バーニング 劇場版のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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バーニング 劇場版

[バーニングゲキジョウバン]
Burning
(버닝)
2018年上映時間:148分
平均点:6.92 / 10(Review 13人) (点数分布表示)
公開開始日(2019-02-01)
ドラマサスペンスミステリー小説の映画化TVの映画化
新規登録(2019-02-24)【BOWWOW】さん
タイトル情報更新(2025-03-14)【Cinecdocke】さん
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監督イ・チャンドン
キャストユ・アイン(男優)イ・ジョンス
スティーヴン・ユァン(男優)ベン
岸尾だいすけイ・ジョンス(日本語吹き替え版)
原作村上春樹『納屋を焼く』
脚本イ・チャンドン
撮影ホン・ギョンピョ
製作NHK
イ・チャンドン
配給ツイン
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5.《ネタバレ》 なんて事のない淡々とした展開の連続ながら終始不穏なムードで最後まで見届けられたのは、
イ・チャンドンの地に足をつけた演出のお陰と言っても良い。

ただ、「これで終わり?」感は否めない。
ビニールハウスを焼くシーンはイメージ上だけで、"底辺"として、"存在意義"としてのメタファーなのは分かる。
都会的で洗練され、どこか人間らしさがないベンの不気味さも、野暮ったいジョンスの風貌と対比してより際立たせる。
姿を現さなかったヘミの飼い猫に、幼少時代にヘミが落ちた井戸の存在、あれらはどこまでが本当か嘘か揺さぶりをかける。
格差が著しく目立つも、嘘でも共感を寄せ、見栄を張らないと生きていけない韓国社会の息苦しさは女性なら尚更だ。
でも、そこで終わりなんだよね。

ヘミが死んだのは確かかもしれない。
ただ、匂わせだけで殺されたのかも分からず、ベンを疑い、刺してしまった。
真に燃えたのはビニールハウスではなく、彼が乗っていたポルシェだった。
ジョンスの社会に対する強い情念だけが残る。

あやふやすぎる"こんな世界"で生きていく意味とは?
ただ耐え忍ぶか、逃げるか、創作に昇華するか、反社会的行為に転じるか。
大人になったら肯定してくれる人なんて少ない以上、自らご機嫌取りしていくしかない。
Cinecdockeさん [インターネット(字幕)] 6点(2025-03-20 23:15:40)
4.《ネタバレ》 序盤から中盤くらいまでおっぱいしか見所がなかったけど、失踪した途端にミステリー作品らしくなった。
たぶん殺されたんだろうなぁって思いながら見てたけど、真相がわからないまま終わるというのは斬新だった。
猫とか、井戸とか、意味深なヒントはあったけど、確信に至る結論は出せなくて残念でした。
いろいろな解釈があっていいということなんだろうけど、モヤモヤするよね。
もとやさん [インターネット(吹替)] 6点(2022-02-02 16:27:20)
3.非常に奥深く難解なミステリー。

抑揚がなく、淡々と物語は進む。

観賞後、考察サイトで多くの方の感想、解釈を見て内容を理解する。

エンタメというより文学的な作品(村上春樹っつぽい?)なので、好き嫌いが別れるかな。
tonaoさん [DVD(字幕)] 6点(2020-07-12 11:45:26)
2.《ネタバレ》 そりゃ、イ・チャンドン監督作品なんで、すごくいい映画なのは間違いないです。村上春樹の世界と現代韓国社会を見事に融合させた力量はさすがとしか言いようがないです。ただ、イ・チャンドンの作品を10年待ち続けた者としては、春樹の世界を借りるのではなく、やはりイ・チャンドン独自の世界を見せてほしかったなというのが正直なところです。

村上春樹の世界は大好きですし原作も読んで感銘を受けています。ただ、やはり、イ・チャンドンに10年近く待たされた者としては、オアシスやシークレットサンシャインのような見る者を圧倒するイ・チャンドン独自のワールドを期待していたので、ちょっと残念でした。 もちろん映画作品としては素晴らしいことには間違いないのですが。

正直、私がイ・チャンドンを知らずにこの作品を初めてみたら、6点という点数はつけなかったと思います。ただ、この監督が好きだからこそ、村上春樹の世界に預けることなく、自らの視点で、現在の韓国社会をもっと鋭い視点で抉れることができたんじゃないのかなと思ったからこその点数です。
TMさん [DVD(吹替)] 6点(2020-02-11 02:25:33)
1.《ネタバレ》 納屋じゃなきゃ駄目なんだ。納屋じゃなきゃ…。

年末にNHKで先行放送された「バーニング」を観て、あまりの不完全さと消化不良っぷりに、早く完全版(劇場版)を観たいと思っていたのだが、やっと観ることが出来た!

大筋はテレビ版と同じ為、途中までは復習する感じで見てて、あ、濡れ場はさすがにNHKじゃカットされていたのね!とか、主人公と父親の関係についてより深く掘り下げられていたりとか、新たなシーンもあってかなり楽しめたのだが、エンディングを迎えてもいまいち釈然としないというか、待たされた故に期待が上がり過ぎていた為か、あれ?こんな終わり方?と感じてしまった。

それから、村上春樹の原作短編『納屋を焼く』を巧く脚色してよくここまで膨らませたなと感心したが、ひとつだけ残念な事が…。
韓国にはおそらく“納屋“というものがないんだろうね。代わりに焼くものがビニールハウスって、骨組みが残るから完全に燃え尽きないじゃん!納屋だからこそ跡形もなく燃え尽きるという事で犯人にとっても快楽を得られたという点で説得力があったのに、ビニールハウスじゃそこまでの説得力を感じないのよねぇ。
ヴレアさん [映画館(字幕)] 6点(2019-04-02 00:14:12)
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【点数情報】

Review人数 13人
平均点数 6.92点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
5215.38%
6538.46%
717.69%
8323.08%
917.69%
1017.69%

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