2.《ネタバレ》 頭髪を薄くし、腹をダボーンと太らせてみっともないおっさんの役を演じきっている。
マシュー・マコノヒーの本作にかける意気込みは伝わってきます。
ただ、どうなんでしょう。主人公は自身が金鉱を見つけ出す役柄というより、
金鉱を見つけるアコスタと資本家を繋げる橋渡しみたいな役回りでしたね。
ビジネスの話を持ちかけてきた人物に対し、鉱脈を見つける経験はどんなものかを
語るシーンがありましたが、実際にそういう絵面がないのが残念なんですよね。
ツルハシで鉱脈をカンカンやって、キラリと光る鉱石を手に持つみたいなね。
勿論、そういう絵面がないのは話の都合上仕方のないことなんだけど。
実際の話を元にしてると謳ってますが、終盤の展開はすごく映画的に感じました。
まぁ、ああでもしないとケニーが可哀想すぎるか。