4.センチュリー21の看板がやたらに目に付く。不動産屋さんがスポンサーなのでしょう。
製作の苦悩が伝わってきます。今なら、ケイン・コスギが主演のアクション映画になっていたでしょう。
ちょっと年上の女房と仲直りするストーリーを軸に新技術の開発に懸けるエンジニアが軍の陰謀に巻き込まれるお話です。
死後の世界を機械に記録してしまうというアイデアはなかなか荒唐無稽で面白い。
それから。ハッカーが始めて登場した映画ではないかと思います。
ウォーケンがハックしているところをむこうのエンジニアがモニタしながらやるねとかいっている場面は制作年代を考えるとかなり先取りしていたと感じます。
ノートパソコンならぬトランクパソコンもなかなかかっこいい。しかもモニタはCRT。
昔の小型テレビのようなモニタとキーボードを備えたこのマシンはかっこよかったです。
ナタリー・ウッドが途中でお亡くなりになったのでラスト若干不自然な場面がありますが、ギミックを見せるという古典的なSF映画の最後のあたりの映画として記憶にとどめたい。