ムカデ人間のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ムカデ人間

[ムカデニンゲン]
THE HUMAN CENTIPEDE (FIRST SEQUENCE)
2009年オランダ上映時間:90分
平均点:5.31 / 10(Review 45人) (点数分布表示)
公開開始日(2011-07-02)
ホラーシリーズもの
新規登録(2011-06-01)【3737】さん
タイトル情報更新(2021-12-10)【イニシャルK】さん
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監督トム・シックス
キャストディーター・ラーザー(男優)ヨーゼフ・ハイター
アシュリー・C・ウィリアムズ(女優)リンジー
アシュリン・イェニー(女優)ジェニー
北村昭博(男優)カツロー
三宅健太(日本語吹き替え版)
平川大輔(日本語吹き替え版)
脚本トム・シックス
製作トム・シックス
配給トランスフォーマー
あらすじ
捕獲した人間様を容赦なく繫げてしまって数珠繋ぎ。
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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10.「ムカデ人間」…一度聞くと一生忘れない直球勝負のタイトルと、そんなタイトルまんまの内容にはB級映画ウォッチャーとして感動しました。こういう一発芸みたいなアイデアを90分の映画として成立させるのって、実は難しいことではないかと思います。お笑いで言えば出オチですからね。そんなテーマを出鱈目なキワモノ映画に終わらせず、ホラーシナリオの黄金律に当てはめてきちっと作りこんできた辺り、この監督さんの構成力はなかなかのものだと思います。
もうひとつこの監督さんを誉めるならば、スタッフもキャストもやる気を出さないであろうこの企画において、無駄に美しい撮影や渾身の演技を引き出した現場責任者としての手腕の高さが挙げられます。ハイター博士を演じたディーター・ラーザーなる人物が今までどこで何をしてきた人なのかは知りませんが、本作におけるジャック・ニコルソンとリー・アーメイとナメクジを合わせたような見事なキ○ガイぶりは輝いています。無名の老人にこれだけのインパクトを与えられる監督が他にいるでしょうか?また、ムカデ人間さん達にマトモな演技をさせた点でも感心しました。終始裸で他人のケツに顔を押しあてるというみっとも恥ずかしい格好をさせられ、その上常に四つん這いなので肉体的にも相当厳しい撮影だったことは容易に想像できるのですが、そんな過酷な状況にあって質の高い演技を引き出しているのです。部下にやる気を出させることが上司の仕事であると経済誌などにはよく書かれていますが、過酷な条件下で俳優からベストなパフォーマンスを引き出したこの監督さんは、相当優秀な上司であったと思います。起業でもしたら大成功するのではないでしょうか?
とまぁ誉めてばかりなので次は問題点も指摘しますが、この映画の欠点としては監督にエログロへのこだわりがなかったことが挙げられます。設定の過激さに比べると際立った描写は少なく、かなりおとなしめの仕上がりとなっています。ホラー映画であるにも関わらず血の量は最小限で、えげつない部分については観客の想像力に任せて直接的な描写は避けています。せっかく女優さんを裸にしているのにおっぱいはほとんど見えないし、「これが撮りたかったんだ!」という訳の分からんこだわりや熱意みたいなものがあまり感じられません。
ザ・チャンバラさん [DVD(字幕)] 6点(2012-03-31 17:04:53)(良:2票)
9.《ネタバレ》 アイディア一発の低予算映画と思って舐めてましたが、思いのほか丁寧につくられていて、楽しめました。ご存知のとおり、ムカデ人間とは、四つん這いの複数の人間の肛門と口を縫い合わせることで、あたかも1つの生命体であるかのように改造された人間のことで、節の数(素材となる人間の数)は関心事だと思いますが、本作では3という値が採用されています。マッドサイエンティストの部屋に迷い込み手術されるまでは、ドキドキワクワクのホラー映画として楽しめます。手術内容を説明するポンチ絵は、なかなかオシャレな感じなのですが、実際に完成形を見ると、思っていたほど感動しないというか、美しくないのですよね。口側は抜歯して口裂け女状態まで口を切開する一方で、肛門側は肛門を中心に尻のほっぺたを裂けた口にあてがえるように切開してお互いに縫い付けるのですが、1つの生命体を感じさせるには、あまりに接合部の強度が弱すぎるのです。無理な動きをすると接合部が裂けて血が滴るという、これはこれで違った効果が得られているのですが、1つの疑似生命体としての美しさがまったくないのです。膝をV字に曲げて、前の人の足の裏と、後ろの人の肩を接合して、後ろの人が手を外しても重量が支えられるようにした方が、機能的にも、一体感の面でも美しくなるのではないでしょうかっ!
