110.もともとゲームの『バイオハザード1』は、洋館が舞台であり、テンポはゆったりとしていて、古典的な怖さを持っていました。映画は逆です。現代企業の地下施設で、スピードとアクションを中心にしたストーリー。ノリ的には2以降に近いでしょうか。主役のミラ・ジョヴォヴィッチが存在感を発揮していて、なかなか楽しめる作品になっています。それが佳作の域を出ないのは、勿体ぶった前半に問題があるからでは。アリス(ミラ)は記憶を一時的に失った工作員で、彼女の館にいた男も同じ。監督はインタビューで「誰が敵で誰が味方か判らなくした」と語っています。その試みは一定の成果を見せていて、序盤に張られた伏線が明らかになる場面では、ミステリ的な爽快感が味わえます。ただし、そういう灰色の演出のせいで、観客が主人公へ感情移入するのが遅れ、すんなりストーリーに入り込めなくなっているのです。前半のアリスは、工作員にただついて来ているだけであり、どんなことを感じ、考えてるのか判然としません。ミラの神秘性がマイナスに作用してしまってます。彼女のモノローグを取り入れるなど、内面を書く工夫をしていたら、とっつきやすかったでしょうし、評価ももう少し上だったでしょう。 【円盤人】さん 6点(2004-02-08 17:14:04) (良:3票) |
109.《ネタバレ》 「バイオハザード」のゲームは何作かプレイしたことはあります。恐怖の演出はよく出来ており、その当時ゲームのジャンルではなかったサバイバル・ホラー・アクションという分野を確立させた画期的なソフトであったと思います。映画化の噂はいくつも飛び交っていました。果して、あの恐怖がどのようにスクリーンに反映されているか。興味の点はそこにつきます。しかし、この作品はゲームと違い、アクション映画としてのテイストをふんだんにまぶして、視覚的な面白さを追究しています。ゲームから拝借したのは世界観だけで、全く独立したスタイルで「映画」になっています。ゲーム未プレイ、又は全く知らない人も馴染める作りには好感が持てます。ただ、やたらと多いスローなアクション演出は(緩急のメリハリだと思いますが)見慣れているせいもあってあまり新鮮さは感じず。主人公が脱出する後半の展開も施設の内容や様子が詳しく描かれていないため、そのルート、時間的な面で緊張感があまりありません。最後のクリーチャーとの戦いは面白いのですが。2が出来るラストシーンの見せ方は、それなりにショッキングな印象を与えてくれています。惜しむらくは、パニックがあったであろう街の様子を、もっと陰湿に、もっと黒い雲が街を覆い昼なお暗いという雰囲気で見せてくれればと、欲を出してしまいます。その方が、主人公のこれからどうする?という不安感を募らせる幕切れになるのでは。 【映画小僧】さん 6点(2004-03-15 09:40:59) (良:2票) |
108.ゲームの映画化なんで、激しく不安でしたけど、思ったより面白かったっす。特にミラ・ジョヴォヴィッチの魅力全開っすね。赤のドレスが最高に似合ってました。しかし一番どきどきしたシーンが「CUBE」に似たシーンというのはちょっと悲しいっすね。ゾンビも迫り来るあの絶望的な怖さも感じられず、そこら辺が減点ポイントです。 |
107.《ネタバレ》 ホラーよりじゃなかったけどリッカーもでてきたしまぁまぁでした ところどころどっかで見たことあるようなシーンもあったけどゲームは好きなので甘めに 【ヴァッハ】さん 6点(2004-02-21 12:33:24) (良:1票) |
106.ゲームとは別物。あっちがホラーならこっちはスタイリッシュなアクションもの。 正直、ゲームと同じような作りを期待していたけれど、これはこれで爽快感があってよかったです。 隊長がかっこよかった。死ぬの早すぎです。 【新井】さん 6点(2004-02-12 19:27:00) (笑:1票) |
105.まあまあのアクション物。ミラジョヴォビッチが良いです。 【犬】さん 6点(2004-02-04 00:43:08) (良:1票) |
