1.《ネタバレ》 オリヴァー・ストーンの映画というよりかはマイケル・ケインの狂気の演技と一人演技を楽しむ映画。画面はちょっと暗いので少し見づらいですが小屋の中での手首との「対決」の一人演技は見もので派手にやりあった後の姿が「ああ、やっぱそうだったんだなぁ」と。ちょっと強引感溢れる方法で離脱した右手がケインを徐々に浸食していくまで結構退屈ですが手首目線で出来事を映してくれたり意外に派手にやってる右手の動きはなかなかよかったかな。ホラーというよりサスペンスよりな感じがしますが、妄想と現実の悪夢で精神的に狂っていったケインを冷めた目で見るマラ・ホーベルの顔が印象的で子役らしからぬ存在感があったかと思いますが結局は妄想の世界で殺人鬼と化したケインが一番すごかった。