毎日かあさんのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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毎日かあさん

[マイニチカアサン]
2011年上映時間:114分
平均点:6.17 / 10(Review 24人) (点数分布表示)
公開開始日(2011-02-05)
ドラマコメディ実話もの漫画の映画化
新規登録(2011-02-04)【ヒナタカ】さん
タイトル情報更新(2024-10-09)【イニシャルK】さん
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監督小林聖太郎
キャスト小泉今日子(女優)サイバラリエコ
永瀬正敏(男優)カモシダユタカ
正司照枝(女優)トシエ
古田新太(男優)ゴンゾ
柴田理恵(女優)粟田
大森南朋(男優)シマダ
田畑智子(女優)愛ちゃん
光石研(男優)サイバラの兄
遠山景織子(女優)カモシダに絡まれる母親
鈴木砂羽(女優)麦田
森公美子(女優)
矢部光祐(男優)ブンジ
安藤玉恵(女優)米田
坂田聡(男優)
原田武明(男優)
原作西原理恵子「毎日かあさん」(毎日新聞紙連載・毎日新聞社刊)
脚本真辺克彦
音楽周防義和
和田亨(音楽プロデューサー)
撮影斉藤幸一
永瀬正敏(写真(エンディング モノクロ))
鴨志田穣(写真(エンディング アジアの写真(カラー))
製作松竹(映画「毎日かあさん」製作委員会)
テレビ東京(映画「毎日かあさん」製作委員会)
毎日新聞社(映画「毎日かあさん」製作委員会)
WOWOW(映画「毎日かあさん」製作委員会)
キングレコード(映画「毎日かあさん」製作委員会)
ポニーキャニオン(映画「毎日かあさん」製作委員会)
配給松竹
美術丸尾知行
赤松陽構造(エンドタイトル)
編集宮島竜治
録音白取貢
北田雅也(音響効果)
照明豊見山明長
その他東京現像所(協力)
テレビ東京(テレビ番組提供)
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1
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10.《ネタバレ》 先週見た「酔いがさめたら、うちに帰ろう。」と同じ話を妻の視点から描いた作品。「酔いがさめたら、うちに帰ろう。」では仮名になっていた夫婦の名前が実名になっていたり、それを元夫婦である小泉今日子と永瀬正敏が演じる(よく二人ともこの役での共演を快諾したなあ。)というリアリティーを感じさせるつくり。はじまってしばらくはほのぼのとしたファミリー向け映画の様相だが、アルコール依存症の夫・鴨志田が登場してからはやはりディープな展開。アニメ版は見たことないのだが、こんなアルコール依存症ネタを題材にしているとは思えないのでたぶんアニメとはだいぶ違うのではないだろうか。この映画のほうがアニメより原作に忠実なのは西原作品にまったく触れたことがない自分でもなんとなく分かるのだが、子どもも見る時間帯に放送のアニメの実写版としてはネタが暗すぎるように思う。しかし、純粋に一本の映画としてはよく出来ており、親子の川釣りのシーンや雛祭りのシーンなどは映画的である。それでも感動とまではいかないのだが、エンドロールは良かった。小泉今日子の母親役というのを初めてみたが、いい母親という感じはあまりしなかった。永瀬正敏も役柄上仕方がないのかもしれないが、いい父親という感じはあまりしない。祖母役の正司照枝は「カーネーション」の祖母役そのままのイメージ。「酔いがさめたら、うちに帰ろう。」よりは見やすいが、「酔いがさめたら、うちに帰ろう。」のほうが自分としては好みかもしれない。
イニシャルKさん [DVD(邦画)] 6点(2012-06-14 23:15:25)(良:1票)
9.《ネタバレ》 観客のほとんどが子ども連れ。かく言う私も子どもが見たいというので連れて行った。どうにもヘビーそうな内容っぽかったので、さんざんドラえもんを薦めたが、やはり子どもは「毎日かあさん」という題名からしてアニメの痛快さを想像するらしい。でも、観てみると(いや、観る前から分かってた事だけど)この映画の主役は鴨志田さんである。私自身、小学生2人を持つ母親でありながら、「おかしゃん」に感情移入できなかった。唯一理解できるのは、子どもを守るためにはアル中の父親とは一緒にいられない、という思い。それにしたって、鴨志田を完全にバカにしているというかコケにしているというか、あの冷たい視線を観ていると「アル中のダンナを持った妻の大変さ」よりも孤独に苦悩と戦う鴨志田さんに同情。「いい加減酒やめろよ」と言われても、家には酒があって妻は毎晩酒をあおっている。妻として彼の抱える苦悩、弱さに寄り添い支えようという態度がかけらも感じられないので、どうしても彼のアル中を悪化させた一因はひょっとすると・・・、という思いが頭から離れないままに2時間が過ぎた。まあ、実話なので、それがいいとか悪いとか言う事ではなく、おそらくは観た人の多くが、「おかしゃん」ではなく鴨志田さんに心動かされる映画であったことは間違いない。もう少し「おかしゃん」側の苦悩も描けなかっただろうか。「毎日かあさん」は基本的にはおもしろ子育てエピソード満載のエッセイ漫画。映画の内容も出来も良いし、永瀬の迫真の演技は涙を誘うが、「毎日かあさん」ではなかったと思う。
