50.《ネタバレ》 皆さんは「美味しんぼの法則」と呼ばれる法則をご存知ですか?物語の中で二人の対決が同時進行でない場合、必ず後攻が勝利するという法則です。これはもう仕方ないんですよ。話の流れとして、先攻に上回る技術を後攻が披露するからこそ作品が盛り上がるワケです。「8Mile」という作品はこの法則を見事に打ち破った偉大な作品です。ラストバトルでエミネムが先攻になっちゃった!どうするの?負けちゃうの?とハラハラして見ていたら、無言で立ち去る敵役。なるほどこう来たか!こいつぁやってくれる! まぁ、そんなことはどうでもいいんですけどね。この作品から得たもの一つ目「こんな世界があることを俺に教えてくれた」。ラップで対決するためのコミュニティがあるなんて知らなかった。とても興味深い。昔ビートたけしの番組で、口喧嘩選手権みたいなのを毎週やってたことを思い出しちゃった。覚えてる人います?この作品から得たもの二つ目「高い言葉の壁を感じた」。ラップ対決は面白かったんだけど、それはリズムの取り方や小気味の良い滑舌、彼らの発する迫力を楽しんだだけ。本当の意味で、どちらがより良い「言葉」を放っていたのか?それは日本人である俺には理解不能。本当は字幕で表現されている以外にも様々な韻が踏んであったんだろうな。そう考えると俺は明らかにネイティブの人達よりこの映画を楽しめていない。なんか悲しー。 【コバ香具師】さん 6点(2004-06-13 08:36:10) (良:3票)(笑:1票) |
49.ネット上で予告編を見て「面白そう」と思う→サントラ購入「主題歌かっこいい」と思う→いざ映画館へ!「・・・」映画本編は主題歌を超えられませんでした。でもエミネムとB・マーフィーがエロっちいことする場面は良かったです(笑)あそこだけ完成度高かったよね。映画館でひとりムラムラした19歳乙女(当時) 【キュウリと蜂蜜】さん 6点(2004-07-11 00:08:56) (笑:1票) |
48.「いつかビッグになる」なんてありふれた言葉。友達とつるんでくだを巻くところから、そこを見切ってたった一人で一歩踏み出す。誰も踏まない道をひとりで行く。できるかできないかよりも、やるかやらないか。成り上がるとはそういうこと。永遠にビッグにはなれなかった者と、いつか本当にビッグになった者の物語。その最大の岐路は、才能のありなしではなかった。その一歩が踏み出せたかどうか。いくらでも言い訳のできる現実の中で、無言でコブシをポケットにしまい、静かに前進する、それが全て。 【よしの】さん 6点(2004-02-23 23:25:20) (良:1票) |
47.まったくなーーんも予備知識なく、友人に映画館に連れて行かれて観ました(あはは)。ラップの世界も知らなければぁ、エミネムなんて、誰?それ状態。エミネムと聞いて「エアエミネム」(競走馬の名前 照)しか思い浮かばない私は、どっかずれているのでしょうね。でまぁ、そんな私でも(もしかしたらそんな私だからこそ?)この映画でラップの世界というのに圧倒されました。虐げられてきた黒人たちのはけ口のひとつが、ラップだったんでしょうね。その世界に乗り込んだ主人公は、白人でありこそすれトレーラーハウスに住んでいる。白人と黒人の居住区のちょうど真ん中でぷかぷか浮いている状態なんでしょう。黒人たちは確かに差別され、冷遇されているけれど、逆に黒人のコミュニティがある。対する主人公は、白人であるために黒人コミュニティから疎外され、白人だから黒人への救済措置を受けることができない。なんか微妙な位置にいますよね。エミネムの行き場のない状態にやるせなさを感じたりしました。また、ラップバトルというのにも吃驚。勝つためには、相手につかれそうな弱点を自分からさらけ出すことが大事なんだなぁ〜って思いました。私の知らなかった世界をみせてくれたってことには、連れていってくれた友達に感謝したいと思いますが、ラップバトルなど相手の欠点をあげつらう趣向に共感できなかったのと、街を出たがっている女の子との恋愛なんかもよくわからなかったので、6点ってことにさせてくださいませ。 <蛇足>エミネムがちょろっとユアンに見えた♪ 【元みかん】さん 6点(2004-02-17 13:09:41) (良:1票) |