104.最初に見たときは、もっとゾンビがうようよ出てきて血みどろの戦いを繰り広げるのを期待していたせいか、ちょっと退屈に感じました。雰囲気もゲームの世界観とはかなり異なるし、妙にハイテク過ぎる気がして…。個人的には、もっとホラー映画の路線で製作してほしかったなぁ。でも2回目に観たら、何故かそこそこ面白く感じました。 |
103.《ネタバレ》 ゲームは1作目だけが秀逸な出来で続編はどれも好きじゃないので、序盤の意外な展開は素直にウマイと思った。特に防衛システムの作動でレーザーに切り刻まれる特殊部隊のシーンは(サイコロステーキは言いえて妙w)映画独自の面白さになっていた。まぁ、カプコンの大ヒット・ゲームを忠実に映画化したんじゃストーリーもオチもバレバレだし、あのアレンジは(一応)正解かな?と個人的には思う。だって…ゲームのことなんぞ全く知らない観客も多数いるんだから。ゲームを知っていると目立つアラも、知らない観客には結構楽しめるのかも。例えばリッカーがラスボスだろうと知らない人にはそれなりにインパクトあったんじゃないのか?タイラントが出てこないから不満とか思ったりはしないだろう。ただ、個人的に面白かったのは序盤くらい迄で、ゾンビが冗談みたいにウジャウジャ出てきてからは一気にクールダウン!!それとカプランしぶと過ぎ。引っ張った割に最後はリッカーに呆気なく殺されるし。あ、でもスペンスの這いずりゾンビは何かゲームぽくて笑えたかナ。ラストは続編行きまっせ~!!てな感じ?コノ監督って確か迷作「モータル・コンバット」のカントクだよね。にしては意外にマトモだったんでチト驚いた。少しは精進したみたいねw。その頑張りとミラの艶姿に…オマケして6点。 【へちょちょ】さん 6点(2003-03-06 03:23:32) (良:1票) |
102.ストーリーや演技というよりも、ひたすら音にびっくりさせられていた気がします。 【ひろ】さん 6点(2002-11-09 18:29:24) (良:1票) |
101.ゲームが原作と聞いてなんとなく敬遠していましたが、意外や意外、序盤はコロナ禍をデフォルメした世界のようでけっこう惹き込まれました。しかしゾンビの登場で一気にフィクションになり、「バイオハザードよ、お前もか」という感じ。だいたいゾンビというのは、少なくとも日本人の死生観・宗教観には合わない気がするんですけど。 それでも、一種のサバイバル物語として最後までそれなりに楽しませてもらいました。完結しないというのが、なんとも無責任な感じもしますが。男性陣はどうでもいいが、女性2人がイキイキしていて魅力的。 【眉山】さん [インターネット(字幕)] 6点(2020-12-30 02:03:05) |
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100.《ネタバレ》 この1作目についてはゲームとは切り離して評価することはできない。そして、ゲームと比べるとまた違ったドキドキ感があるが、バイオハザードっぽいところも残されている。次作以降はゲームとは別の映画としてのバイオハザードシリーズとして観ることにしよう。 【いっちぃ】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2018-02-06 23:52:07) |
99.初期ゲームにどっぷりとハマったものです。洋館の雰囲気と外通路の気味悪さはウマく表現されていますが、洋館のショットはゲームファン向けのサービスシーンですかね。 ゲームと異なる映画独特の世界観が広がっていますが、これはこれで悪くないです。全体的にB級臭さは感じますがキャストのおかげで辛うじて大作に見えます。やはりミラ・ジョボヴィッチが綺麗です。ミラ・ジョのヌードショットがあちこちにありますが、特にラスト付近のエプロン姿はソソる。これの為に観ても損はありませんゾ。。 もとい、真面目な話、全体的に悪くはありませんよこの映画。 【アラジン2014】さん [インターネット(字幕)] 6点(2015-04-08 18:32:31) |
