20.《ネタバレ》 これは「映画」ではないですね。感性の表現をフィルムに落とし込んだ、90年代のミュージックビデオぽい映像作品です。 映画として鑑賞したならば、金城パートはお話として破綻してるしトニー・レオンの後半はフェイ・ウォンの住居不法侵入にストーカーの恐怖を抱いてしまうところです。 わたしは「アメリ」で鑑賞の仕方を間違って大失敗したのですが、今作は事前にみなさんのレビューで大体の作品味を押さえることができたので幸いでした。 ‶アート”の分野であると思って観れば、あら不思議うじうじ金城くんも独り言トニーも不思議ちゃんが怖レベルのフェイも皆生き生きと愛らしく見えてきます。 光の粒すら捉えている感のある映像は独特の魅力がありますし、若いということの手に余るようなどうにもならなさ、愛しさがよく伝わります。 90年代の香港の多人種で雑多なエネルギッシュなこと。かの都市の最後の自由な輝きを留めていることも、ノスタルジックな感傷を催しそうです。懐かしいといえばフェイ・ウォンの「夢中人」。綺麗な歌声は久しぶりに聞いてもやっぱりキュート。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2023-04-17 17:15:14) (良:1票) |
19.ストーリーは、あってないようなもので、カメラと演出と演技で魅せる映画。雰囲気は悪くない。邦題もよし。個人的にはブリーフではなくトランクスにしてほしかった。 【la_spagna】さん [DVD(字幕)] 6点(2014-10-09 17:57:43) (良:1票) |
18.《ネタバレ》 警官223号の金城武がポケベルや公衆電話にやたら頼っているのでイラつかされますが、よく考えると携帯もスマホも存在していない24年前の映画でした。現在ならスマホに依存する青年という感じなんでしょうが、つまりそこを入れ替えるだけで現代でも通用するこの映画の持つスタイリッシュさは色あせていないということなんでしょう。 ほんと公開当時はフェイ・ウォンのスタイルに影響された女子が多かったですよね。多分この映画が、90年代においてハリウッド映画以外で最も若者カルチャーに影響を与えた作品だったんじゃないでしょうか。ストーリー自体はあってなきがごとくと言った感じで、前半の金城武パートと後半のトニー・レオンのパートもそれこそ1ミリもつながりはありません。また主要な2組のカップルは中二病感が丸出しで、とくにトニー・レオンはかなり重症だと言えます。ネタなのは理解できますけど、部屋の石鹸や濡れたタオルにまで話しかけるところは観ていて痛々しい限りです。まあ中二病がもっとも進行していたのは監督のウォン・カーウァイだと言えますけど。あとフェイ・ウォン以上に世界に衝撃を与えたのはトニー・レオンのランニングシャツ&ブリーフ姿で、白ブリーフ履いてこれだけカッコよい男は史上空前です、やっぱイケメンはどんな格好でもサマになります。 『夢のカルフォルニア』の使い方だけはさすがに耳障りだったかもしれませんが、総じて音楽の使い方にはセンスがあって好きです、エンドロールに流れるフェイ・ウォンが唄うクランベリーズの『ドリームス』のカヴァーも良かったなあ。そういやクランベリーズのドロレス・オリオーダンは今年亡くなりましたね、合掌。 【S&S】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2018-08-18 22:37:49) |
17.映像に新鮮味があるが、それだけ。一応最後まで見続けることは出来るが、見終わっても何も残らない感じ。 ストーリーはあって無いようなもので 実は深い意味があるのかと考えてみたくもなるが、同監督のその後の作品も考えると 大した意味は無いようにも思ってしまう。 【くろゆり】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2018-05-22 21:10:30) |
16.《ネタバレ》 地に足がつかないふわふわした恋愛ストーリーも、監督のセンス次第でここまで面白くなるとは。恐れ入りました。金城武パートはあまり楽しめなかったのですが、トニー・レオンパートは良かったですね。ゴダールの映画を観ているような感じがしたので、長々と感想を書く必要もないかな。 【カニばさみ】さん [インターネット(字幕)] 6点(2015-02-17 20:50:45) |
