1.《ネタバレ》 今までのスピルバーグ作品の中では一番、対象年齢が低いですね。幼稚園から小学生あたり、純粋に子供達のために作られた作品。
向こうではこの児童書は有名なのだそうですが、私は全く知らなかったので、子供に戻って一から堪能いたしました。
孤独な少女と孤独な巨人の心温まる交流。映像的には、やっぱり夢のなる木のシーンの美しさですかね。ほんとファンタジック。
一番笑えたのはやはり宮殿での食事シーン。コーヒーをクソまずいと吹き出して給仕たちにかかるのがいいね。
そして、まさか女王にもプップクプーをやらすとは!
島に落下させた巨人たちにキュウリのタネ送って一生食わせるとかいう平和的かつ残酷な仕打ちも笑えた。
特典映像を見て知りましたが、本作の脚本はETの脚本を担当したメリッサ・マシスンだったのですね。
撮影中にもずっと顔を出していて、映像でも楽しげにお話してる様子が見て取れました。
でも撮影後に亡くなられたとのことで、寂しそうに語るスピルバーグが印象的でした。