1.《ネタバレ》 なんかセンスが80年代っぽいと思いきや、なんと60年代作品。
流石深作監督、時代を先取りした演出です。
登場人物のセリフ回しやキャラクターがなんか漫画っぽくて笑ってしまいます。ルパンの恐喝屋バージョン的な感じです。お時が峰不二子みたいで素敵でした。
派手な車炎上、爆発といったシーンもあってなかなか面白いんですが、ストーリーにひねりがなく、ラストがあっけなさすぎるので、最後に大逆転劇を観たかったところです。主演の松方さんの存在感はやはり抜群ですが、仁義以降の方が迫力があった気がします。