1.《ネタバレ》 この話、意外と若くない世代にウケるのでは?逆に若い世代からは「こんなこと認めたくない!」という心理から反感を買いそう・・・。妄想シーンのハリボテ宇宙や宙吊りのワイヤーをわざと見せてチープ感を出してるのは、「お前らの夢見てる世界なんて、所詮この程度のお遊戯レベルなんだよ!クサくてウザくて暑苦しい現実の方がよほど素敵だ!それが人生だ!」みたいなことを言いたいんですよね、たぶん・・・。だからこそ現実を認めたあとに出てきた宇宙は「本物」だったということかな?要は、妄想世代のガキを批判・・・とまではいかなくても、こういう女子をおちょくった映画なんだと思いました。だから意外と楽しめたのかも。とはいえ、もうちょっと精度を高める工夫はできなかったのでしょうか?