46.《ネタバレ》 “8 Mile”デトロイト市の都市部と郊外を分ける通りの名前で、黒人の多い貧困層の内側と、白人の多い富裕層の外側とに別けられる。…札幌だと新道かな。 で、主人公ジミーは内側に住む白人。いわゆるホワイト・トラッシュです。そりゃ自然とラップも身に付くでしょう。白人からは見下され、黒人からはハンパもの扱いされる。男の世界で生きていく女みたいなモン。 「B・ラビット凄いね!(でも白人でしょ)」みたく、どんなに才能があっても、どこかで“認めてもらえない”空気があるんでしょう。SDGsの無い世界だから、MCバトルでも白人なのをガンガン責められる。そんな埋められないルーツを覆したエミネムって、やっぱ凄い。 ロックが下火になってた時代、エミネムのヒップホップは売れまくってた。けど保守的な評論家は彼のアルバムを認めなかった。「エミネムまたチャートインしてるよ!(でもラップでしょ)」みたく。 “Lose yourself ”『のめりこめ』。エミネムの自伝とも言われる本作で、如何にして彼がラップの世界で認められたかが描かれる。彼の伝説の序章。あの最後のバトルに勝って、全てを掴んだわけじゃない。あのバトルで終わったわけでなく、家族の問題も仕事も恋愛も、何も解決しないまま、これから始まっていく感じが堪らない。 あのバトルから始まり、貧困層に認められてアルバムが売れ、富裕層も興味を持ち、この映画で世界が注目し、遂には保守層も認めてロックの殿堂入りしたのは2022年の話。 【K&K】さん [DVD(字幕)] 6点(2023-10-06 20:41:02) |
45.《ネタバレ》 文化の違いと言ってしまえば、それまでなんだけど、いかんせん理解し難い。特に肝となるラップバトルが理解できない。とはいえ、物語としてはそれなりに見れるし、エンドロールのLose Yourselfは文句なしにかっこいい。 【いっちぃ】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2020-09-30 01:10:41) |
44.《ネタバレ》 エミネムのかっこよさを感じる作品 内容はそこそこ 【バッジョ】さん [DVD(邦画)] 6点(2019-03-24 22:32:43) |
43.《ネタバレ》 いい題材だと思うし、演出や映像にも光るところがあるのだが、結局のめり込むことができなかった、実に惜しい映画。 なぜこの映画に乗れなかったのか考えてみたところ、脚本に問題があるのではないか、と思った。 おそらく本作には、「貧困と閉塞からの脱出」と「白人であっても、ラップで黒人に打ち克つ」という二つの大きなテーマがあると思う。そのテーマ自体はいいのだが、本作はその2つのテーマを同じ分量で描こうとしたために、どちらのテーマも踏み込み不足というか、消化不良を起こしてしまい、さらにはそのような状態で映画が終わってしまう。これが本作に私が乗り切れなかった理由ではないかと思う。 貧困の描写や追い詰めれた若者たちの焦燥、白人が黒人にラップを挑むことへの葛藤は、確かに描写されている。 ただどうにも物語が淡白で、仕事に戻ると言っても結局貧困から抜け出せるのか、バトルには勝ったが次はどうなるのか、という回答が見えてこないため、どこか腑に落ちない。 もしこの脚本が、テーマを一つに絞って、つまるところ「白人であってもラップで黒人に打ち克つ」という点に絞って、シンプルかつもう少し劇的な造りにしておけば、この映画はもっと面白くなったのではないだろうか。実際主演のエミネムも、黒人が圧倒的なヒップホップの世界でのし上がってきた人間なのだから、白人がラップをすることへのコンプレックスや重圧は映画以上に凄まじかっただろう。そうしたコンプレックスや重圧、それに打ち克つ人間をよりシンプルに、よりヘヴィに描いていた方が、より多くの人の共感を集める映画になったのではないかと思う。貧困をテーマにするのは悪くないが、貧困を言い訳に自暴自棄になっている人間や狼藉を繰り返す人間の様子を延々と見せつけられても、あんまりいい気はしないでしょ。 【nakashi】さん [インターネット(字幕)] 6点(2019-01-08 12:13:24) |
42.閉塞感がたまらない、というかいたたまれない。 【センブリーヌ】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-08-21 15:00:41) |
【よしふみ】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-08-16 23:38:24) |
