13.《ネタバレ》 その強さとは裏腹に、映画ごとに演じる男が背負う悲しき過去や、内面に抱える心の闇。 近年のリーアム・ニーソンの定番のキャラクター設定とストーリーに目新しさは無いですが、 もはや安心して見ていられる鉄板の安定感です。絵になる。渋い。アクションもまだまだいける。 本作は微妙な関係にある敵役のボスにも大物を配したことで、ドラマ的にも味のある作品になっています。 久しぶりにエド・ハリスを見たのでその老け具合に驚きましたが、作品を引き締めるさすがの存在感があります。 戦慄の一夜が明け、息子との和解と息子の家族との顔合わせイベントと、最後に穏やかな時間が訪れると思いきや、 最後にもう一波乱。映画的には最後のまさかの一波乱、これも分からなくはないけど、 それよりもようやく訪れた穏やかな時間の中で、ニーソンを追い続けた刑事との最後の絡みが見たかったですね。 【とらや】さん [DVD(字幕)] 6点(2018-04-29 01:11:14) (良:1票) |
12.《ネタバレ》 よくある、ただリーアム兄さんが悪役をボコりまくるだけのリーアム兄さん無双映画ではなくて、結果的に敵となってしまう相手が旧友で、むしろそれまで救われてきた、信頼していた相手だったという設定が物語に深みを与えてます。それまで罪を重ねてきた男の贖罪の物語であるという点も世界に奥行きを与えて。 だけど全体の印象は「雑」。 なんかあちこち作りが雑なんですよね。組織から買収されていた警官2人を射殺した時点で警察側からの危機終了とか、店に突入して数人射殺して組織壊滅とか、脚本的にはそれでいいんか?と(少なくともニューヨーク全体が敵みたいな宣伝文句は大嘘です)。 会話シーンでの単純でめまぐるしいカットバックは冗談のようで。 カーチェイスシーンでは頻繁にシフトノブを操る手元がインサートされますが、肝心のクルマの動きはワリと直線的でシフトチェンジ要らんだろ、みたいな状況ばかり。シフトノブはクルマへの気合注入棒か?っていう。 アクションシーンではカメラ動かし過ぎのカット割り過ぎで、もつれ合う二人、どっちがどっちだか判断しづらく、クライマックスの湖畔のシーンでは主人公、息子、殺し屋、家族の位置関係がまるで判らず。 夜のニューヨークの空を翔ける凝った映像の影で、大量の雑な映像を見せられている感じ。 雰囲気はいいけれど、大きな部分も細部ももっとちゃんと作り込んで欲しかった、そんな映画でした。 【あにやん🌈】さん [映画館(字幕)] 6点(2015-05-19 21:37:15) (良:1票) |
11.どんでん返しとか意外性のある映画が増えたせいなのか、こういう真っ当な映画を観ても面白いと思えなくなっている自分に今更ながら気づいた。 キャストは申し分なし。 一晩で完結、という設定もいい。 でもね、心に残らないんだよね。 リーアム・ニーソンのアクション映画ってリストに載って、久々に骨太な漢の映画を観たなあ、って感じ。 これは観る側に問題があるような気がして怖い。 |
10.たとえばアマゾンプライムの映画リストから映画を選んでて、「これ観た事ない映画だ、レビューも書いてないし」…と観始めたら「いやこれ観た事ある奴じゃん!」となる事、ありませんか? これがそうでした。 冒頭シーンからもう「これ絶対観た事ある奴だ…」と。 映画のタイトルやキャストなんかは覚えてなくても、実際の映画のシーンをちょっと観るだけで「あ!」ってわかりますよね。 人間の記憶力って面白いものです。 なぜレビューを書かなかったのか(単にめんどくさかったからでしょうが)覚えてないですが、時間潰しには十分なそこそこ面白い映画です、はい。 【あばれて万歳】さん [インターネット(字幕)] 6点(2020-06-09 19:30:25) |
9.まさに見たいものがここにある。という感じの映画でした。 リーアムのアクション映画というとイメージ通りの期待を裏切らないものが多い。 よく言えば、求めた通りの映画。 悪く言えば、それ以上のものはない。 まさに、元〇〇の凄腕の映画が見たいと思って観れば期待通りの映画です。 【シネマファン55号】さん [インターネット(吹替)] 6点(2019-01-08 14:57:24) |
