1.《ネタバレ》 「愛のむきだし」で素晴らしい演技を見せたAAAの西島隆弘が見たくて鑑賞。
今回もなかなかはまり役でいい演技でしたが役どころはちょっと不満。いつもニコニコしているけど何かを抱えているというキャラクターなのですが、終盤では旅立ち、そのままフェードアウト気味だったのは残念。
ラストの「夢」のシーンはこっぱ恥ずかしかったですが画は素敵!でも主人公の幼少時のエピソードをからめたりして、もう少し感情移入できるようにして欲しかった。ちょっと唐突な感じは否めません。
「エジプトのバス」のエピソードや「好きのその先がない」という台詞は出色。それなりに不満もある作品ですが、登場人物たちの素朴さが心にしみる邦画の佳作でした。
個人的には平泉成のスケベオヤジを見れただけで結構嬉しかったりします。