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40.《ネタバレ》 ラップシーンはほぼ最初と最後だけにして、希望のない行き詰まった生活を、鬱々とした曇り空の下で延々と描いているところが良い。あと、キム・ベイシンガーの中年の色気が意外に作品の雰囲気にはまっていたのは新発見でした。まだまだ妖女健在です。 【Olias】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-01-01 23:06:37) |
39.《ネタバレ》 10年ぐらい前観たときはつまらない映画だった。エミネムにもラップにも興味なかった時代。なんで観たのかすら覚えてなかったけど、動画サイトの影響で今観るとひどく汚い町並みや言葉だけどそんなところでも自分や周りのためにがんばってる姿に憧れを感じる。あの嫌な世界のなかでいい人でいるのは難しいだろうし、そこから世界的スターになるのはエミネムは本当にすごいなと感じた 【ラスウェル】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-04-26 19:45:40) |
38.ラップの勝負は見所!まああとの展開はちょっとありがちな話 アメリカの母親って息子に性の相談?もするんだ~、恥ずかしくないのか? 【れみ】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2006-02-15 00:27:52) |
37.この映画を見ると、さんまが踊っているところを思い出すのは私だけでしょうか。 【午後のコーヒー】さん [DVD(吹替)] 6点(2005-11-23 17:27:39) |
36.初め期待せずに見ていたのだけれど、なかなかどうして。心引かれる何かが。 【miso】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-07-28 21:54:19) |
35.荒削りですが熱くなれるパワーのある映画ですね。ただ実話に近いからイマイチ話的には面白くなかったです。女の子の描き方や、母親について。この映画では女性は単なるSEXの対象としてしかとらえていないと思いますね。ラビットの恋人にしても結局彼は会わなかったわけだし。観客は彼が今成功しているから過去を見たがります。でも映画ではもう少し後まで踏み込んでいかにして彼が成功をつかんだのかまで観たかったのではないでしょうか。それともパート2狙いで途中までしか作らなかったのでしょうか? 【たかちゃん】さん [DVD(吹替)] 6点(2005-05-06 12:45:45) |
34.たんなる悪口大会って気がしないでもないがエミネムかっこいい!!でもラップ部分の英語何云ってるか謎だし日本人がわざわざ理解する音楽ジャンルではないと思う。 【わーる】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-04-04 22:26:56) |
33.話はシンプルで分かりやすい。並々の感動と並々の栄光。ほどよいサクセスストーリーでテンポ良く楽しめた。欲を言えば90分くらいに短縮してほしい。それにエミネムのラップ対決はもっとたくさんあっていいと思うし、勝負の行方も複雑にしても良かったと思う。ただラップで人を罵倒するのは聞いていてなんとなく抵抗があったかな。ただエンディングで「ルーズ・ユア・セルフ」が流れた時点で全部OKになってしまったけど。あとは字幕で見るよりなしで見た方が内容がよく分かる映画であることは間違いないですね。 【yuua】さん 6点(2005-03-21 21:27:11) |
32.ミシガン、デトロイト、8マイル。新鮮なエネルギーは既成概念に囚われないハングリーなチャレンジ精神から生まれる。彼は黒人を差別してない(されてる)。こいつの歌をもっと聞いてみたくなりました。しかし歌詞が理解できないのがちと辛いかな。ミシガンは寒い(氷点下になる)のでスキー帽が必須なのでしょう、これをまねて高温多湿の日本で夏にスキー帽は?、におってきそうで蒸れないのか心配。 【杜子春】さん [映画館(字幕)] 6点(2005-01-01 14:16:33) |
31.意外に良かった。ラップはどちらかといえば嫌いでワカラナイ世界ではあるが主題歌はとても気に入った。いやしかしそれは英語がワカラナイ以上音を聞く分には、であって実際に字幕で歌詞見たら微妙ですね(汗)。ラップバトルって言われてるからなんだかな~とは思ってましたがとにかく罵り合い、壮絶な内容でした。見る人選ぶな~・・母親もどうしようもないし。歳の離れた妹が不憫でなりません。 【HIGEニズム】さん 6点(2004-09-29 04:20:12) |