28.阿片・贋金・殺し・人身売買・マフィア・・・ 円街という名の汚れた街に巣くう人間達を描いたストーリー。。 俺的には、こういうどこか灰色っぽい映画あまり好きくないんだけど、 時間つぶしにはいいんじゃないですか。。。リリイシュシュのすべて といい、岩井俊二監督の独特な世界観を見たい人にはいいかもw とにかく渡部篤郎かっこ良過ぎww めちゃカッコイイからビビッたw 【アキト】さん 6点(2004-07-13 13:38:30) |
27.《ネタバレ》 本作は、公開当時はプロモーションがメディアを席巻していて、CHARAが歌う「Swallowtail Butterfly ~あいのうた~」は、切なく印象に残っています。2時間半を超える大作。東京に移民が押し寄せてきて、移民達が住む貧民街ができてと、なかなか、先見の明のある世界観。移民達は、中国語と英語と日本語のチャンポン語を話すという設定も、なるほどと思えるこだわりで、それぞれの役者が自分流のミックス加減で話しているのも面白いです。主人公少女伊藤歩とCHARAが好対照で良いし、男優人も、三上博史、江口洋介、渡部篤郎と、当時、旬の役者を惜しみなく使っていて、それぞれの役を堂々と演じていて好印象です。中盤までは、がっつり世界観を構築していて、なかなか頑張っているなという印象。その分、終盤の展開は雑な印象。移民社会と旧来社会との軋轢みたいな方向には行かないで、移民同士の抗争になってしまって、本人達は敵を倒してスカッとしたのかも知れませんが、見てる方としては、宙ぶらりんのまま終わってしまった感じです。マイ・ウェイ押しで、~あいのうた~がエンディングだけというのもちょっと拍子抜けでした。 【camuson】さん [DVD(字幕)] 6点(2023-03-01 18:42:23) |
26.《ネタバレ》 この独特な世界観は嫌いじゃない。日本語と中国語と英語が入り混じった独特な言語も嫌いじゃない。観るべきシーンもたくさんあるのですが、点であって線でないのが残念なところでしょうか。世界観を受け付けない人には最後まで観続けるのは苦痛かもしれませんね。 【いっちぃ】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2016-11-24 21:43:15) |
25.《ネタバレ》 当時、映画館に足を運んで観たのを再視聴。 初見の時、自分が子供だったせいか気付かなかったけれど、いま観ると伊藤歩ちゃんが独特の雰囲気を持っていて魅力的ですね。主演に抜擢されるのも分かるなーと。 三上博、Charaの存在感で、ゆる~いストーリーが保ってますね。 桃井かおりのこの役は、そのままヘルタースケルターに発展!? 山口智子はもっと活躍しても良かったのに勿体ない印象。 太陽光で徐々に色彩がかすれていくような、退廃的でざらっとした印象の90年代を思い起こす作品でした。 【nina09】さん [インターネット(字幕)] 6点(2016-05-24 18:30:22) |
24.音楽はすばらしい。挿入歌もBGMもいい感じです。それに英語・中国語・日本語のチャンポンも、いい雰囲気を作っていました。 しかしストーリーは、部屋いっぱいにオモチャを散らかした印象。妙に多い出演者の1人当たり出演時間は短めなので、あまり感情移入もできず。特に友情出演的な有名女優さんたちは、いずれも“取って付けた感”があって浮きまくっていました。こんなことをされると、映像が一気に安っぽく見えるだけなんですけど。 そしてもう1つ。90年代のごく普通の東京の街と、「円都」と称するエキゾチックな貧民街と、「あおぞら」のある荒野が比較的至近距離に立地しているとは、当方な貧困な頭ではとてもイメージできませんでした。三上博史の熱演は良かったけどね。 【眉山】さん [インターネット(字幕)] 6点(2014-09-09 23:40:06) |
23.《ネタバレ》 "円都"という、岩井俊二監督が創り出した幻想世界。そのアジア各国を混ぜ合わせたような独創的な世界を楽しめました。当時勢いのあったこの監督が、お金と時間をかけて本当に撮りたい映画を撮った、そんな印象です。キャスティングで最も興味深いのはCharaです。このキャスティングは鑑賞前には違和感を感じたものですが、観てみればライブで歌う場面が多いことで納得しました。加えて、Charaの蓮っ葉な雰囲気と、あの少し気だるい感じの声が、本作の世界観にとてもよく合っていて、他のキャストはともかくグリコだけは彼女以外に考えられないと思います。札束に目がくらんだ多くの人が身を滅ぼす話でしたが、これに関しては残念ながら今我々が住んでいるこの世界もあまり変わらない。この幻想世界の中で私が確信したのは、人間や国や時代が変わろうとも、結局世界はお金で回ってるということです。人間が存在するかぎり、この事実だけはきっと永遠に変わらないでしょう。 【タケノコ】さん [DVD(邦画)] 6点(2014-04-16 22:59:43) |
