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雪之丞変化(1959)

[ユキノジョウヘンゲ]
1959年上映時間:85分
平均点:7.00 / 10(Review 5人) (点数分布表示)
公開開始日(1959-12-25)
時代劇小説の映画化
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監督マキノ雅弘
キャスト大川橋蔵(男優)中村雪之丞・闇太郎・松浦屋清左衛門
淡島千景(女優)お初
千原しのぶ(女優)お菊
大川恵子(女優)浪路
加賀邦男(男優)浜川平之進
阿部九洲男(男優)将軍家斉
沢村宗之助(男優)広海屋与平
徳大寺伸(男優)鉄心
戸上城太郎(男優)門倉平馬
吉田義夫(男優)長崎屋三郎兵衛
高松錦之助(男優)稲葉山城守
松浦築枝(女優)松ケ枝
水野浩(男優)中村座頭取
星十郎(男優)ムク犬の吉
有馬宏治(男優)広海屋番頭
尾上華丈(男優)長崎屋番頭
矢奈木邦二郎(男優)榊原左衛門太夫
赤木春恵(女優)お芳
東竜子(女優)広海屋女房
有島竜司(男優)役人
山本順大(男優)雪太郎
時田一男(男優)長次
若山富三郎(男優)安藤左近将監
進藤英太郎(男優)土部三斎
黒川弥太郎(男優)孤軒先生
片岡仁左衛門(十三代目)(男優)中村菊之丞
原作三上於菟吉「雪之丞変化」
脚本鈴木兵吾
音楽鈴木静一
撮影三木滋人
製作大川博
企画中村有隣
配給東映
美術桂長四郎
編集河合勝巳
録音墨関治
照明田中憲次
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2.《ネタバレ》  主人公・雪之丞と義賊・闇太郎を、一人二役で演じるのが、何やら伝統になっているようだが…。一人二役というのが、作劇上の意味を持っていない物語というのを、初めて見た。というか、物語の中で別人に見えるように意図された一人二役を、初めて見た。最初の衣笠監督版と同じ時代に原作が書かれており、原作にも監督の名をもじった役が登場するなどしており、この配役も原作者の意思かも知れぬ。顔の違う別人なら、別の役者がやればいいのにとは思うが、どうやら、主演俳優のいろいろな役の演技を楽しみたい、ということらしい。うーむ、舞台の有名な役を、いろんな俳優が演じる、その違いなどを楽しむのと、似ているのかもしれない。
 さて、このマキノ版は、娯楽に徹した大胆な脚色。特にお初が、かなり良い人になっている。雪之丞も浪路を積極的にコメ問題にひきずり込む。
 どうも闇さんとお初っちゃんが主役の印象。孤軒先生と脇田一松斎の役が一つにまとめられたのはいいが、お初までもが雪之丞側に都合の良すぎる役になって、話は単純化した。
 原作と違い、最後の土部三斎への決着が刀による勝負なのはよし。欲を言うと、ラスボスである三斎との一騎打ちは、もうちょっと時間をとって、魅せて欲しい部分でもあった。しかし、その勢いで、浪路まで切ってしまうのは、安直。
Tolbieさん [DVD(邦画)] 6点(2012-02-08 02:43:55)
1.長谷川一夫の『雪之丞変化』は2本とも観たが、本作“マキノ版”の方が良かった。
やはり、長谷川一夫より大川橋蔵の方がかっこよい。
にじばぶさん [ビデオ(邦画)] 6点(2007-11-17 11:41:09)
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【点数情報】

Review人数 5人
平均点数 7.00点
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100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
6240.00%
7240.00%
800.00%
9120.00%
1000.00%

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