1.錚々たる顔ぶれの監督が揃ったオムニバス映画。
目当ては、ヴィクトル・エリセ監督の作品だったが、不発。
代わりに、しぶとくアキ・カウリスマキ監督の作品が、自分の中では最上位にきた。
しがないバーテンダー。
セリフなし。
しかしその分、動きと表情で饒舌に語る。
これがまた、男の哀愁が存分に感じられて、なかなか良かった。
他の三つの短編は微妙なところ。
監督の名前負けしているのは確実といったところだが、これだけのメンツが揃うと、さすがに観に行かないわけにはいかない。
それが映画ファンの心境というものだろう。