6.《ネタバレ》 時は16世紀中ごろの大航海時代。アンデスの急峻な山道を進む人の列。ポンチョを羽織い荷物を運ぶインディオ。鎧兜を身に着け、武器を手に進む男達。登山には全く相応しくないドレスを纏い、籠に担がれ運ばれる女性もちらほら。エルドラド(黄金郷)を目指しアンデスの秘境を探索するコンキスタドール(征服者)御一行の物語。客に媚びるようなエンターテインメント性は全くありません。厳しい自然や、原住民たちの神出鬼没な攻撃に苦しみながらも黄金郷を目指す侵略者たちの様子をカメラに収めています。人が数人死んでもおかしくない危険なロケの割に、淡々とした長回しで、手に汗握るような映像的臨場感が薄く、ちょっともったいなく感じてしまうところもありますが、過剰な演出がない分、リアリティを感じとれるのも事実で、この作品の味として受け入れることができます。終盤、筏にサルの群れが襲来するシーンは圧巻です。 【camuson】さん [DVD(字幕)] 6点(2023-07-10 19:15:12) |
5.《ネタバレ》 地獄巡りのような映画。地獄の黙示録の元ネタのような作品。ラストに猿が襲ってくるシーンは、鳥肌もの。 【にけ】さん [映画館(字幕)] 6点(2019-01-03 19:46:51) |
4.《ネタバレ》 地味な内容ですが、昔の開拓者たちを間近で見ているかのようなカメラが生々しい。静かな川の流れが重苦しい雰囲気を醸し出してオリマシタ 【Kaname】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2017-03-31 09:48:47) |
3.史実に基づいたお話とは申しながら、ストーリーらしいストーリーはありません。映画全編にわたって熱帯雨林の如く息苦しいほど蒸し暑い空気が感じられ、重く退廃的な狂気だけが存在しているようです。ヘルツォーク監督の「キンスキー わが最愛の敵」などによる撮影裏話などを知っているとそれなりに楽しめるように思われます。しかし何の予備知識もなかった初見の際には、幻想的にも感じられた地獄巡りのような行軍シーンに心惹かれるところはありましたが、「あ~鬱陶しい」と言うのが正直な感想でした。どど~んとダウナーな気分になりたいときにはお勧めだと思います。 【ぶくぶく】さん 6点(2005-03-18 13:49:44) |
2.次々と仲間を失いながら自分の野望に突き進んでいく主人公。結果、隊は全滅、最後の一人になってまで自分の理想に燃える主人公をいつ終わるともなく写しているラスト・ショットが特に印象深い。 |
【虎尾】さん 6点(2003-10-15 00:22:34) |