3.まったく期待していなかったのですが、意外に良かった。全編をクロード・チアリとチャイコフスキーの2曲で埋め尽くす作戦ですね。おかげで寂寥感と高揚感が交互に訪れて、メリハリが効いていた気がします。
以下、本筋とは関係ありませんが雑感など。東西ヤクザの抗争という意味では、いよいよこれからという場面で「完」となるわけで、肩透かし感が否めません。しかし高倉健が去ったとたんに「仁義なき戦い」のテーマが流れるというのも妙なので、あれはあれで良かったのでしょう。
それにしても、東西ヤクザのギャラ格差が凄そうです。ドラマ上では関西系が押していたようですが、役者陣で比べればアクの強い有名どころを揃えた関東系の圧勝でしょう。その総額は巨人とDeNAどころか、巨人とJ2ぐらいの開きがありそうです。だからどうという話ではありませんが。
そしてもう1つ、ヒロインの池上季実子は美人さんだと思いますが、アップにしてはいけない。もうタレ目が気になって気になって。