22.きっちり世界観が作られているのはすごいなーと思いましたが、ぶっとび過ぎてて笑っちゃいます。「何が繰り広げられているんだろう…」と。 【なこちん】さん [DVD(邦画)] 6点(2014-02-16 02:25:56) |
21.せっかくの設定を活かしきれていない印象。 世界観を守れる俳優と演技が必要。 もったいない… 【棘棘棘棘棘棘棘】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-01-23 23:27:09) |
20.キャスティングであるが、豪華キャストとかのふれ込みで、一昔前、「邦画大作」として、話題を振りまいた作品。 「豪華キャスト」とか言われているが、そのキャストの大半が、テレビドラマを中心に活躍する俳優・女優ばかりで、映画としてはちょっと違うのでは?とか思ってた。 それで、今まで観てなかったのであるが。 浅野忠信の出演映画を観ることにハマっているので、この映画をレンタルしたのだが、あまりの「チョイ役」に、ダマされた感、大アリ。 セリフも全くないし、ちょこっと映ってる程度。 その程度で、出演者一覧に、「浅野忠信」っての載せるのは詐欺同然だと思った。 「浅野忠信の出演作チェック」が主な目的でこの作品を借りたので、浅野忠信が超チョイ役だった為、大して楽しめなかった。 返還前の香港や、夜の台北などを見てきた私にとって、この映画は、「アジアの近未来的な雑然とした都市の雰囲気」を、十分に演出できていた様には思えなかった。 その点も不満。 それと、「2時間29分」というのは、あまりに長い。 せいぜい半分程度の上映時間で十分だったのでは?と感じた。 CHARAが好きな人や、渡部篤郎辺りのファンにとってはいい映画だとは思う。 ただし、浅野忠信ファンがこの映画を観ても、裏切られ感が残るのは間違いない。 【にじばぶ】さん [ビデオ(邦画)] 6点(2007-08-30 23:52:14) |
19.2時間半かけて結局何が言いたかったのかわからなかった。でも世界観を楽しめたので、退屈にもならず満足でした。 【Syuhei】さん [地上波(邦画)] 6点(2007-01-07 02:06:45) |
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18.確かに、僕もグリコを食べ育った。ポッキーが大好きだ。もっと鮮明な画像で撮ってほしかった。 【ケンジ】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-01-30 20:42:29) |
17.岩井俊二監督作品ということで観ることに..面白いと言えば面白い、かな..ただ評判ほどでもなかった..出来は「花とアリス」の方が数段イイですね~ 設定は日本がまだバブルだった頃を彷彿とさせるが..今となっては..中国の方が..ね~... 【コナンが一番】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2006-01-13 14:41:01) |
16.日本?中国?・・チャンプルってるドコとも知れない異国感溢れるイェンタウン。欲望渦巻く怪しげな街。中国語、英語、日本語が入り乱れてて不思議。偽札や麻薬が絡んでR指定。登場人物達も一癖も二癖もある人らばかり。キャストかなり豪華です。岩井監督の映画って現実を描いてるんだけど現実的じゃない。どこかズレた独特の雰囲気、世界観があるんだよね。2時間30分は長い、それが難 【HIGEニズム】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2005-08-13 23:04:07) |
15.岩井俊二が、当時の勢いに乗り満を時して送り出した自身の総決算!にしてはいささか中途半端。おもしろくなくはないが、キャスティング&ストーリー設定と、あまりにも安易&狙い過ぎな感は否めない。とはいえ、チャラがマイウェイを歌ったりするような感じがイケてるとれる昨今のジャパニーズカルチャーシーンの中で、そのエッジを気取る輩が「お気に入りの一本」として本作品を挙げる日も遠くはないであろう。 【ドレミダーン】さん 6点(2004-07-24 18:02:13) |
