7.《ネタバレ》 うあ~何と申し上げたらよいのか・・・
「早く次の展開がみたい」と思わせるストーリーでしたし、所々伏線の回収の旨さを感じたのは事実です。
しかしながら、宣伝文句にどうにも期待しすぎてしまい、何とも表現しにくい微妙な感覚。
ネタバレになってしまうのでこの時期色々書けませんが、結末にはもう1段階レベルアップした展開が欲しかったです。
「スマホがあるポアロの時代」といった、どこかご都合主義的な印象を受けましたが、
おかげで現代おける捜査特有の小難しさはなく、また、屋敷のセットなどビジュアル的には素晴らしかったです。
ただ、尺の都合で仕方がないかもしれませんが、特定の登場人物のみが目立ちすぎ。
結構な顔ぶれを集めて、ほぼ全員に動機がある設定にも関わらず、これは勿体ないと感じました。
また、ダニエル・クレイグのキャラクターというのは大きな売りだと思うのですが、
正直なところダニエル探偵、何か活躍したのか?あまり印象に残っていません。
ラストシーンの微妙な空気が何ともいい味でしたので+1点。