5.《ネタバレ》 ここでの評価が高いので申し訳ないんですが、主人公のマックスに感情移入できなかったので(あえてそうしてるんだろうけど)、あまり楽しめなかった。ろくな結末にならないことは最初の方で予測できたし、あまりにも行き当たりばったりで無責任な行動には腹が立つ。婚約者がいるのに、なぜ昔の恋人を探す?大口の仕事があるのに、なぜ約束をすっぽかす?せっかく昔の恋人に会えるのに、なぜ空港へ行く?彼女の愛を受け入れたのに、なぜ婚約者とヨリ(?)を戻す?全てが謎です。モニカ・ベルッチが宝石のように美しかったので、この点数。 【フライボーイ】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2008-04-05 22:06:08) (良:2票) |
4.《ネタバレ》 よく出来た謎解きドラマです。でも、それだけです。主要人物である男女4人ですが、ロマーヌ・ボーランジェ演じるアリスが唯一人、人間味を発揮していただけで、あとの3人は都合よく配置されていた、という感じです。特に、肝心の、ヴァンサン・カッセル演じるマックスの行動は理解不能。そもそも、リザを重要な仕事をすっぽかすほど愛していたの? だったら、リザが姿を消したときにもっと必死に捜せばいいじゃん! かと思えば最後はなにかい、アリスちゃん選ぶんかい? いや、じゃなくって、やっぱ婚約者かい!! と、まー、次々呆れさせてくれるんです。しかし、この映画は「謎解きありき」で作られたと考えれば、そういう疑問はむしろ瑣末なことなんでしょう。おかげで、やたら作りこみすぎです。マックスとリザが、会いそうで会わずにすれ違いを繰り返すところなんか、鼻白むのよ。ただ、謎を解きたい、というのは人間の根源的な欲求ですから、人物造詣なんかお粗末でも、「たった一つの謎」だけで最後まで引っ張られちゃうんです。で、見終わった後、残るものは何もない。「あー、アリスちゃんは、そんなにマックス君が好きだったのねー」という感想を除いては。それにしても、マックスにしろアリスにしろ、一目ぼれだけであそこまでの執念って、それも不可解といえば不可解。フランスじゃ、ああいう恋愛の始まりはフツーなんですかね。とにかく、イロイロ不満が残る作品だけど、モニカ・ベルッチが相変わらずの美しさで、それが鑑賞の目的の一つだったんだから、ま、いいか・・・、とも思うわけです。 【すねこすり】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-09-08 11:07:14) (良:1票) |
3.アメリカにはない雰囲気だけど、それほど面白いとは感じなかった。 |
2.《ネタバレ》 確かに脚本・演出は練られていたけど内容がなぁ。やっぱり最初に付き合ってた奴と結ばれてほしかったなあ。ツッコミどころも多いし。にしても風呂場であんな燃やし方して火事にならないのか? 【すたーちゃいるど】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-01-25 16:56:17) |
1.《ネタバレ》 結局、ロマーヌ・ボーランジュ演ずる女が一番泥臭い人間だった、というわけですよね。策略によって別れを迎えたとはいえ、モニカは傷心旅行で金持ちのパトロンとくっついたし、ヴァンサンだって清潔そうな可愛い婚約者なんかいるんだから。手口はともかく、ロマーヌが一途な想いを通したわけですね。ラストも、この泥臭く純真なお嬢さんは報われなかったのです。本当にしたたかなのは男だったという、ちょっと珍しい結末。私はサスペンス色よりロマーヌの人間くさい女の子の色のほうを強く感じてしまった。モニカとヴァンサンが、あと少しで遭えるのにという路上のシーンは、ハリウッドのにおいがしてちょっと好ましくなかったかなあ、私には。 【のはら】さん 6点(2004-02-11 18:14:26) |