14.《ネタバレ》 悪くはないけど「隠れた名作」と言わせるには、今一歩、何かが足りてない。 日本語、中国語、英語を混在させて作り上げた「円都」という雑多で多国籍な街に存在感は感じるものの、物語の展開上、あまり架空の世界である必然性を感じないし、それほど個性的な世界でもない(と言うか「ブレードランナー」のような、終末観+オリエンタルテイストという世界観はありがち)。 また、一歩外へ出た都心とのギャップがあまりにも大きく、都心と円都との「中間地点」が存在しないような違和感がある。せっかくの架空の世界も、そうした作り込みの甘さが目立っているように思う。 時折見られる詩的で繊細な表現には、監督の感受性の鋭さが見て取れるが、穿った見方をすれば、その「計算されたあざとさ」が鼻につく時がある(胸元のイモ虫とか、夢の象徴として魔都に翻るアゲハ蝶とか、ゴミ捨て場を楽園のように表現するとか)。ただ「何となく象徴的でカッコ良さげなセリフや雰囲気を用意した」という感覚でしかなく、いまいち底が浅い。 また登場人物が少し多すぎるせいか、テーマにピントが合わなかったりと、展開にまとまりが無いのも難点。主役は登場人物全員であり、その生き様こそが作品の核心だと思うが、「テープを巡る経緯」と「グリコのサクセスストーリーと挫折」の二大イベントに収束し過ぎで、しかもストーリー展開上お互いがうまくリンクしていないため、全体として見るとイマイチ何が言いたいのか分からない作品になってしまっている。 ラストも中途半端で後味が悪い。結局、アゲハはグリコと娼婦としてやっていくってこと?だからどんな店をやっているか言えなかった?さらに、テープがどういうもので、またどうして他人の腹の中に入れておかなければならないのかも不明のまま(しかも「生」で入れてたらテープがおかしくなるぞw)。だいたい大事なものならそんな保存の仕方をせず、金庫にでもしまっておくはず。消化不良。ランがどういう組織の人間かも説明無し。あっても無くてもいいイベントやキャラが多すぎる。 Charaを始め、僅かしか登場しないキャラも含めて、各役者さんの魅力を最大限に引き出す監督の能力や美的センスには素晴らしいものを感じるだけに、作品として荒削りな所が惜しい。 【FSS】さん [ビデオ(邦画)] 6点(2004-05-16 22:18:39) |
13.謎のアジア街を舞台にしなくても、ハリウッド級の良い邦画は作れるはず。まして岩井俊二の才能を持ってすれば…。でも面白かったです。高名な監督って、期待しすぎて点数が辛くなってしまう。次回作、楽しみです。 【Bebe】さん 6点(2004-02-14 23:37:35) |
12.独特の世界観に惹きつけられる。江口洋介がめちゃくめちゃな中国語を話すアイデアが面白い。 【カワサキロック】さん 6点(2004-02-01 12:19:48) |
11.日本人にもこういう映像、発想の映画が撮れるんじゃないの、とちょっとうれしくなった作品です。白人が完璧な発音で日本語を話すくだりは面白い。岩井俊二という人は育ちのいいお坊ちゃんなのかな?どことなく品のよさを作品から感じる。けれど品のよさが災いしちゃったことも否めないですねえ。キャスティングが?というのがありましたねえ。特に山口智子、江口洋介はミスキャストと感じる。この監督はとにかく映像にこだわる人なのね。レオス・カラックスが好きなのかしら、背景の中に唐突に子どもを使うことが度々ありますね、(唐突過ぎちゃってる感はあり)それを見た時に「あっ、カラックス?」と感じた。そうなんですよ、この作品は監督の思い入れとこだわりの映像を観る作品であり、ストーリーを楽しむ、メッセージを受け取る類のものではないですね。でもこだわりの映像を楽しむには、この雰囲気に合わない役者が多すぎでした。 【envy】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2004-01-04 09:53:06) |
【あしたかこ】さん 6点(2003-12-04 18:42:50) |
9.設定が命です、の映画かな。一昔前の香港的怪しさ。九龍城にカメラが潜入する、そんなドキュメンタリーを見ているドキドキ感と一緒なんだろう。引き込まれる理由は。だから、2度は観ないと思う。それにしても、「何処に行っても桃井です。」は凄いね。 【ぽろぽろ】さん 6点(2003-07-24 20:26:14) |