14.《ネタバレ》 原作未読。登場人物や会話などが面白く、演出も丁寧で、音楽も良好。それなりに楽しめるが、物語としてはぼんやり。ぼんやりとしてるのに、無理やり引き締めにかかったような後半のちょっとしたどんでん返しには、ちょっと違和感を感じた。まとめてしまえば、「男運が悪いとか言ってるけど、選んでるのは自分なんだから結局自分の見る目がないだけよねー。現実見なきゃねー」っていう話? なので男の俺には感ずるものはあまりない。 「どんな恋でもないよりましやき」 この言葉に共感できる方なら、気に入るのかも。 僕は、「クソみたいな恋は時間の無駄やき」って思うタチです。 【すべから】さん [映画館(邦画)] 6点(2010-06-16 22:57:08) (笑:2票) |
13.『じゃりン子チエ』の高知のおばちゃん版みたいなものかと思って見ていたら、いきなり違った世界が出てきてびっくり。それまでの雰囲気とは水と油なので、どうにも違和感が残るのですが……。しかし、それをわかっていながら見つめていたみっちゃん・ともちゃんの友情は、美しかったと思います。 【アングロファイル】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2016-11-14 19:46:29) (良:1票) |
12.《ネタバレ》 いろいろ男女問題を抱えた町の人々をおとなしいヒロインが観察していく、って設定かと思っていたら、彼女が一番問題を抱えてたってことがだんだん分かってくる話。あけすけに感情を披瀝する風土のなかでの、秘めた一途な恋が明らかになってくる。映画観終わってみると、その設定だけに寄りかかってて、あとの描写が少し雑だった気もするが(男を引っ掛けるオバサンや電柱倒すオトーサン)、一応まとまったものを観たという気分にはなる。高知県というと『祭りの準備』を思い出すが、あれでもなんか男たちはぶらぶらしてた(原田芳雄が絶品だったなあ)、そういう風土なんだ。そして女たちはパーマ屋で「教育上問題のある」談話をしている。漁師町の風土。男も女も、大人も子どもも、みんなよく怪我をする。活発な風土というか、暴力的風土。車で突っ込んだり車から飛び降りたり。頭より体が先に動く風土。そういう風土の中で、ヒロインのみ、じっと頭だけで過去の恋に沈澱している。子どもを母親に任せたまま「恋人」とトンネルで会ってたり、ただ一人、風土に反してしっとりとした恋愛に生きている。その痛々しさがしだいに分かってくるあたりが味わい。子どもが走り寄ったラストで、彼女は夢のような恋愛から、母親としての自覚に目覚めるのか。この荒々しい風土のなかで生きていけるかなあ。 【なんのかんの】さん [DVD(邦画)] 6点(2011-07-18 13:03:06) (良:1票) |
11.《ネタバレ》 サイバラ映画初見。結局過去から抜けきれないでいる主人公を含め、全員に救いがなかったというお話。ただしそこに生きている人達はたくましい。サイバラだから当たり前だが、連帯がある田舎を変にファンタジーとして見せていないところに好感がもてる。 【楊秀清】さん [DVD(邦画)] 6点(2011-02-13 10:47:56) (良:1票) |
10.パンチのおばさんのシーンをもう少し削ってください。なんか画面が汚いです。 【紫電】さん [DVD(邦画)] 6点(2021-09-05 21:13:21) |
9. 全体としては今ひとつですが、菅野美穂はいい女優だということがわかりました。 【海牛大夫】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2018-01-12 22:21:55) |
【ケンジ】さん [DVD(邦画)] 6点(2015-08-16 19:48:50) |
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7.小池栄子 菅野美穂の好演が光りました。山の婆さんは何を埋めていたんだ? 【東京ロッキー】さん [地上波(邦画)] 6点(2013-09-25 17:25:04) |
6.まあ港町での男と女の泣き笑い人情ストーリーかなと思って見ていたが、オチを知って一転、恐怖感に襲われた(汗)菅野美穂を見かけなかったかと聞かれ、小池栄子が「デートしてる」と言ったときの美容院のオバちゃんたちの顔がひきつっていたのがうなずけます。ホテルから何も言わずに帰ってしまう江口洋介は単に不誠実な男じゃなかったんですね…ちょっとしたどんでん返しで、意表をつかれました。題名からこの内容は想像できませんね。 【イサオマン】さん [地上波(邦画)] 6点(2012-12-27 11:16:05) |
5.演者さん達が凄く良い演技をしてました。引き込まれて魅入ってしまった。ストーリーは港町で起こる自称男運のない女達のお話。パーマ屋に集うオバさんらのお下品トークに癒される(笑) ベランダでタバコを吸いながらナオコを見下ろして微笑むカシマ(江口洋介さん)がカッコ良すぎ!ナオコは皆に見守られていたんだなぁ。下品で皆どこか狂ってるけど優しい街のお話でした。 【movie海馬】さん [地上波(邦画)] 6点(2012-06-30 18:35:16) |
4.原作未読、原作の知識無しでの鑑賞でしたが楽しめました。菅野美穂、小池栄子、池脇千鶴、3人ともそれぞれの良さが出ていていいキャスティグでした。パーマ屋のちょっとお下品、でも愛すべき人間臭さがあるおばちゃん達も良かったです。爆笑を誘う映画ではないですが、可笑しい。ドラマの中の可笑しさの匙加減も良く、日本のどこにでもありそうな海辺の田舎町の人間模様と日々の中にある泣き笑いを、程よいユーモアを交えながら地味に上手く描かれている作品です。 【とらや】さん [DVD(邦画)] 6点(2011-07-23 01:01:26) |
3.《ネタバレ》 なんだかぼんやりとした展開だったけど最後のオチでそれまでのものが一気に悲しくなった。 【しっぽり】さん [DVD(邦画)] 6点(2011-03-22 00:38:47) |
2.《ネタバレ》 主人公の行動に沿って、半分夢の中を歩いているような感覚の映画。モモちゃんが現実を引っ張ってきてくれるかと思いきや、そうでもなく終わる。パンチのおばちゃんたちに下品な言葉を言わせるのが「女の本音」なんだろうか。おばちゃんというのは、あのけたたましい笑いの裏側に涙を隠しているんだと思うんだけど。小池栄子も良かったけれど、殴られ屋池脇千鶴のほうが一枚上手だった。 【のはら】さん [DVD(邦画)] 6点(2011-01-30 17:48:47) |
1.菅野美穂、小池栄子、池脇千鶴、偉大な3女優のための映画。 皆本当にいい顔をする、菅野、小池などはシーン毎に一瞬別人か?と思うぐらい、いろんな顔をする。子役のビンボな子の顔も良かった。 説明がないので設定がちょっと解りにくいが、方言や携帯が出てこない事で土佐の田舎の港町80年代ぐらいか?(スロットは古くはなかったが) ラストシーン後にそれまでの登場人物達のやさしさに泣ける。 小さなコミュニティで起きたプチファンタジー、ATGの映画にこういう雰囲気よくあったなぁ~最近あまり見ないなぁ~なんて思っちゃう感じの映画、悪くない。 【カーヴ】さん [DVD(邦画)] 6点(2011-01-25 09:55:29) |