5.ラッセ・ハルストレムって名前にまだ貫禄があったころの作品で、両親役がロバート・デュヴァルにジーナ・ローランズと固めてあり、これでヒロインを無名の新人がやってたら、もしかすると小味なホームドラマの輪郭がはっきりしたかも知れない。なのに、ジュリア・ロバーツが入ることで、こっちの気構えが不安定になってしまった。スターが出ることでヘンになってしまう映画というものもある。父親の物語なんかもっと展開してもいいのに、それぞれの登場人物に平均的にドラマを配分して、けっきょく定型どまりになってしまった。かえって独自の物語を持たなかった妹が一番印象に残るというのも皮肉。 【なんのかんの】さん [映画館(字幕)] 6点(2009-10-07 11:58:48) (良:1票) |
4.《ネタバレ》 邦題は「愛に迷った時」だけど、実際にはジュリア・ロバーツは、たいして迷っていそうな気配もなく、ただひたすら表情をクルクルと動かし続けるばかり(表情を見てるだけで結構慌ただしい)。要するに、「旦那が浮気したもんだから、カミさんは娘連れて実家に帰り、楽しく過ごしましたとさ」というオハナシでした。しかも最後は仲直りしてハッピーエンド。えーーーーそれでいいのかーーーと、私の方がむしろコメントに迷ってしまう。うん、多分、次は本当に毒殺されると思うよ。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2010-03-03 23:29:09) |
3.《ネタバレ》 ハルストレム監督の作品を色々観てから本作を鑑賞。ハルストレム監督は僕の大好きな監督の一人なのでオープニングからドタバタ感全開の雰囲気とノリのいい音楽で、いかにもアメリカン・コメディという感じに「え!?これがハルストレム?」という違和感を感じました。まだ彼がアメリカに渡った初期の頃の作品。日本には「郷に入れば郷に従え」という諺もありますが、必要以上にアメリカを意識しすぎたのかもしれませんね。作風はハルストレム監督らしくないですが、のどかな田舎町を舞台に描かれているテーマにはハルストレム監督らしさも感じられます。人生それ程簡単に事は運ばないながらも一度は気持ちが離れてしまった主人公夫婦の今後の人生に希望を感じさせてくれるラストの爽快感にもやはり、これもハルストレム監督の映画なんだと納得させられました。 【とらや】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-05-31 18:26:54) |
2.ジュリア・ロバーツに魅せられて…とても可愛いキュートな女性であることを再認識。全体的にマッタリしてるけど、これはこれでOKな良さがあります。期待していなかっただけに良かったです。 |
1.《ネタバレ》 全体的にまさにタイトルの〝愛に迷った時〝な感じのありきたり映画(旦那の浮気に悩む、子持ちの奥さんの話)で可も無く不可もないですね。でも、やはり奥さん役のジュリア・ロバーツの存在感あふれる演技は評価できると思います。あとジュリアの娘役の子の乗馬シーンもなかなかの見所となってて良かった。点数は5点でもいいですがジュリアが美しく、小顔(どーーーしてこんなに小さいの?)なんでプラス1点献上の6点です。 【ピルグリム】さん 6点(2004-01-10 17:15:01) |