17.技術力が高い映画でした。撮影のすごさと編集の見事さには目を魅かれます。ただ、物語に面白味がないのが、弱点です。ディカプリオの演技は、すごいとか、素晴らしいというより、努力賞、頑張ったで賞という感じ。どうせオスカーあげるなら、別の映画であげた方が良かったと思いました。ヨーロッパからアメリカにわたってきたイギリス人、フランス人、それと原住民のネイティブアメリカンの関係がわかっていないと、物語を理解するのが大変そう。 【shoukan】さん [映画館(字幕)] 6点(2016-05-13 23:49:21) (良:1票) |
16.見応えのある復讐劇だった。レオ様おめでとう。 【センブリーヌ】さん [インターネット(吹替)] 6点(2023-10-10 18:01:48) |
15.とにかく寒そう。そして過酷と悲惨とグロのてんこ盛り。ひたすらそれだけを追求したような作品。生きるか死ぬかだけが焦点なので、心の襞とか、人情の機微とか、そんな面倒くさいものはどうでもいい感じ。根源的な欲求に訴えかけられるという意味では、堪能させてもらいました。 それにしてもディカプリオは、〝極端な人〟を演じるのが好きですね。まさに心の襞とか、人情の機微とか、そんな面倒くさいものを演じ分ける必要がないので、かえって楽なのかも。よく知りませんが。 【眉山】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2021-01-11 01:13:10) |
14.《ネタバレ》 ダイ・ハードもかなわないかも?な主人公の無敵ぶり どうして墓から自力で出られるのか、そこから私の頭は 「 ??? 」 でいっぱい。 後のシーンでも、「そんな回復力があるなら、最初から仲間に迷惑かけずに山を登れたんでは?」と思ってしまう 妻?は命の危険があるときに出てくるのかしら・・・ だとしたらラストは、「あなたはまだ死にませんよ~」てことなのかな でもそれは主人公の望みに叶うものかどうかはわかんない? という終わり方・・・ だったのかな・・・ ストーリーは、盛り上がりは少ない・・・というより 途切れない苦難の連続でテンション落ちる間が無いので疲れるというべきか。 無敵ぶりは現実離れしていましたし、ストーリーもそれなんですが、最後まで気になってずっと見てしまう。 目が離せなかった。 面白かった。 【スズメッキの魔女】さん [CS・衛星(吹替)] 6点(2019-03-31 21:43:43) |
13.確かに単調ともいえるシーンが長かったけど、結構面白く観ることができた。でもグラスは痛くて寒くて、よくまあこれだけの困難が降りかかるもんだとあきれるくらい。あと、足の骨折から回復するのが早すぎる。 【noji】さん [インターネット(字幕)] 6点(2018-10-30 23:22:59) |
12.《ネタバレ》 ディカプリオについては、設定上やむを得ないとはいえ長髪とヒゲと厚着武装で表情や細かいアクションのほとんどは隠れてしまい、設定上やむを得ないとはいえ大ケガによって動作のほとんども制約されてしまっているので、演技力に関しては発揮する場面がほとんどなかったんじゃないかと思います。また、期待しまくったエマニュエル・ルベツキのカメラも、序盤の戦闘シーンは、飛んでくる矢を画面の隅だけで捉えるという高難易度の技を見せつけてくれましたが、その後は、登場人物を超近接で舐めるようにつかむショットと、雄大な風景の遠景シーンの繰り返しでした(それはそれで迫力はありましたが)。しかしそれらを踏まえても、この単純な筋でこれだけのシーンを積み重ねたイニャリトゥ監督の何かが暴発しているような執念深さは、賞賛されるべきでしょう。 【Olias】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2017-07-15 01:55:39) |
11.《ネタバレ》 インディアンとの戦いとか、熊のシーンとか、ホントに手に汗握るシーンばかりで、また、林とか山とか自然の偉大さを移すシーンとかとともかく映像に圧倒されました。けど、フィッツジェラルドの気持ちもわからなくもない。あの状況でヒューが生きられるとはとうてい考えられない。普通の戦争物の映画だと「俺のことはかまわうず行け」のシーンでしょ。あと、冬の川の寒さを知っているだけに、いくら何でも死ぬでしょ、って思っちゃいました。最後のシーンもなぜ2人?デカプリオの演技はすごかったけど、どうも感情移入できない設定でした。 【木村一号】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2017-05-16 18:39:33) |
