2.《ネタバレ》 中村トオル、阿部寛、遠藤久美子、柴崎コウ、小沢真珠の名前にひかれて鑑賞。
でも香港映画でした。メインはトニー・レオン、イーキン・チェン、ケリー・チャンの3人ですね。日本人キャストなんて脇も良いとこ、というよりただのお手伝いみたいなものでした。
アジア系の作品は吹き替えで見ることが多いのでついこの作品も吹き替えで観ましたが、全員日本語でわけがわからなくなるので、吹き替えは要注意。この作品は吹き替え版作っちゃだめでしょう。とゆーことで、最初から字幕で再鑑賞。
本作はトニー・レオン、イーキン・チェンのカンフーアクションがメイン。それに、ケリー・チャンを中心として謎めいたストーリー展開が見所です。ところが、二人のジャッキーばりのカンフーは多彩で見所があるのに、スローモーションがやたらと多用されるために、スピード感とテンポを犠牲にする結果に。これは残念。
また、こーゆー作品であればストーリーはシンプルでも良いのに、『実はこの人は○○・・・!』みたいな意外と凝ったストーリー。更には『おお!こんなところでエンクミ!おお!小沢真珠!おお!柴崎コウ!超チョイ役やん!』と次々出てくる顔なじみのキャストにいちいち驚いてしまうので、あんまりストーリーが頭に入ってきません。
カンフーアクション、ストーリー、キャスト、それぞれ良かったのに、それがうまく結びつかないままごった煮の状態でエンディングを迎えてしまった印象です。
それにしても一部の日本人キャストまでカタコトの日本語に聞こえるのはいったい・・・。特にエンクミ。『お前は日本人だろ』と思わずツッコミます。