16.リアルに懐かしい風景(ロケ地の近くに昔住んでいたたもので・・・)とノスタルジックな映像が、個人的には妙にハマった。98年の映画だけど、片思いで大学まで決めちゃうという前時代的な主人公のキャラや大学の風景に、それ以上の古くささ(80年代末~90年代はじめくらい)を感じるのも、そのノスタルジックな雰囲気ゆえなのか。ただ、ぷつりと終わってしまうラストは、東京に来てもどこか周囲と別世界を生きていた主人公が、新しい生活の世界に本当に足を踏み入れた瞬間を描いたという感じがして好きだ。あ、あとお隣さん、ふつうに怖いです。カレー食べてる姿も、どこかホラー調でした。 【ころりさん】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2005-06-30 09:39:07) (笑:1票) |
15.内容はなんてことない。松たか子が初々しく、でも表情でしっかり演技ができていてちょっと感心した。 【noji】さん [インターネット(邦画)] 6点(2018-09-26 19:30:01) |
14.小品、そして初々しい。 大学入学の頃を思い出すが、こんな感じの子っていたんだろうか...いなかったけど、いたような、そんな映画。 【simple】さん [地上波(邦画)] 6点(2014-04-08 00:28:07) |
13.《ネタバレ》 冒頭から可笑しくて和んでしまった。本物の家族なわけだが、本物の(田舎の)家族に見えている。主人公は最初からあまりに美形で言葉が完璧に東京風なことは残念だが、それ以外はちゃんと地方出身の女の子になっている。 地元を離れて全国の出身者と接してみれば、同じ日本人で日本語を話していても口のきき方や表情に違和感があり、言葉はわかっても真意が測りかねる場合がある。育ちや経歴の差に気後れしたり、ものの考え方や感じ方も違っていて、同じ国にこんな人の住む世界があるのかと思うことさえある。一方では人づきあいの不器用さのため、悪意はないのに行き違いが生じて変に気まずい思いをすることもある。自分にとっては大昔のことだが、主人公がそれをそのままなぞっているようなのは微笑ましい。90年代末にしては純朴すぎるようではあるが、監督が大学に進学した頃(80年代初めか)が基準なのかも知れない。 また劇中では主人公が、初期目的の達成のため積極的に行動しているようでいて実は運任せだったのはまことにじれったく見えたが、最後にはちゃんとそれらしい結果が出せていたのは他人事ながら喜ばしい。ここまで4月中に実現できたならいい出来だろう。田舎には絶対いないタイプの温和な紳士に出会えたのも幸いで、これからはどんどんいい方向へ展開していきそうな予感がある。最後のモノローグには申し訳ないが大笑いしてしまった。何だかずいぶん自信がついてきたらしい。 全体的に緩い感じではあるが、個人的には見ていて恥ずかしいやら懐かしいやら笑えるやらのほのぼのした映画だった。風景も美しい。主人公も可愛い。 【かっぱ堰】さん [DVD(邦画)] 6点(2013-02-10 19:24:33) |
12.大学進学のため、北海道から東京に出てきて初めて一人暮らしを始めた女性の日常を描いた岩井俊二監督の映画。取り立てて何か起こるわけでもなく、淡々としているが、爽やかな青春映画となっていて、思ったよりは面白かった。光の使い方が印象に残り、映像的にも美しく、岩井監督の映画はまだ何本も見たというわけではないが、初めて見た岩井作品である「Jam Films」の「ARITA」も、光の使い方がうまかったような印象があるので、これが岩井監督の個性なのだろう。初主演となる松たか子も初々しく、見知らぬ土地で初めて一人で生活する期待と不安をよく表していて良かったと思う。ひょっとしたら主人公を初主演の女優に演じさせることで、役柄と演じる側の状況をある程度ダブらせてリアリティーを出そうという岩井監督の演出意図があるのかもしれない。冒頭の松本幸四郎一家総出演はこの映画で初めての主演を飾る松たか子にエールを送っているようにも見える。(ここの主観ショットはけっこううまい。)上映時間も短くサクッと見られるし、後味もいいのだが、名画座で「生きていた信長」を見るシーンだけは、いちいち劇中劇として挿入しなくても、劇場で映画を見ているというシーンだけでじゅうぶんだったような気がする。 【イニシャルK】さん [DVD(邦画)] 6点(2012-09-06 16:09:43) |