camusonさん [DVD(字幕)] 6点(2024-02-01 17:17:45)
8.《ネタバレ》 もしも、ヒトをムカデみてえに数珠つなぎにしたら…そんなおバカなことをガチでやってるシチュエーション・スリラー。ヒトを拉致って、眠らせて、数珠つなぎ。悪趣味な実験を実施するマッドサイエンティストを怪演。何だか面が四角いよな。若い海外娘2人を引き連れて、ムカデ人間の栄えあるアタマを務めるのは何を言うとるかよう分からん我らがニッポン男児。四つん這いになって、マジメに這いずり回る姿は滑稽ですらある。メシは、栄養あるオイラのクソ喰らえぃ。グロくてエロくて汚ぇ作品だけど、印象には残るよな。
獅子-平常心さん [DVD(字幕)] 6点(2020-06-27 03:56:49)
7.《ネタバレ》 仮面ライダーにでてくるような着ぐるみコスチュームを想像してたら全然ちゃうかった。。
アホなワンアイディアを無理矢理映画にした感じですが、割と真面目に作られていて普通に見れたものの日本人の意味不明な自殺のせいでラストつまらなくなってるのが勿体無い。
映画大好きっ子さん [DVD(字幕)] 6点(2019-05-18 17:38:58)
6.《ネタバレ》 見ました! 嫁さんも子供も閉め出して、部屋の電気も落として。面白かったです。私が何を見ているのか様子を伺おうとした子供に、「何しとんじゃ、ブォケェ!!」と暴言を吐いてしまいました(夜中一人で見ればいいことですよね、DVD借りてきたら、見るのを夜中まで待ちきれなかったんだよ~~ん)。さすがに人間数珠つながりを子供には見せられません。でも、思っていたよりもエログロ度は低くて、私に言わせれば表現はとてもお上品です。トチ狂った外科医の先生、単細胞の日本人ヤクザ、わがままなアメリカ人姉ちゃん達と異色の取り合わせがグッドです。最後まで楽しませてもらいました。エンディングは意外でした。もっと驚いたのは、三部作の告知!
ジャッカルの目さん [DVD(吹替)] 6点(2013-08-12 00:10:17)
5.《ネタバレ》 ウンコというのはあらゆる栄養素を取り去った残りカスなので2人目以降はすぐに衰弱して死にそう・・とか、尿道が繋がってないけど水分採りたい時どうするんだろう・・とか突っ込むのは野暮なんでしょう。
最後の自殺はアメリカとは違ったヨーロッパ人ならでの日本人観が垣間見えて興味深かったです。(でも監督、ヤクザってのはほとんどが日本人じゃないんだよ・・・)
最後に博士が死んでしまって、後ろの人はちゃんと分離して助かるのかしらん?というのが気になりました。
番茶さん [DVD(字幕)] 6点(2013-02-24 08:59:53)
4.《ネタバレ》 「人間の本質は、喉から肛門まで繋がった一本の消化管である」というシニカルな定義をむかし読んだことがありましたが、変態ハイター博士にもきっと影響を与えたと私は確信しちゃいました。それにしてもハイター博士、日本のヤクザを先頭に使ったのは大失敗でしたね(笑)。ハイター博士役のディーター・ラーザーという俳優、シャブ中でやせ細った長塚京三みたいでまさに変態の極北です。もっと凄いのはあの二人の女優、自分のキャリアと未来をドブに捨てる女優魂には思わず涙です。ヤクザ役の北村昭博にはすでに「あのムカデ人間先頭の」という形容詞がついてるくらいですから。 はっきり言って、この映画褒めていいのか貶した方がいいのか悩ましいところですが、繋がった三人を真横から捉えたショットは戦慄を覚えるほどシュールで怖い。でもきっと映画館で観たら、みんなと一緒に爆笑しちゃうんだろうな。 次回作では12人を繋げたそうで第三作目もほんとに撮っているかもしれないですけど、何人繫げるのか興味津々です。もし私が監督なら、先頭と末尾も繋げて“ムカデ人間の環”にしたいですね(我ながらバカです)。
S&Sさん [DVD(字幕)] 6点(2012-03-03 21:12:14)
3.《ネタバレ》 これを思いついて実際に映画にした時点ですでにすごいと思う。
しかしこれ、ダメな人には絶対ダメな内容でしょうね。
意味不明な自害と無能な刑事2人がもったいないなー。
令状取ってから突入したのなら遅くても次の日には応援が来て
見つかる(助かる?)でしょ、と最後の展開は
