-18 02:11:48) |
9.《ネタバレ》 本作における「南極観測基地」は言わば舞台装置。従って、映画の作りとしては舞台劇仕立てのグルメ系コメディ。だから、極寒の地で生きることの苦しさ、そういうリアリティを求めてはいけません。 そしてもちろん、次から次へと出てくる料理が一層うまそうに感じるのは、食べるしか楽しみがないこのシチュエーションだから。「食」を際立たせるためのロケーション設定、ですかね。堺雅人くん、と言うよりは、フードスタイリストの飯島奈美さん、今回もごちそうさまでした。 そして、観測隊員たち。さすが地球の最果てに左遷されるほどの選ばれし8名だけあって、優秀そうな面々ばかりでした (笑) とにかく、笑いもありますが下ネタがないので、家族そろって安心してみれそう。それって、ありそうで意外と少ないので実は貴重な一作かもしれません。 【タケノコ】さん [ブルーレイ(邦画)] 6点(2020-09-17 18:57:49) |
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8.《ネタバレ》 せっかくの南極疑似体験がドラマ仕立てのオーバーアクションにちょっと水を差されますが、刺身に天ぷら、伊勢海老、ステーキ、フレンチ、カニと入れ替わり立ち替わりのメニューを見ていると、2、3年は我慢できそうな気がしてきます(料理だけで他の事は無視しちゃってますが)。そして最後にオーロラよりラーメンですか、その気持ち痛いほど分かります。 【ProPace】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2018-04-30 15:09:32) |
7.《ネタバレ》 登場人物のほとんどが髪ぼうぼうの小汚いおっさんたち。ですが、実際は各分野のエキスパート。その実力を見せる場面が・・・ほぼありません。地下の氷採取くらいですね。あくまでのんびりまったりと基地での暇つぶしと食事の楽しみを描いた映画です。精神的に追い詰められ、おかしくなりかけている隊員も出てきますが、あくまでライトにコメディテイストで済ませます。ずっぱり割り切ったことは英断だと思います。観測対象のオーロラが出現しても一瞥もせず一心不乱にラーメンを食べ続ける場面など、映像作家ならオーロラの場面は挿入したいものだと思いますがそこもずっぱり割り切っています。ただすこし尺が長く感じられたのは話にしまりがなかったせいのような。最後、遊園地で食べたファストフードのハンバーガーで、うまいなぁ、と漏らしたセリフが真に迫っていて笑ってしまいました。 【kirie】さん [DVD(邦画)] 6点(2015-01-07 15:03:59) |
6.《ネタバレ》 えびのお頭をテーブルの上に置いた時の音が最高でした。が後はあまりおもしろくはなかったです。 【pokobun】さん [DVD(邦画)] 6点(2013-09-07 20:58:21) |
5.料理は美味しそうだし、個々のエピソードも微笑ましい。もう少し隊員たちの仕事ぶりや帰国への渇望感があるとよかった。 【noji】さん [地上波(邦画)] 6点(2013-03-10 15:57:52) |
【akila】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2012-01-15 04:38:16) |
3.南極での食事は質素なのもだと先入観があった。しかし出てくる料理が実においしそうだった。気楽にたのしめる映画だとおもう。 【ホットチョコレート】さん [地上波(邦画)] 6点(2011-12-14 18:43:14) |
2.うん、面白かった。 エピソードは平凡に見えるけど、場所が極地なので、こちらで起きる問題とは格段の重みを持つのだろう。 一人が怪我をしたり閉じこもったりするだけで単純分配でも10~20%の負担増になるし、ましてそれぞれが専門分野を担当するのだから他の人間の負担は計り知れない。 そんな中でも楽しくやってゆくため、コミュニケーションを維持することに長けていないとうまくいかない、冷静に考えると恐ろしく過酷だが、その生活を面白く描けていると思う。 映画は最初から最後までをしっかり描いた、普通ならラストの前ぐらいで終わっちゃうのかなと思ったけど、帰国後のシーンを見てこのベタな演出に逆に感服、とても清々しい。(エンドロール中ビーチバレーのシーンはいらない気がするが) 宇宙船の中や星の開拓などSFでも生活はあんなものだろう、専門的な仕事のできる男はどんな場所にいても無邪気で可愛いものなのです。 【カーヴ】さん [DVD(邦画)] 6点(2011-09-19 15:29:31) |
1.微笑ましい光景が、終始続き、観てるこっちが恥ずかしくなるくらいの仲良しっぷり。あれを支えたのは絆でも使命感でもなく食であるという事が、プロかと思わせる堺さん演じる料理人の目を通して、よくわかる。間が絶妙で、クスっと笑わせられる場面が多くあった。展開に起伏がないので、映画としての面白さには欠けるが、好きになってしまう作品だ。 【Yoshi】さん [映画館(邦画)] 6点(2009-09-11 13:25:09) |