10.すごく期待したのにストーリーがいまいち。 映像も役者もすごくいいのに脚本が。。 |
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9.ディカプリオ、アカデミー主演男優賞、受賞作..“はずれ” はないと思い鑑賞..確かに、俳優として、ある意味、かなり頑張っている..撮影、制作スタッフの、想像を絶する大変さも、ひしひしと伝わってくる..だがしかし、物語として、映画として、微妙..かな..全編、ただ、ただ、ひたすら、壮絶 & 壮絶..観ている者を圧倒するサバイバルが繰り広げられ..アメリカ北西部、極寒の荒野を、生き残りをかけて、さまよう 主人公..そして復讐を誓う.. 冷静に振り返ってみると、強烈でインパクトのある映像に反して、ストーリーの中身は、これといって深みがある訳でもなく、むしろストレートでシンプルそのもの..映像で訴えかけるタイプの 映画..私的に、これを “秀作”、と評せるほど、映像バカではない... 【コナンが一番】さん [DVD(字幕)] 6点(2016-10-03 22:19:57) |
8.《ネタバレ》 インディアンとの戦い~熊の襲撃~息子の死までの約1時間は本当に楽しめた。 皆さんも仰っているが、冒頭のインディアンとの戦いはリアルすぎて怖いくらい。 カメラ視点も迫力満点で、これだけでもチケット代位は観とく価値あります。 弓矢がこんなに怖いなんて思える映画は初めてでしたよ・・・。 それ以降は、比較的落ち着いた空気間で、退屈に感じてしまう時間も。 まぁ、映像美が凄いので、映画館で見ていたら感想も変わったかもしれないですね。 この映画は、IMAXで見ておいたら良かったなぁと後悔です。 それにしても、「ブラックダイアモンド」を観た時にも思いましたが、 タイタニックのディカプリオが、こんな渋い演技派俳優になるとは!個人的にはすごく嬉しいですね。 【はりねずみ】さん [DVD(字幕)] 6点(2016-09-22 18:20:35) |
7.《ネタバレ》 熊に襲われるシーンがすごい!結構かなりビックリした。。。当然CG(あたりまえだ)だけど妙にリアリティがあって熊まじで恐ろしいわ~。あんな状態から生き返るとは思えなかったけど、そうじゃなきゃ話は進まないからね(苦笑)。壮大な自然の光景とセリフ類を極力排した演出が良かった+途中からサバイバル技術すげー、と感心しながら観てました。 ある意味ディカプリオ様のオスカー獲得も納得の出来でゴザイマシタ 【Kaname】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2016-09-20 12:36:13) |
6.《ネタバレ》 臥薪嘗胆。復讐のためなら雪床に這いつくばり、馬の腹の中でも眠る。ムスコを殺害され、瀕死の状態で極寒の雪山に置き去りにされた漢の壮絶な復讐の旅。もはやヒトではない、獣の形相で前へ進む。レオ様悲願のオスカー獲得。ラストのカタキとの一騎打ちは西部劇風な気高さ。 【獅子-平常心】さん [映画館(字幕)] 6点(2016-05-06 03:59:44) |
5.《ネタバレ》 復讐がメインのもっとドンパチやる映画かと思いましたがサバイバルがメインでしたね。 前半の熊に襲われるシーンが非常に印象的で実際に襲われたらああなるんだなぁと思いました。 リアルではきっちりトドメをさされると思いますが・・・。 あれだけフルボッコにやられて足も折れていたっぽいのに 救急道具もなく、悪環境、食事も満足に取れないなか 数日で治っているという主人公の不死身っぷりが少し不自然さを感じました。 レオの演技、トムの悪者っぷり、自然の映像は非常に良かったです。 【とむ】さん [映画館(字幕)] 6点(2016-05-02 02:03:30) |
