2.《ネタバレ》 究極の出オチ映画。
製作総指揮が松竹を解任される前の奥山和由、監督が若松孝二、キャストが貴乃花との破局前の宮沢りえ、いつもの内田裕也、そしてあの事故の前のビートたけしと当時の映画界・芸能界で旬を迎えていたメンバーが揃い、どんな作品になるんだろうと思ったら、冒頭のクレッソン(当時反日発言で話題になっていたフランスの首相)のしょうもないパロディ(つうか実はこれをやりたかっただけじゃないかと思えてしまうんですが・・・)からラストまで結局いつもの「内田裕也」映画でしたという・・・・・。
まあ嫌いじゃないですけど。
追記:リメイク元の「エロチックな関係」を観賞しました。金はかかってないですが、洒落た感じのハードボイルド作品で面白かったです。「餌食」をリメイクした「魚からダイオキシン」もそうですが、内田裕也の個性と主張の強さが作品の内容より勝ってしまうと映画としては・・・・