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星を追う子ども

[ホシヲオウコドモ]
2011年上映時間:116分
平均点:4.48 / 10(Review 27人) (点数分布表示)
公開開始日(2011-05-07)
ファンタジーアニメ
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タイトル情報更新(2024-07-04)【イニシャルK】さん
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監督新海誠
演出新海誠
金元寿子アスナ(渡瀬明日菜)
入野自由シュン/シン・クァーナン・プラエセス
井上和彦森崎竜司
竹内順子ミミ
折笠富美子明日菜の母
島本須美森崎リサ
大木民夫アモロートの老人
浜田賢二僧兵隊長
水野理紗池田先生
増田俊樹村人
原作新海誠
脚本新海誠
音楽天門
作詞熊木杏里「Hello Goodbye & Hello」
作曲熊木杏里「Hello Goodbye & Hello」
主題歌熊木杏里「Hello Goodbye & Hello」
撮影新海誠(撮影監督)
製作メディアファクトリー
コミックス・ウェーブ・フィルム
配給コミックス・ウェーブ・フィルム
メディアファクトリー
作画新海誠(絵コンテ)
西村貴世(作画監督/キャラクターデザイン)
美術丹治匠(美術監督)
新海誠(色彩設定)
編集新海誠
録音三ツ矢雄二(アフレコ演出)
山田陽(アフレコ録音)
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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4.《ネタバレ》 みなさん仰る通りジブリの同窓会みたいな作品ですね。このキャラはあれでこれはあれだなどと照らし合わせて見るのも面白いかもしれません(笑)君の名はを彷彿させるようなシーンもあったりするのでそっちから入った方もちょっとニヤリとするかな。他にもいろいろ気になるとこがありまして、まず重要なキャラであるシュンが長髪イケメン君というだけでキャラが薄っぺらいままお役御免してしまう点。主人公が母親を残してあっさり旅に出てしまうのもちょっと薄情に感じるし、そこまでして飛び込んだ世界でシュンや父親と再会したいのかと思いきゃ特に何もないこと。最後に主人公は元の世界に戻るものの先生とシンは二人だけでこれから放浪し続けるのかと思うとかなり後味悪い点など。新海誠監督の作品はこれで全部見ましたが一番監督らしくない作品であり悪い点もあるもののまあ全体としては割りと楽しめちゃった感じです
映画大好きっ子さん [DVD(邦画)] 6点(2017-05-21 21:18:37)
3.《ネタバレ》 一言で云えば、求心力のない作品だ。話の筋が一本通っていないのだ。少女アスナが不思議な少年シュンと出会って、アガルタという異界に旅して成長するという本来あるべき話が、途中で、亡き妻の生き返りを願うモリサキの冒険話に取って代わられてしまっている。アスナはモリサキのお供に成り下がる。そして異界の世界観が複雑で非常に分かりづらいのだ。かつてケツアルトルという神々が存在し、人間に知恵を授け、古代文明を発生させた。やがて人類が独自の進化を始めたことで、その役割を終え、地底世界アガルタに身を隠した。アガルタには願いの叶う石があり、生死の門があり、不老不死があり、神々の船がある。しかし今ではケルアルトルは異形の姿に変貌し、アガルタ人は地上の人間と接触を絶ち、滅びの時を迎えようとしている。このあたりの説明はうまくいえない。きちんと説明されていないからだ。
更に登場人物の行動に理解しがたいものがある。その最たるものはシュンだ。地上にあこがれ、命を縮めると知っていても地上に出て、アスナと出会って、助け、思いがかなったと自殺する。シュンの歌った最後の歌を聞いたのがアスナだったのだが、それがどんな意味があるのか。シュンはそれっきり登場しない。モリサキの行動で不可解なのは、学校の先生をしていることだろう。彼はアガルタを探査する組織に属しているのに。モリサキとアスナの接点を設けようとする無理やりな設定としか思えない。彼は亡き妻を生き返らせるという異常な宿願に憑りつかれているが、どうしてそこまで思い詰めるようになったか、観客が共感できるほど十分に描かれていない。モリサキが願ったからその願いを叶えようとする神の心理も計り知れない。
アスナの行動も共感しにくい。彼女が鉱石ラジオを作ったのは父親への追慕からだろう。石は父の形見である。ラジオで聞いた歌に惹かれたのも、あの世の父の声が心をよぎったからだ。彼女が日常で感じている寂しさは父の不在が大きい。彼女がアガルタでの探訪を望んだのは、父親探しの思いがあったはずだ。だが、父親は一切登場しない。では、シュンを探す旅なのか。それも違う。結局最後まで彼女が成長することはなく、彼女は終始受け身で、モリサキの妻の肉体のための憑代にされそうになるだけだ。彼女は父の不在の寂しさ、シュンの死をどう乗り越えたのだろうか?風景がきれいなのは美点だ。
よしのぶさん [DVD(邦画)] 6点(2014-03-04 03:00:51)
2.《ネタバレ》  正月の夜中。一人モチを飲み込みながら、新海誠の切ないアニメを3連発である。除夜の鐘が鳴った後、雑煮の出汁を取りながら始まった新海誠ナイトは、いよいよ汁粉をすすりながらモチを飲み込み、最新作の放映が始まる。