98.《ネタバレ》 ゲームの怖さがない。 まあ、B級映画としてみるなら問題なし。 映画化すると知って初めてポスターか何かでミラ・ジョヴォビッチを見た時、綺麗だとは思わなかったし、ゲームの映画化かあ、と拒否反応を示してしまい手を出していなかったんだけど、こんだけ続編が出ているのはどうなん?って思い、初めて観てみたら綺麗な女優だったんだなってことが分かったので1点加算。 【かめきち】さん [ブルーレイ(吹替)] 6点(2013-04-07 08:13:57) |
97.《ネタバレ》 記憶障害のアリスをミラ・ジョボヴィッチが熱演。いやぁ美しい! それにひきかえゾンビやらクリーチャーのグロいことといったら。 オリジナルのゲームは当時、かなりのセンセーションを巻き起こしたホラーゲームで、わたしも随分とハマったものです。 本作はその設定を借りた別物と捉えるべき作品でしょう。 怖さの質が違うんですよねぇ。 一見グロ怖なので同じように見えますが、欧米の怖さと日本の怖さの微妙な違いがこの映画とゲームの決定的な違いとなっているようです。 まぁ、ホラーアクションムービーとしてはそこそこ良い出来なんじゃないでしょうか。 シリーズも結構数を重ねているようですし。 ただレーザーバラバラトラップはテイストが違うクセにインパクト抜群すぎて、ちょいとバイオハザードとしては余計だったかなぁ。 【ろにまさ】さん [地上波(吹替)] 6点(2013-03-04 01:29:36) |
96.《ネタバレ》 新作が公開するのでその前に確認がてらレンタル。 記念すべき一作目ですが、印象がゾンビより防衛システムのレーザースライスなんですよね…。 そして、その防衛システムも肝心なことは全然教えてくれないし。最初から「ウィルスのせいで正気を失った人間を閉じ込めてる」って言ってくれればいいのに(機密保持とかあったんでしょうけど) 最後のリッカーが今見ると微妙にしょぼかったのが残念。 ミラのアクションシーンは見ごたえありました。 【HIGE】さん [DVD(字幕)] 6点(2012-08-15 17:47:44) |
95.《ネタバレ》 まぁ、ゲームの方と比べるのも野暮だとは思いますが(しかもゲームは確かクリアも出来ず途中で挫折した私・・・) ゲーム版でのおどろおどろしい恐怖感が足りないような気がしました(それくらいゲームの方は怖くて前に進めなかったよ・・・) が、楽しく鑑賞出来ましたよ。 何故なら、その理由の一つとして・・・ ミラ・ジョヴォヴィッチのサービスカットが観れたんだもの・・・ 素敵やん。 エロ親父でスンマセン。 あとは、ゾンビの恐怖よりもレーザー光線が強烈な印象でした。 【ぐうたらパパ】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-08-21 05:59:37) |
94.王道的な面白さあるな。怖さ控えめ、グロさもそんなに無くソフトな仕上がりになっている。生き残りゲームの鉄則に沿ってるんで、ビックリもなかったし。ラスボスは少しやりすぎな気もしたかな。 コンピューターはちゃんと説明いれてくれて観客に親切。 【タッチッチ】さん [地上波(吹替)] 6点(2010-09-13 11:55:48) |
93.《ネタバレ》 口コミで評判が広がる前、発売日に原作のゲームを買って遊んだんです。映画的な古い洋館、ホラー、ゾンビってことで、開発画面1枚見たときから心奪われました。クリーチャーや舞台の一部は原作と同じでも、ほとんどは2次創作みたいなもんじゃないかぁ~。なんじゃあこりゃ~。ゾンビの神様:ジョージ・A・ロメロ監督が最初に抜擢されたものの、原作と同じ構成だったために監督変更になったそうですよ。別物のアクション映画としてみれば、そこそこです。 【シバラク・オバマ】さん [DVD(吹替)] 6点(2010-07-19 16:20:25) |
92.《ネタバレ》 お美しいミラ嬢はさすが傷つけられないですよね。良かったあ。続編、期待。 【トント】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2009-06-29 17:14:31) |
91.アクション映画だろうと高をくくって見始めたが、生存者とゾンビとの距離が近くて、かなりこわかった。これは、ゾンビ物のあたらしい演出だ。 【センブリーヌ】さん [DVD(吹替)] 6点(2009-05-11 23:17:53) |