1.あのアルバムThe Wall の映像化なわけですが、DVDってすばらしい。副音声で解説があります。えー、やっぱり音楽ありきでしょうか、ごめんなさい。こういう映像化もあるんだな、くらいなかんじで見るのをお勧めします。例のトンカチや破裂する鳩、スモッグや機械だらけの汚い街でマスクをする骨と皮だけの人間。小さいころに見てちょっとしたトラウマに。すげーアニメだとは思いましたが。一部をプロモとして放送してたのを見たんだと思いますが、ちょっと成長したあとアルバムのほうを聴いてみて、なんか違くないか?重苦しい近未来ではなく、空虚で軽くてそれでいて重い、という音楽じゃないのかな?と思っていたら、あちこちで「もうちょっとポップであるはずなのに解釈を誤った面もある」という解説を見て、ああやっぱりと思った。偉大すぎる音楽の前で頑張りすぎて見る者を疲れさせてしまうだけ、間違ってはいないと思いますが・・ ちなみに主演のボブ・ゲルドフ氏はライヴエイドの提唱者です。つい先日行われたLive8のロンドン会場にも登場なさいました。ピンク・フロイドのアクトもありました。泣けました。