あやりんさん [映画館(邦画)] 6点(2011-03-06 21:16:02)(良:1票)
8.《ネタバレ》 あららら。コレ、同じエピソードを元にした映画『酔いがさめたら、うちに帰ろう。』と逆なんでないの? 『毎日かあさん』ってのは毎日新聞に連載されてるマンガにしてテレ東で放映されているアニメ。サイバラながらバリバリのファミリー向けなワケですよ。ところが、それを原作とする映画はPG-12が相応しいんじゃない?って凄絶な描写が続出するシロモノになっちゃって。『毎日かあさん』と言えば、サイバラの実生活を元にしたエッセイマンガで、だけど、その凄絶な部分の描写は意識的に避けてた訳ですよ。でも、これは離婚に至るアル中暴走部分をしっかと描いていて、何度か突如として登場する幻覚シーンの暴力性がザラッとした感触を与えて、とてもではありませんがファミリー映画として相応しいとは言えないシロモノになっていて。『酔い~』はアルコール依存症が主題として存在しているがゆえに、その描写がもっと欲しかった訳ですが、『毎日かあさん』は家族の日常の面白さが主題でないの? キョンキョンは出てきた瞬間にサイバラだ(笑)ってくらいに化けてましたし、それ以上に永瀬正敏の鴨ちゃんは凄みすら感じさせる鬼気迫る鴨ちゃんっぷりで、ファンとして心動かされまくりでしたが、でも、あまりにいじり過ぎな映像表現(現実と回想、現実と幻覚を舞台的に同一画面上で描く、説明なく時間が戻る)も含めて、コレは『毎日かあさん』なのか?と。サイバラ映画は毎回若手監督の自慰的実験用素材か? サイバラ史上最もメジャーなタイトルで観客を巻き込んでソレをやっていいのか? むー。きっちり鴨ちゃんとサイバラのエピソードをそのままの名前で描いた点自体は良かったのですけど、『毎日かあさん』としては暗過ぎ。ゲージツ性は原作にある叙情だけで十分。あと、エンドクレジットの最後の1つ前の写真は反則。蛇足ですが、愛ちゃん役が『酔い~』では市川実日子、今回は田畑智子。いちいちこちらのツボを突いてきます(笑)。
あにやん‍🌈さん [映画館(邦画)] 6点(2011-02-05 21:35:31)(良:1票)
7.《ネタバレ》 永瀬正敏、ダメなお父さんを大熱演。でもアルコール依存症は大変な難病で克服するのは大変であったことでしょう。小泉今日子との元夫婦共演はなかなかのものでした。しかしキョンキョンは可愛いね~もうそれだけで充分でゴザイマス
Kanameさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2014-02-02 15:42:50)
6.《ネタバレ》 『酔いがさめたら、うちに帰ろう』と併せて観るのがオススメ。キョンキョンと永瀬正敏の(元)夫婦共演というのが話題になったが、そんなこととは関係なく二人とも素晴らしい演技を披露している。しかし、そんな彼らをも食ってしまう子役の二人が何とも可愛らしい。カモシダ氏(永瀬)が登場してからはアルコール依存症のグチャグチャした展開が待っているので、間違っても普通のホームドラマと思って観てはいけない。原作との相違を批判する声が多いが、自分は原作未読なので、違和感なく鑑賞することができた。
フライボーイさん [地上波(邦画)] 6点(2013-01-21 14:56:51)
5.《ネタバレ》 毎日新聞で連載を読んでいたので、西原さん一家の事情は知った上で見ましたが、いや~~、重たかったです。痛快で楽しい母親ぶりを描いた映画と思って見ましたが、実際は、アル中の夫を持った一家の物語でした。間違っても、子どもと一緒に見るほのぼの映画ではありません。吐血と嘔吐と暴力が見たくない人は見ないでください。また、毎日新聞を読んでいると、西原さんは忙しい仕事の合間でも子育てを楽しんでいる様子が感じられますが、この映画からはそれが感じられません。小泉今日子と永瀬正敏は、この皮肉なキャスティングをよく受けたなと思いますが、こう言っては失礼かもしれませんが、2人の間には子どもがいなかったから、子どもへの愛情を演じきれていないように思えます。
チョコレクターさん [地上波(邦画)] 6点(2012-04-27 12:48:16)