4.《ネタバレ》 冒頭でまずレオナルド・ディカプリオがほとんど瞬きをする事なく銃を撃つショットに少し驚き、この映画で彼はほとんど瞬きをする事が無いだろう事を なんとなく予感しその通りに進行していくのだが、そのディレクションの意味も中盤でより明瞭となる。 スコープサイズ画面の半分を遠景、半分を極端なクロースアップで占める構図の多用によっても、人物や動物の見開いた眼へのこだわりは特徴的だ。 もっとも、目を瞑る度に妻や息子の回想シーンや気取ったイメージショットが頻繁に現れてはドラマを引き延ばしにかかる訳だけれど。 そうした中、アルフォンソ・キュアロン『トゥモローワールド』の長廻しからさらに難易度を高めたアクションシーンの機動的なワンショットは やはり圧巻である。 樹上からの人体落下、顔面を貫通する矢、林間の乱戦から騎馬戦への視点切り替え、それらを繋いでゆく高難度のカメラワークの合間に陽光を瞬間的に入れ込んで生々しさを際立たせるところこそルベツキの本領だろう。 評判のよい「美しい景観」のロングショットはただ美観にとどまる限り、それ以上のものにはならない。 【ユーカラ】さん [映画館(字幕なし「原語」)] 6点(2016-04-29 21:37:01) |
3.《ネタバレ》 最後の最後に、ディカプリオが意味ありげにこちらを見つめるし、「復讐の先に、何があるのか」なんて宣伝コピーがあるので、何かしら現代社会への風刺かメッセージがあるんかいなと深読みしようとしましたが、わかりません。 単純に、アメリカ西部開拓時代の、壮絶サバイバルものとして理解しました。この映画のディカプリオはアカデミー主演男優賞というより、寒中ガマン大会でよく頑張りましたで賞に値します。 風景描写は見事だし、面白くないわけではないのですが、なんとも暗い話だなあ。やっぱりこの監督さんは苦手です。 【Northwood】さん [映画館(字幕)] 6点(2016-04-28 00:53:04) |
2.《ネタバレ》 水の音、風の音、木々の音、静寂、自然界が生み出す様々な音。雪、山、川、空、土、石、木々、自然界が生み出す様々な景色。それら音や景色を臨場感たっぷりに体感させてくれる。そんな映画です。熊に襲われるシーンが一番のクライマックスで、あとは何一つとして盛り上がりません。ただただ自然の美しさや過酷さを思い知っていくだけです。ディカプリオ様の演技もほとんど一人芝居の一本調子。別に悪くはないし体当たりで挑んでいる姿には敬意を評したい。だけどそれが最優秀かというとハテナである。この映画自体も撮影技術等の水準地が上がっているだけで、幾多ある復讐劇モノと何ら変わらない。故にディカプリオ演じる主人公グラスの人間性があまり複雑に浮かび上がってこない。ラストの復讐を天に委ねる件も、なんか都合良すぎです。だいたい「天」じゃないしね。ネイティブ・アメリカンだしね。ただね、じゃあ観る価値がないかというとそうじゃない。むしろ劇場で観てほしい。こういう映画は劇場で観てこそナンボですから。先にも述べたように、映像と音響は圧巻の一言です。日々の喧騒を忘れ、雄大な自然に身を委ねる。そんな2時間36分です。 |
1.《ネタバレ》 ジャパンプレミアで鑑賞。 大自然という名の神の下で剥き出しの生と死の闘争を繰り広げる生命達のお話。言いたい事は大体1時間程度で判る映画なので、上映時間2時間37分が長い長い。 ディカプリオ頑張った、撮影大変だったね、っていうのは伝わってくるんですが、意外と期待したよりも映画の中の空気は希薄な感じ? 題材的にオリジナリティに富んだ作品なのかな?と思ったのですが、『プライベート・ライアン』が『シン・レッドライン』になって突如『スター・ウォーズ 帝国の逆襲』か!みたいな既視感で散りばめられた映画で、大仰なカメラワークや(監督の前作がそうだったので、仕方ないのかな?)CG使いまくった感じが娯楽大作に針が触れそうな不安定な感じを醸してしまって。 で、それを抑制するかのように大自然ですよ、って映像がマーキング状態で頻繁に挿入されるわけですが、まあ、多用し過ぎかなぁ。 息子を殺されて何もかも失った主人公が、ただ復讐心のみによって生への執着を見せるっていう物語は、最終的にこれは復讐物語ではないんですよ、ってところに辿り着きはするんですけれど、でも主人公はアレはアレで実のところ満足だったんじゃない?彼的に達成感とかハッピーな感じとかあったんじゃない?みたいに感じられてしまって、そんなところも不安定な印象。 あと、過剰に鳴る音楽がやかまし気味。でも試写には珍しくドルビーATMOSで上映されたのですが、これまでATMOSのトップスピーカー(天井のヤツね)の存在ってちっとも実感できない映画が多かった中、今回は確実にソレを実感できる描写がありました。音の移動の演出をじっくりと聴かせてくれて。映画音響マニアにはATMOS上映お薦め。そこかい!ってツッコミ対象なシーンですけど。 見終わって最もずっしりと心に重くのしかかったのは「可哀想な小熊ちゃん達・・・」でした。 上映終了後のディカプリオの舞台挨拶が5分くらいで終了で笑っちゃった。 【あにやん🌈】さん [試写会(字幕)] 6点(2016-04-04 19:36:09) |