3.《ネタバレ》 チェーンソーでサメを真っ二つ。
チェーンソー持って、サメのお口へダイビング。
サメのおなかから、チェーンソーぐりぐり~。
『そんな映像撮りたいっっ!』ってのが先にあって、ストーリーは後から付け足したんじゃなかろうか。
意外だったのはタイトルにもなってるシャークネードが発生するのって、結構後半になってからなんですね~。
それまではただのパニック映画。
いや、ただの、は言い過ぎかな。なにしろ、普通のパニック映画じゃありませんから。
丘の上にある住宅が、なぜか突然水浸し。密閉されているわけでもないのに。いったいどーゆー状況??もしかして知らん間に丘の上まで波がきたの~?
と思いきや、外に出たら全然水はきていない・・・。車だって走れちゃう。・・・・なのに家は浸水・・。
いや、もう考えるのはよそう。こーゆー映画は考えたら負けです。
そーゆーわけのわからん奇想天外な物理法則さえ思い切って目をつぶれば、結構楽しいサメ映画だと思います。
特に、『車の周りをサメがうようよ泳いでいるよ~』のシーンは、絶対にありえないからこその面白さがありました。
サメが泳げるほどの水位まで水がきちゃったら、車は動かないはずなのに、『防水だから』の一言で片づけちゃう適当さ。嫌いじゃないです。
思っていたよりずっとパニックパニックしていたのはとても良かったです。
ちょいちょい挿入される人間ドラマが、映画のテンポを悪くしちゃっているのが実に惜しい。