トコリの橋のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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トコリの橋

[トコリノハシ]
The Bridge at Toko-ri
1954年上映時間:102分
平均点:6.38 / 10(Review 8人) (点数分布表示)
公開開始日(1955-02-12)
ドラマラブストーリー戦争もの
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タイトル情報更新(2024-08-27)【Olias】さん
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監督マーク・ロブソン[監督]
キャストウィリアム・ホールデン(男優)
グレース・ケリー(女優)
フレデリック・マーチ(男優)
淡路恵子(女優)
ミッキー・ルーニー(男優)
チャールズ・マックグロー(男優)
アール・ホリマン(男優)
デニス・ウィーヴァー(男優)(ノンクレジット)
二階堂有希子(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
辻村真人(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
千葉順二(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
山田康雄(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
福田豊土(日本語吹き替え版【TBS】)
森山周一郎(日本語吹き替え版【TBS】)
脚本バレンタイン・デイビス
撮影ロイヤル・グリッグス
製作パラマウント・ピクチャーズ
ウィリアム・パールバーグ
ジョージ・シートン
配給パラマウント・ピクチャーズ
特撮ジョン・P・フルトン(特殊撮影効果)
美術ヘンリー・バムステッド(美術監督)
ハル・ペレイラ
サム・カマー(セット装飾)
衣装イーディス・ヘッド
ヘアメイクウォーリー・ウェストモア
編集アルマ・マックローリー
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3.《ネタバレ》 う~ん・・・なんかもったいないなぁ・・・。こんな後味悪い作品をこしらえるなら、いっその事、東京が舞台のグレース・ケリーと淡路恵子を巡って、東洋人大好きホールデンとF・マーチ、ミッキー・ルーニーが火花を散らす軍隊コメディにしちゃえば良かったのに・・・っていうのは冗談ですが。あまりにグレースがお美しいので、途中退場がもったいなさすぎ、つい愚痴が出てしまう。おかしなニッポン人描写は、当時としてかなり抑えられている方。それほど国辱的な描写はなかったような。ただ、軍艦を港に出迎える女性たちは、振袖キモノ姿かパンパン風かどっちかのいでたち。極端すぎてくすぐったくなる。衣装担当イーディス・ヘッド女史に、グレースのお衣装だけでなく、わがニッポン女性の衣装デザインも監修一任させれば良かったのにね。戦争映画としては、盛んにタイトル『トコリの橋』が、いかに戦況作戦的に重要で複雑な造りの橋なのか何度も説明されてはいるけど、遠景のみの描写に留まる為、観てるこっちは一向にピンと来ない。だもんだから、盛り上がるはずのクライマックスの空中戦(技術的には良く出来ていると思う)にもそれほどノレない。常に「危険外」に居るF・マーチ提督の、含蓄あるようなないような、もっともらしい発言もこの悲壮なラストに至ってはなんだか癇に障ってくる。いろんな意味も含め、ちょっと困った映画。グレースは『裏窓』より、もっとここではキレイに撮られているかも。キッスも情熱的。そこだけはホント一見の価値あり。
放浪紳士チャーリーさん [DVD(字幕)] 6点(2022-08-02 22:45:07)
2.《ネタバレ》 朝鮮戦争中の空母艦載機のパイロットを主人公にした映画で、海軍の協力により発着艦や飛行中の場面は実写が使われている。攻撃の場面は特撮だろうが、結構リアルなのでこれは特撮だと自信をもって言い切れない出来になっている。
登場するのは主にジェット戦闘機のグラマンF9Fパンサー、ヘリコプターのシコルスキーHO3S-1である。F9Fは戦闘機ながら対地攻撃用に使われていたようで、劇中でも題名の橋の攻撃を行っていた。またHO3S-1は救難が主任務とのことで、発着艦の際は常に滞空して待機し、また敵地で孤立した友軍兵の救出に向かったりしていた。
空母に関して、艦橋に34と書いてあるのはCV-34(またはCVA-34)の「オリスカニー」であることを意味するが、劇中では「サボー号」(字幕)という設定になっている。この名前は、かつてアメリカがした戦争での激戦地の名前を空母につける伝統からすれば、太平洋戦争の激戦地だったソロモン諸島の島の名前(Savo Island)と思われる。劇中でこの空母がいたのは冬の日本海だったらしい。
なお「トコリ」は原作者が作った架空の地名とのことだが、少なくとも「リ」は「里」かと思った。場所としては港湾都市の元山の近くのようである。

この時期にも、大戦後期の主力だったエセックス級空母はまだ現役でいるが、既にジェット機やヘリコプターも搭載して時代が急速に変わりつつある印象を出している。少し前まで敵国だった日本も、戦後速やかに友邦になって人々も親和的であり(戦勝国に媚を売っていただけだろうが)、かつてアメリカ人が生命をかけて戦った敵はどこに行ったのかと思わされる。
その中で、本業は弁護士だという主人公は、前の大戦をせっかく生き延びたのに今どきまた戦地に駆り出されてしまっている。妻子を守るために戦うというならまだしも、自国が脅威にさらされている危機感など本国のどこにもなかったとすれば、この主人公が死地に赴くことの理不尽さは確かに感じられる。アメリカのやる戦争で、職業軍人は別としても一般国民が死んでいくことについて深刻な疑問を提起した映画なのかとは思った。「朝鮮にいるから戦う」とは、いなければ戦わずに済んだはずという意味だったか。

ところでアメリカ映画に出る日本人はヘンな連中ばかりというのは常識だが、この映画で特に呆れ果てたのが「御家族風呂」だった。素っ裸で居並んでお辞儀する一家など想像を絶するが、裸を気にしない子どもらが先に仲良くなったという展開は悪くない。戦争があっても人間同士が仲良くできるのはいいことだ。
かっぱ堰さん [DVD(字幕)] 6点(2022-07-02 09:07:10)
1.《ネタバレ》 アメリカ海軍全面協力の元、実機による撮影が迫力満点。ジェット戦闘機の創成期モデルであるF9Fは、今現在のものと比べると水平に出ている翼が特徴ある機で、実際の離着陸が見れるのは貴重ですね。2機による偵察飛行のあと帰還する場面は正直某ト〇〇ガンですね、もう、そうにしか見えない。もしかしてこれが?んなことないか(苦笑) あと日本の描写がありますが、なかなかなものでしたね~、(あんなお風呂はあったんだろうか?なんかギリギリありそうな雰囲気w)  悲しい終わりでしたが戦争の無常さを描いていました&グレース・ケリーは相変わらず美しかったですハイ 
Kanameさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2019-06-12 16:16:00)
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【点数情報】

Review人数 8人
平均点数 6.38点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
5225.00%
6337.50%
7225.00%
800.00%
9112.50%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 4.00点 Review1人
2 ストーリー評価 6.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 6.00点 Review1人
4 音楽評価 3.00点 Review1人
5 感泣評価 Review0人
chart

【アカデミー賞 情報】

1955年 28回
視覚効果賞 受賞 
編集賞アルマ・マックローリー候補(ノミネート) 

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