1.《ネタバレ》 この手の映画って、ストーカー的な相手が、最初はいい人風なのだが、徐々におかしな行動が出てきて、だんだんエスカレートし、最後にはあからさまな狂気に至り、主人公がとことん追いつめられるが、最後は難を逃れてハッピーエンドで終わるのが王道。本作も当然そのパターンを行くと思いきや、女主人公は自殺を装って殺され、子供は奪われ、悪役の夫婦の極悪なもくろみがまんまと成功して終わるという、予想外のバッドエンド。しかし、悪役夫婦の旦那はどうみてもパワハラ男だし、妻も人格破綻者なので、夫婦生活が破綻するのは時間の問題だし、子供もまともに育てられず、やがて路頭に迷うだろう。