1.《ネタバレ》 ジャン=ポール・ベルモンドのアクションを楽しむ映画。パリの街中をカーチェイスやら銃撃戦やら地下鉄でとんでもないスタントやらヘリコプターのアレやら大分無茶苦茶になってますが、しれっとした顔でそれをすべてやっつけるベルモンドはほんとスゴイ。空っぽ頭と筋肉とエンニオ・モリコーネのクセのありすぎる音楽がコラボすると独特すぎる雰囲気を持つ映画が完成しているのもこれまた。やってることはスゴイだけどなんか盛り上がりもなく、ずーっと同じようなテンションで進んでいくので何かが物足りずでミノス自体も最初はシンプルな殺しだったのに後半は手榴弾にグレードアップしてて笑った。義眼をネタにし、最後もちゃんと左目を壊してたのでそこはよかったです。