11.映像の美しさはさすが岩井俊二といったところですね。ただの本屋が、とても素敵な空間に映っていました。「Love Letter」の図書館もこんな感じでしたね。最初観た時は、特に面白い作品とも思えなかったのですが、改めて見直すと、なんとなく心がホッとするような、素敵な映画だと思えるようになりました。 【ramo】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2011-11-30 01:22:28) |
10.《ネタバレ》 オープニングのリアル一家(松本幸四郎、市川染五郎、母)での見送りシーンはクスリとさせた。東京に出た女の子の、期待や不安が良く描かれていた。初めての街を新しい自転車で走る、懐かしくて切ない疾走感を思い出させてくれました。この役者たちの自然な空気感が岩井監督の力なのでしょう。単調な脚本も、映像と空気感で見せちゃうのは、しっかりしたお芝居と計算あってのものなのでしょう。 【ポテサラ頂戴】さん [DVD(邦画)] 6点(2008-09-16 17:32:36) |
9.光の使い方がすごく印象的でした。本屋で本を選んでいるとき本棚の間から漏れてくる光とか、リールを見せてもらってるときに顔に反射している光とか。篠田さんの撮影のものは淡くて、優しい光に包まれたすばらしい映像だと思います。ただ、ストーリーはちょっとありがちすぎるし、無駄に有名人を使いすぎてて減点です。 【kaneko】さん [DVD(邦画)] 6点(2006-12-25 15:45:51) |
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8.ストーリーどうこうより雰囲気を楽しむ映画。岩井俊二の映像に合わない人はキツイかも。かくいう自分もももっと時間長かったら耐えられなかったと思う。 【新井】さん 6点(2004-04-04 14:10:49) |
7.岩井監督の作品の中では好きな方です。ほんわかしたムードがいい感じだと思います。ストーリー自体は、たいした印象を受けませんでした・・・。 【neozeon】さん 6点(2004-02-26 21:55:24) |
6.毎年4月になると儀式のように見たくなる作品。岩井監督独特の淡い映像の中に桜が舞い、大学生活が始まるあの初々しさ、きれいです。 ん?っていうところも多いですが。 【ぷりとさね】さん 6点(2004-02-08 21:28:38) |
5.さぁ、この次はどうなるんだろう・・と思っていたら終わってしまいました。 【ムレネコ】さん 6点(2003-12-28 10:30:09) |
4.初々しい映画。私と違って純粋だなあ、と。ほのぼのできました。 【あしたかこ】さん 6点(2003-12-03 01:25:28) |
3.心の機微の最大公約数を抽出しました、系。打ち上げ花火、ほど万人には嵌まらないだろう。松、ってのも微妙だね。それだけで嫌がる人も居るだろう。まだ嫌な思いの介在しない彼氏/彼女とまったりお家で「眺める」のが良いのでは? 【ぽろぽろ】さん 6点(2003-07-27 05:40:51) |
2.なんかもう、大学にいきたい。通いたい。岩井俊二という人は人の間に流れ込む空気を捉えるのが上手な人だなぁ、と思った。 【zakki】さん 6点(2003-04-15 18:33:15) |
1.初めて見た岩井俊二作品。所見の感想、、、、短い!。たぶんこの映画は主人公の女性に感情移入できるかどうかでしょうねぇ。できなかったら、け!かったるい!てことになっちゃうなぁ。でもその内気な感じと、周りの対比が、なんか面白かった。 【あろえりーな】さん 6点(2002-08-08 21:39:17) |