荒野の復讐のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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荒野の復讐

[コウヤノフクシュウ]
Comin' at Ya!
1981年スペイン上映時間:91分
平均点:6.00 / 10(Review 1人) (点数分布表示)
アクションウエスタン3D映画
新規登録(2017-10-14)【鱗歌】さん
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監督フェルディナンド・バルディ
キャストトニー・アンソニー(男優)
ジーン・クインターノ(男優)
ビクトリア・アブリル(女優)
原作トニー・アンソニー
脚本ロイド・バチスタ
ジーン・クインターノ
音楽カルロ・サヴィーナ(uncredited)
製作トニー・アンソニー
製作総指揮ジーン・クインターノ
編集フランコ・フラティチェリ(uncredited)
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1.80年代に入って、まだマカロニやってるのかよ、などと言うなかれ。いや、言ってもいいけど。でも本作、ただのマカロニ・ウェスタンじゃない、なんと「3D」というギミックを備えた珍品であります。と言っても、別に私も3Dで観た訳じゃないんですけどね、でも、観ればコレ、3Dとして作られたことは一目瞭然。何せ、弓矢やらダーツやら、飛んでくるものはすべてコチラに向いて飛んでくる。尖ったものはすべてコチラを向いている。落ちるモノはことごとく、下から構えたカメラに向かって落とされる。しまいにゃ、赤ちゃんのお尻までコチラに向かって突き出され、いくら何でもそこまでやるか、と。
内容はと言うと、悪党たちに花嫁を奪われた主人公が、妻を奪還すべく戦いを挑む、ってなオハナシですが、主演(かつプロデューサー)のトニー・アンソニーが、フニャフニャしてるばかりで凄みも何もあったもんじゃない。何だか情けなく見えるばかりで、ちっとも魅力が感じられません。そうなると、物語もまるで引き締まらないのですが、一方で、本作には独特の情緒を感じさせるものもあって、これは、3Dを別にしても、パートカラーがあったりパートモノクロがあったり、スローモーションが多用されたり、妙なコダワリが独特のマッタリ感を出しているんですね。あと、コウモリが襲ってきたり(ハリボテだけど)、ネズミが襲ってきたり(これは本物)、といったあたりは、ちょっとオカルトテイストも感じさせます。要するに、雰囲気重視で策に溺れて、中身が無くなっちゃった、という感じ(「狩人の夜」みたいに、指の背に書いた「LOVE」の文字を見せたりするのも、雰囲気作りの一環、のつもりですかね)。
でもこの雰囲気、『シン・シティ』なんかが好きな人なら、結構、楽しめるかも
鱗歌さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2017-10-15 12:13:53)
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【点数情報】

Review人数 1人
平均点数 6.00点
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100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
61100.00%
700.00%
800.00%
900.00%
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