4.《ネタバレ》 この映画、小泉&永瀬元夫婦をキャステイングした時点で、妙なリアリティを観客に感じさせるという目的があったならば、八割方は成功したようなものだと思うんですよ。サイバラりえぞうさん原作ものは「ぼくんち」で、小泉漫画家ものは「グーグーだって猫である」で既に鑑賞済ですが、そのどちらよりもこの映画の方が数等面白かったです。実は、サイバラさんを一躍メジャー(?)に押し上げた「恨ミシュラン」で、当時自分が関わった仕事が覆面取材で採点された事があります。確か★2つくらいで、採点が辛いといわれたシリーズでしたが、自分の場合はそんなに悪い評価ではなかった。関係者一同ホッとした記憶が。懐かしいなあ・・・。それ以来、(それ以前にも「ちくろ幼稚園」とか読んでましたが)自分は彼女のファン。確か「鳥頭紀行」で、鴨志田氏が初めて登場し、その後お二人は結ばれ、そして・・・死別されたというニュースを耳にしていました。もちろん多少脚色されているとはいえ、こういう事情があったんですねえ・・・。ふうん・・・。特に「20年間嘘ばかりついてきた」「(鴨志田氏は)自分と同じ匂いがした」っていう、キョンキョン(←いまだにそう呼んでしまうのもどうなんだ)のナレーションが良かったです。自分と同じ匂いがする人間に、俺は人生で未だ出逢えずにいます。おそらく、そういう人間の方が大多数だと思う。それだけでもサイバラ&鴨志田氏は出逢えて幸せだったんじゃないかなあと。映像化が非常に難しいと思われる、サイバラさん原作ものの中では成功の部類じゃないですかねえ、これは。一度、サイバラさんと雀卓囲んでいろんな話をしてみたい。それが自分の夢だったりもします(笑)
放浪紳士チャーリーさん [地上波(邦画)] 6点(2012-04-26 20:59:37)
3.西原1人で毎日かあさん&父さんをこなせる能力あるのだろう。鴨志田役の永瀬は本当に病人のように痩せていた。(相当減量した?)
東京ロッキーさん [DVD(邦画)] 6点(2011-11-22 16:43:43)
2.《ネタバレ》 妻に付き合って鑑賞しました。
子供連れのお客さんも多かったのでほのぼのエピソード満載の平和な作品であるに違いないと思い,微笑みながら見始めたのですが完全に失敗しました。
この映画が劇場に来た良い子のみんなに与えた影響を追跡調査してみたいものです。
まきげんさん [映画館(邦画)] 6点(2011-07-14 13:39:26)
1.《ネタバレ》 これ、ネタ的に「毎日かあさん」というよりは、西原が以前自分のサイトでやっていた「日々日記」をネタにしたような感覚が強いですね。西原漫画の魅力って壮絶であろう自分や家族、その周辺の人々の生き様を軽く受け流して描く所にある訳で、「毎日かあさん」に至っては、これまでの西原漫画以上に軽く、明るく受け流して描いている筈なのですが、この映画に関して言えば、そうした受け流しをかなり深刻に受け止めて作っているという風に感じました。でも、それって「毎日かあさん」かと言うと、あたしにはちょっと違う気がするんですよ。
物語の主題の置き方の問題かもしれませんが、やたらとCMで感動という部分に力を入れるのは間違っているんじゃないでしょうかね。どうしても鴨志田氏のアルコール依存症と死に重きを置いて見に行っている人が多いと思うのだけど、この映画は、本来はそうした映画では無いと思う訳です。その意味では映画自体は鴨志田氏の描写はさらっと流してくれてはいましたが、もっと軽くても良かったのかな、とも思います。
小泉今日子の西原役というのは、実に本人っぽく無くて、実はそれが「毎日かあさん」の西原っぽくて良かったと思います。逆に永瀬正敏の演ずる鴨志田って物凄く迫真の演技ではあるのだけど、「毎日かあさん」での鴨ちゃんという感じがしないので、これが映画として成功しているのかというと、実に難しい所です。この映画と「酔いが~」に関しては両方見ると立体的に見えるのではと「酔いが~」の方のレビューで書いたのですが、原作の主題を考えると、それは間違いであったと思います。その意味でもこの映画の後半はあまりにも鴨ちゃんに話が寄り過ぎるのは、違うと思うし、エンドロールでの鴨志田氏の撮った戦場写真を使うのもやっぱり違う気がしました。別にこの映画は鴨ちゃんの映画では無いからね。永瀬自身の撮った写真はギリギリセーフかな。でも、こういった写真は「酔いがさめたら、うちへ帰ろう」で使われる方がいい気がするんですよね。
ここ数年で西原漫画の映画化が多くされている中では、この映画こそ、家族で明るく笑いながら観る映画で良かったと思うのだけど、そうした雰囲気は最初だけで、後半の重さを見てしまうと、ちょっと余計な力が入っちゃったかな?という気がしないでもありません。
奥州亭三景さん [映画館(邦画)] 6点(2011-02-06 09:40:56)
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【点数情報】

Review人数 24人
平均点数 6.17点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
4312.50%
5312.50%
61041.67%
7520.83%
814.17%
928.33%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 6.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review1人
4 音楽評価 5.00点 Review1人
5 感泣評価 1.00点 Review1人
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