8.タイトルが示すように一晩という限られた時間内に巻き起こる事件を描いたサスペンス。 こういうタイムリミットを設けている映画は緊迫感があって良いね。終始暗い画面で、ハードボイルドな雰囲気も凄い良かった。 ただし、ストーリー自体はよくあるマフィアの内輪揉め的内容で、あんまし惹かれるものはなかった。リーアム・ニーソンがちょっと情けない親父風だったのは新鮮で良い。 トイレで格闘してそのまま列車に乗り込むシーンがあったが、絶対周りは臭いだろうなぁといらぬ心配をしてしまった。 【ヴレア】さん [インターネット(吹替)] 6点(2018-04-01 20:58:00) |
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7.役者の力量ってのはほんとに大事なもので、今作についてはリーアム・ニーソンとエド・ハリスがその佇まい、存在感だけでそれまでの彼らの人生を体現できているからこそ。脚本では、ニーソンの過去をいちいち語らない。エドや刑事とのやりとりでおぼろげに想像できる程度で、でもニーソンの鬼気迫るくたびれ顔だけで、説得力が再現ドラマの何倍もある。下手に過去シーンを入れなくて正解であろう。 そして悩める親バカ エド・ハリス。その苦渋の表情一本で、親バカすら肯定する力がある。それにしても年取ったなあ。 展開は正直ハラハラするほどのものでもなかった。けれど、夜がほとんどの画が夜景ならではのなめらかなキレイさがあって好きだし、激渋俳優お二人の醸す人生のビターテイストが心に沁みる一品なのだった。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2016-11-11 23:05:33) |
6.冒頭付近は分かりにくいが、中盤からのテンポも良く見応えもある。 ハードボイルド系としては観やすい。 【simple】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2016-10-08 21:41:03) |
5.凄い緊迫感。今回のリーアムニーソンも情けないおとっつぁんがボロボロになりながらどんどん強くなっていく期待通りのアクションを見せてくれます。エドハリスもいい味出してます。ラストも綺麗に纏まってて良かった。 【にしきの】さん [CS・衛星(吹替)] 6点(2016-06-29 09:55:55) |
4.《ネタバレ》 なんだろう、リーアム・ニーソンのこういうストーリーにやや飽きてきた。それでも安定感があるからついつい観てしまう。 【ぷるとっぷ】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2016-05-22 15:54:15) |
3.リーアム・ニーソンとエド・ハリスがいい感じだっただけに、その後の殺し屋の話はいらなかったな-という感じ。リーアム・ニーソンは好きだけど、そろそろ陰のある殺し屋は飽きてきました。しかし、明るいリーアム・ニーソンもイメージできないし、彼はこの後スティーヴン・セガールみたいになっちゃわないかとちょっと心配でした。 【木村一号】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2016-05-07 12:09:00) |
2.結構好きな俳優リーアム・ニーソンが主演するアクション映画ということで鑑賞。主人公は、マフィアの元殺し屋で今は落ちぶれ酒浸りの日々を送っている。そんな中、事件に巻き込まれた息子を助けるためやむを得ずボスの息子を射殺してしまう。復讐に燃えるボスから息子を守るため、我らがリーアムが頑張るといった内容。いつものアクションに哀愁を味付けした感じ。名優エド・ハリスがこの映画のハードボイルド感を高めている。突っ込みどころも結構あるけど暇つぶしには良い映画かと。 【ぽじっこ】さん [CS・衛星(吹替)] 6点(2016-05-05 09:44:32) |
1.マフィアの掃除屋がボスに反逆するクライムアクション作品、ド派手な演出は殆んどなく 逃亡者から追跡者に代わる見ごたえのある作品でした。 【SAT】さん [インターネット(字幕)] 6点(2015-07-17 17:12:00) |