2.《ネタバレ》 ミケランジェロ・プロジェクトって邦題がなんか安っぽい感じですが、キャストはものすごく豪華ですよ〜。
ジョージ・クルーニーとつながりの深い役者さんたちが揃ってくれたんでしょうね。
恥ずかしながら美術品を救出するための部隊が存在していたなんて知らなかったものですから、
とても興味深かったですね。なんせおっちゃんだらけでとてもじゃないけど兵士に見えない。
人の命をかけてまで、美術品を救う価値はあるのか?という台詞がありますけど、それに対する
ストークスの回答がウンウンとうなづけるものでした。美術品は、文化そのもの。
特に写真などの記録技術がなかった昔の人たちを知る上でとても貴重。
文化を守ることはとても尊い。それがなかったら、人類の営みは無味乾燥で空虚そのものであります。
戦時中は特にそのことが見失われがちで、戦争が終わった後の時代のことを考えての行いなのだと考えると、
この部隊の存在は本当に重要ですね。
映画としては少々散漫な印象も否めませんが、そういうことを知れただけでも見る価値はあったかなと。