 あぐらの中心部で丸まる相棒と見入る監督のインタビュー。
「王道を狙った」
「まだ物語の奥行きを知らない子供達に見てもらいたい」
「冒険物の定石の希少性とジブリの例外」
 という意味合いのキーワードに違和感と嫌な予感を感じはしたが、もう二本も見てしまったしと、猫と一緒に見始めた。

 どう言う角度で見ても宮崎駿が昔作った創作動物を思い出してしまう小動物。山深い舞台、制服、異次元、どうしようも無く原っぱなど、正々堂々としすぎている。
「おい。これ以上はやばくねえか?」
 と猫が心配を始めている。実は私もこれは、と心配になってきていた。SFの要素を無くそうと、一貫して片思いの息苦しさを書き続けていた作者が、いきなり冒険活劇をやり始めている事は大変な冒険である、それ自体が。しかもこれでもかとテンプレート化した設定をポコポコと組み合わせてくる。特殊部隊の追撃まで始まってしまうのだが、陰謀劇な雰囲気を纏う。
「陸自の説得力がスゲエな」
 と、猫がスンス鼻を鳴らすが、そのディティールはいったいファンタジーの何に使うんだ?と猫科最弱のくせに手厳しい。SFとか軍モノ好きそうだしなんとしてくれるんじゃ無いの?と頭を撫でてやるが、じっとテレビを見つめるだけだった。

 見終わってみると寓意であるとか、爽やか感であるとか、何となく切ないとか手堅い。しかし猫は不満な様子だ。テレビの前で砂を掛ける足つきをする。やめなさい。
 彼の言わんとするところは商業作品の形態で習作をやってるのがずるい。何となく分かるが、私の不満は実はそこでは無く、作画にコスト意識の匂いがしたところである。これまでのジャブジャブと時間と金を掛けたような背景や色彩が無く、ロボアニメの量産型のような割り切りに残念な気持ちを抑えられなかった。
 あれこれ考えてるうちに雑煮はできあがり、夜明け前のほんの僅かな時間を丸くなった猫を小脇に抱え寝て過ごす事にした。
黒猫クックさん [地上波(邦画)] 6点(2013-01-14 01:44:07)
1.世界系の元締め?真打ち?と勝手に呼んでる新海誠先生の4作目はいままでと趣がことなる伝奇小説風ジュブナイルでありました。ジブリの専売特許的なジャンルに果敢に挑戦した勇気に敬意を表して6点献上。地底世界や死者復活というテーマは古すぎて新海さんには合わないような気がしました。宇宙がいんじゃないかな~やっぱり。
かれくさん [DVD(邦画)] 6点(2012-01-14 16:49:18)
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【点数情報】

Review人数 27人
平均点数 4.48点
000.00%
127.41%
213.70%
3518.52%
4622.22%
5518.52%
6414.81%
7311.11%
813.70%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 4.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 6.00点 Review1人
4 音楽評価 8.00点 Review1人
5 感泣評価 Review0人
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