助かったと前向きに解釈したけど…
虎王さん [DVD(字幕)] 6点(2012-02-06 17:15:49)
2.《ネタバレ》 ホラー映画ってことになってるけど、個人的には完全にコメディ映画でした。特に、日本人のあんちゃんが関西弁を発するたびに笑いがこみ上げてくる(笑)。ちゃんと聞いてると台詞が面白いし、そのシュールな展開も含めいろいろと笑かしてくれる。もちろん血は出てくるけれども、でもグロさは抑えて描かれている。たとえば「結合」の部分は3人とも純白のおパンツを履かされて直接見えないようになってるし、アレを食わされるシーンだってそれ自体が直接映るわけではない。個人的にはもっと過激なものを期待していたので、むしろ「大人しめだなぁ」と感じたぐらい。前述の関西弁にいちゃんもいい味出してけど、変態医師のキャラが相当ヤバい雰囲気出しててこれはかなりの演技だなと関心しました。ああいぅ、結合して一体化させるみたいなアイデアは小中学校ぐらいの時に自分も考えたことあるけど(笑)、それを映画化しちゃう馬鹿馬鹿しさがいいね。しかもシリーズ化までするそうで、、、(汗)
あろえりーなさん [DVD(字幕)] 6点(2012-02-03 18:48:52)
1.《ネタバレ》 「ムカデ人間」

随分昔のホラー映画じゃあるまいし、こんな素敵なタイトルで公開に踏み切った映画会社の勇気にまず敬意を表します。そんでもって映画館はあのシアターN渋谷でなく、どういうわけかシネクイント。カルトな映画ファンの意表をつく珍発想です、はい。
どうせ観にくるのは自分のような物好きしかこないだろうよ、と思っていたら、映画館のロビーではムカデならぬ若者やカップルの行列がw。もう一本公開してる「127時間」ちゃうん?
ほぼ満席、自分の両脇カップルw
後悔しても知らんぞ~っというわけでスタート。
もうね、ほんとおバカな映画。シャム双生児の解離手術に飽きたかどうかは分からんが、自ら変態と認める狂った博士が今度は人間同士くっつけちゃおうっていう物語。ほんとこれだけのアイデア。
そう言えば、監督のトム・シックスに連名で共同プロデューサーにイソナ・シックス?っていうクレジットがあったけど夫婦?それとも父娘?どっちのせよ偏愛なる家系なのでしょう。
さて、そんなキ◯ガイ製作陣の餌食にされたのが、これまたどういうわけか日本人ヤクザ?&あとお決まりの阿呆なアメリカンビッチ2人。
またこの日本人ヤクザ、どうせ日系人かと思いきや関西弁を喋る。当然、字幕無し、驚きw拘束された時にゃ「火事場のクソ力じゃ!」とか博士が結合手術の説明して最中にも「ドイツ人はソーセージ喰ってろ」とか色々と吼えるわけですよ。むしろそっちの方が笑えた。ある意味で最高の役者だったな。最後の方で博士の喉元に噛み付いて一矢向くいた時の「よっしゃー!!」には吹きましたわ。同様に両脇のカップルたちもケタケタ笑ってる。立派なコメディーなのか?!でも悲しいかな、結局この日本人、カミカゼ野郎という設定だけに切腹じゃないけど自害してしまうんですがね。
映像もB級らしからぬ鮮明さすし、グロいシーンはありませんが、想像力豊な方は要注意です^^;
でこれまたどういうわけか続編もでるとの噂が早くもw間違ってる^^;



シネマブルクさん [映画館(字幕)] 6点(2011-08-03 20:26:07)
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【点数情報】

Review人数 45人
平均点数 5.31点
024.44%
100.00%
200.00%
336.67%
4613.33%
51431.11%
61022.22%
7511.11%
848.89%
912.22%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.55点 Review9人
2 ストーリー評価 5.60点 Review10人
3 鑑賞後の後味 4.60点 Review10人
4 音楽評価 4.83点 Review6人
5 感泣評価 2.50点 Review6人
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