地下鉄のザジのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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地下鉄のザジ

[チカテツノザジ]
Zazie in the Subway
(Zazie dans le métro)
1960年上映時間:93分
平均点:5.61 / 10(Review 46人) (点数分布表示)
公開開始日(1961-02-16)
コメディファンタジー小説の映画化
新規登録(2003-10-05)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2023-01-15)【Olias】さん
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監督ルイ・マル
キャストカトリーヌ・ドモンジョ(女優)ザジ
フィリップ・ノワレ(男優)ガブリエルおじさん
渕崎ゆり子ザジ(日本語吹き替え版)
小林修ガブリエルおじさん(日本語吹き替え版)
勝生真沙子アルベルティーヌ(日本語吹き替え版)
緒方賢一トルースカイヨン(日本語吹き替え版)
池田勝トゥランド(日本語吹き替え版)
小宮和枝マド(日本語吹き替え版)
広瀬正志シャルル(日本語吹き替え版)
太田淑子ムアック未亡人(日本語吹き替え版)
鈴木れい子サジのお母さん(日本語吹き替え版)
原作レイモン・クノー
脚本ジャン・ポール・ラプノー
ルイ・マル
作曲ヨハネス・ブラームス弦楽六重奏曲第1番第2楽章
製作ルイ・マル
美術ベルナール・エヴァン
字幕翻訳寺尾次郎
あらすじ
夫を殺して現在ラブラブ中のお母さん(おいっ!)に連れられ、パリにやってきた女の子、ザジ。二泊三日で伯父さんに預けられたのはいいけど、楽しみだった地下鉄はストで運休中だァ! こうなりゃ言い寄ってくる変なオヤジをだまくらかして、パリの街で暴れてやるぅ~っ! …パリジャンの奇怪な恋愛模様を蹴散らす、仏の反逆児レーモン・クノーの原作を、テイスト重視で映像化。愛が、人生が、実存が、権力が、全てがドタバタと暴れ出すフレンチコメディ。「音楽のよう」と評された、フランス語の特徴を熟慮した台詞回しにも注目。
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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7.お洒落なナンセンスコメディーですね。ちょっとマルクス兄弟のノリに似てるかな。舞台出身のマルクス兄弟が「体を張ったギャグ」だったのに対し、こっちは映画的手法(編集とか)を使って監督がイタズラを楽しんでる感じ。最初と最後の電車からの線路のシーン(と流れてる音楽)が好きです。
ぐるぐるさん 6点(2004-02-01 19:50:36)(良:1票)
6.《ネタバレ》 “Zazie dans le métro”邦題まま。聖闘士星矢にハマっていた時に『雷鳴のザジ』って漫画を読んだから、こんな小さな女の子が主役のコメディだったことに驚いたわ。それもトムとジェリーのようなドタバタコメディ。
ザジの目線で'60年のパリの街を観光するのが楽しい。さすがパリ、当時からオシャレの最先端。今の時代でもBSで放送されるくらいだし、この映画の影響って大きかったんだろうな。

一番大きな影響って“小さくて生意気な女の子が大人相手にイタズラをする”ってキャラ設定だったりして。おかっぱ頭にオレンジのシャツが特徴的なザジ。映画を観ていて思ったのがザジの既視感。おかっぱの女の子。あぁクレラップのCMだ。ザジに赤い服着せたらクレラップちゃんだ。影響?受けてないっす。なんて言わせないぞ。ちびまる子ちゃんは前髪ギザギザだし、ワカメちゃんはもみあげが跳ね返ってる。ザジの影響受けてる後継者はきっとチコちゃんだろう。

ただコメディ部分は良く解らないってのが正直な感想。当時はウケたのかなぁ?ドリフみたいなのは解る。おじさんとの追いかけっこからカーチェイスまで。かなり気合が入ってるのは伝わる。
けど、人の位置が瞬時に変わってるの…とか、婦人の頭ぶん殴ってカバン盗む泥棒に一切触れないの…とか、ザジに話し掛けるおじさんと古着屋のオヤジが同じ人だったり…とか、靴屋が一瞬黒人になったり…とか、それってどういう種類の笑いを狙ってたんだろう?不条理ギャグでいいの?
最後の大乱闘なんか意味不明。ザジほとんど寝てるし。でもなんか、最後の「歳取ったわぁ」って決め台詞と、のどかな音楽が、レトロな映画を味わった、ちょっとした満足感を与えてくれたよ。
K&Kさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2023-03-25 23:02:54)
5.なんか育ちのいい子が、無理にイタズラッ子ぶってる、っていうような感じ。フランス映画って、戦前の人情喜劇の伝統がドンとあるわけで、でもなぜかアメリカ的なスラプスティックにも憧れを持っている(ルネ・クレールはうまくスラプスティックを使えたが)。ああいうのやってみたいなあ、と憧れ続け、しかし残念ながら「育ち」の違いはなかなか乗り越えられない。出だしのタクシーにぎゅうぎゅう詰めになってるあたりは、なかなかいいかなとも思ったんだけど、だんだん醸されてくるフランス風軽妙さと、トムとジェリー的アメリカマンガのタッチとのズレが気になり出す。はしゃぎっぷりに神経質なものが加わってしまう気がする。自作のパロディふうにブラームスを流したりするのも、なんかちょっとこの映画のトーンとは違うんじゃないの、というか、本来そっちの洒落っ気のほうが地なんじゃないか、とか。でもフランス風人情喜劇を(当時の)現代に再現するとなると、こうならざるを得なかったのか、という時代の苦さでもあるのかも知れない。
なんのかんのさん [映画館(字幕)] 6点(2010-07-17 10:06:36)
4.《ネタバレ》 なんというか、ギャグやコメディのアニメ-ションを実写化したかのような不思議な作品でした。とにかく、ハイテンション(ドタバタ?)でカラフルでポップでシュールな世界が繰り広げられます。
 本当に「花の都」と呼ぶに相応しいパリを堪能できる作品です。
TMさん [ビデオ(字幕)] 6点(2007-11-11 22:52:52)
3.《ネタバレ》 妙な清々しさを覚えるほど捉えどころが無い怪作。とても『死刑台のエレベーター』や『さよなら子供たち』と同監督作品とは思えぬシッチャカメッチャカぶりで、終いには思考停止に陥る。まともな登場人物は皆無に近いが、中でも美しいザジの叔母の鉄仮面のまま移動するのが面白かった。
丹羽飄逸さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2007-06-10 20:28:24)
2.所々観ているのが疲れる箇所があったが、全体を通してみると結構良い後味が残りました。
1960年という年代にちょっとびっくりしました。もっと新しい作品に感じた。
ねこかもめさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2005-11-20 12:42:04)
1.ジャンルや年齢を問わず、これほど女性を素敵に描く監督はそういない。ザジのこまっしゃくれた感じといい、クールな割りに一切ツッコミをしない美しい叔母といい、見事に生きている。しかし残念なことに、コメディのセンスはあまり無い監督だと思う。さんざんドタバタした後に笑った記憶と言えば、マイペースな叔母さんと炎のジャグラー白クマくらい。
ラーションさん 6点(2004-03-21 22:49:42)
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【点数情報】

Review人数 46人
平均点数 5.61点
000.00%
100.00%
224.35%
3613.04%
4613.04%
51021.74%
6715.22%
7613.04%
8510.87%
924.35%
1024.35%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 4.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 5.00点 Review1人
4 音楽評価 7.00点 Review1人
5 感泣評価 Review0人
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