15.《ネタバレ》 [重慶大厦]に泊まってきたので、思い出したかのように見なおしてみた。 確かにあのゴミゴミとした、増改築を繰り返したようなイビツっぽさが感じられなくもない。 人と人とのすれ違いっぷりなんか、まさにそうだ。 でもラブストーリーなんで、基本は単純な2人話に終始してるんだよね。 そこが残念かな。 【afoijw】さん [DVD(字幕)] 6点(2013-02-14 21:41:02) |
14.ゴムが伸びたようなブリーフ姿にふられ男の情けなさが滲んでる。トニー・レオンは巧いなぁ。 【mimi】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-05-01 11:25:52) |
13.二つのエキセントリックな恋のお話。この二つが全然違う色で語られる。「金城武×ブリジット・リン」は香港を無国籍感漂う未来都市のようでいてゴミダメのようなオリジナルで魅力的な都市にして、技巧を凝らした映像でスタイリッシュに語る。「トニー・レオン×フェイ・ウォン」はほとんど主題歌の「夢中人」のミュージッククリップのような世界観でありながらも前半の映像よりも美しい画面が点在する。もともと洋楽カバーの「夢中人」を歌番組で歌うフェイ・ウォンを見たときに、なんてかっこよくてなんて可愛らしい女性なのだろう、そしてなんてステキな声なのだろう、と思っていたのでこの歌がかかったときはもうその歌がかかっているだけで心地良かったりした。二つのお話の舞台は同じなのにトーンが全く違うってのは違和感を感じるし、二つのお話のムリヤリなつなげ方もイマイチなんだけど、好きな人はそれがいいのかな? 【R&A】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-04-01 16:17:31) |
12.《ネタバレ》 これはなんていうか、「映画」というのとはちょと違うような。 「BGM」的に流しておいて、香港の若者の生活やファッションを楽しむ? 「起承転結」を期待してしまう日本人の常としては、眉間にシワをよせて真剣に取り組む対象ではないみたい。たりらりらん、と進むこのユルさよ。ロフトって香港にもあるんだ。 【パブロン中毒】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2005-12-11 00:45:56) |
11.この映画全く駄目だったのです。でもでも、ラストシーンでフェイ・ウォンの曲が流れ出すと・・・。いきなり評価がうなぎ昇り。もしあの曲が流れなかったら1点だが。それだけでプラス5点。 【やぶ】さん 6点(2004-04-19 21:07:50) |
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【北狐】さん 6点(2003-12-24 10:16:21) |
【BAMBI】さん 6点(2003-10-14 17:24:57) |
【ひなた】さん 6点(2003-07-23 23:30:51) |
7.香港フレンチ映画で映像がきれいで楽しめました。もうちょっとひいた演出なら良かったのにと思いました。トニー・レオンもフェイ・ウォンもいい味出しています。これだけなら7.5点です。 【omut】さん 6点(2003-07-08 13:09:38) |
6.トニーの警官の制服姿がいい。金城武もかっこよかった。確かに世界はこうしてつながって色々な恋愛模様があるのでしょうね。でも何だか展開が忙しすぎかな~。 【蘭】さん 6点(2003-07-05 23:16:30) |
5.「洒落た香港」の雰囲気をただただ味わうための映画。ストーリーはどうでもいいや。フェイ可愛い。エンディングの歌もいい。ライチを齧りながらもう一度観たい。 【ろせってぃ】さん 6点(2003-01-29 23:49:41) |
4.金城武は日本の映画やドラマだとまったく魅力がないが、香港映画だと妙に良いですね。でもこの映画、雰囲気は良いし音楽も良いんですが、ストーリーがあまり好きじゃない。雰囲気は独特です、どちらかというとフランス映画っぽいと思いました。 【恥部@研】さん 6点(2002-12-13 10:55:57) |
3.この監督さん、独特なものを持ってると思う。でも僕の趣向にはちと好かんな、、、。主題歌は合っててよかった。 【あろえりーな】さん 6点(2002-11-16 23:45:50) |
2.ウォン・カーウァイのヒット作。つまるところ馬鹿な男二人の恋物語。突っ込まないで観ましょう。 【向日葵】さん 6点(2001-08-09 09:23:11) |
1.うまいなーと思うけどあまり心に響かない。感情移入しにくいかなー。 【プリン】さん 6点(2000-11-14 12:25:49) |