バッド・エデュケーション(2004)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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バッド・エデュケーション(2004)

[バッドエデュケーション]
LA MALA EDUCACION / BAD EDUCATION
2004年スペイン
平均点:5.54 / 10(Review 26人) (点数分布表示)
ドラマ犯罪もの同性愛もの
新規登録(2004-11-13)【鉄腕麗人】さん
タイトル情報更新(2021-11-07)【Yuki2Invy】さん
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監督ペドロ・アルモドバル
キャストガエル・ガルシア・ベルナル(男優)
フェレ・マルティネス(男優)
ハビエル・カマラ(男優)
レオノール・ワトリング(女優)
脚本ペドロ・アルモドバル
撮影ホセ・ルイス・アルカイネ
製作ペドロ・アルモドバル
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7.《ネタバレ》 1980年、マドリード。スランプを迎えている若き映画監督エンリケの元に、幼馴染みの俳優イグナシオが訪ねてくる。「突然だけど、これは俺が書いた脚本なんだ。是非とも読んでくれ」。16年ぶりに会った、神学校時代のかつての同級生にそう手渡された脚本のタイトルは『訪れ』。戸惑いながらもページを捲ったエンリケは、そこに自分が知らなかった彼の悲惨な過去が書かれていることを知るのだった。これはもしかしたら傑作になるかもしれない――。自分を主役にしてくれというイグナシオの要求を呑み、エンリケは新作映画の撮影を開始する。生粋のゲイでもあるエンリケは、撮影が進むうちにいつしか彼と性的関係を結ぶまでになるのだった。だが、そこから彼らの失われた過去と現在、隠していた嘘と真実、再び芽生えた愛と憎しみがまるでタペストリーの複雑な模様のように交錯していく……。自らゲイであることを公言して止まない、ペドロ・アルモドバル監督が自らの半生を元にして描くそんな半自伝的作品は、とにかく複雑な構造を有した映画でありました。物語は、まずそんなスランプ気味の映画監督の元に売れない俳優が“訪れ”ることから始まります。そこから彼が書いたという自伝的脚本の子供時代の物語へと移行し、そこでは10歳のころに学校の神父によって性的虐待を受けたという彼の衝撃的な過去が明らかとなります。そしてその脚本はまた現在へと戻り、撮影中の映画の中の出来事と監督と脚本を書いた主演俳優という現実の2人の関係がまるで二重写しのように描かれていく。アルモドバルって毎回、お話自体は極めて単純なのにこうした複雑なアプローチでもって意欲的な作品を創る天才だと僕は思っているのですが、残念ながら本作はそんな自らの技巧に溺れてしまったのか、その複雑な構造が作品としていまいち巧く機能していないような印象を持ってしまいました。赤を基調とした情熱的な映像美とこちらにまで汗の匂いが漂ってきそうな俳優陣の肉感的な魅力など、いかにもアルモドバルらしい耽美的な世界観は今回も堪能できましたけれど、彼の幾つもの傑作群に比べるとどうしても若干劣ってしまうかなぁというのが僕の率直な感想です。やっぱりアルモドバルって、男性を撮るより女性を撮った方がその実力を遥かに発揮できるような気がします。
かたゆきさん [DVD(字幕)] 6点(2023-10-16 05:38:08)
6.《ネタバレ》 性描写が露骨すぎて見てるこっちが恥ずかしくなってしまった。笑うしかないというか。最初の回想シーンが撮影中の映画だったというトリックはいいアイディアだと思うが、ラスト、神父がふらっと現れて告白するんじゃなくて、そこにもなにかサスペンス的な演出があれば良かったと思う。
カタログさん [DVD(吹替)] 6点(2008-03-17 23:50:12)
5.嫌いな人も多いと思うけど、元々アルモドバル作品好きなので、この映画も結構好きでした。やっぱり色がキレイですね。
mamimamiさん [DVD(字幕)] 6点(2006-06-11 22:53:10)
4.《ネタバレ》 音楽はものすごくよい。

エンド・クレジッドで流れる曲は聞き入ります。

危ない作品内容もこの監督の独特の色彩とカット割りで、

娯楽サスペンスにも取れる映画作りとなっています。

ただし私的にはちょっと合わなかったです。

突然現れたガエル・ガルシア・ベルナルは結局復讐のために全編を通じて活躍するのですが、

私は彼をなぜかマイク・マイヤーズ似だなぁと見てコメディに見ちゃいました(苦笑)

サスペンス的には二重三重で面白いしそのわりにわかりやすい。

難解ですが演出や編集がうまいので戸惑いません。

丁寧に作っています。

しかし「オール・アバウト・マイ・マザー」もですが・・

この監督作品の男優(ゲイ役の)と私は合いませんねぇ・・

いかにもってな感じだから(まあだからわかりやすいのだけれども)

引いてしまうんですよね。

幼少時代の純粋な愛引き裂かれた初恋が、

たとえ男同士であれども感情移入はできます。

そこにはやはり少年同士というみずみずしさと、

その年頃の恋の場合は男女も関係はないと・・

しかも引き裂いた悪役が神父なのです。

カトリックの寄宿学校という環境で神父は異常愛者。

この神父への復讐がある脚本がきっかけで始まるのですが・・

こういったサスペンスとして観られれば面白いかも。

お金、性欲、復讐・・もうドロドロです。

唯一といってもよいエンリケ役の薄い顔のフェレ・マルティネスが救いかも。

あまりに現実主義な彼の生き方に、

初恋を裂かれたあきらめも仕事に生かすという、

クールな生き様に感傷は感じなかったです。

やはり子供時代で終わってましたね・・

アルメイダさん [DVD(字幕)] 6点(2006-04-02 13:18:10)
3.G.G.ベルナル、小っちゃ!
kさん [DVD(字幕)] 6点(2006-03-03 22:23:18)
2.《ネタバレ》 同監督のトークトゥハーがどうにもダメでかなり構えて見たんですが・・・エンタメ経由ナッシング方向で見やすくておもしろかったです。キャストいいし(笑)。撮影終了後に泣き出すアンヘルを見て、えっ? 実は彼、本当はイグナシオってオチ?と、色めきだってしまいました(笑)バカ。あの泣きは変だな~。
ジマイマさん [DVD(字幕)] 6点(2006-01-17 12:27:39)
1.女性やもーほーさんにはいい映画だと思います。
たまさん [映画館(字幕)] 6点(2005-04-29 22:24:17)
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【点数情報】

Review人数 26人
平均点数 5.54点
000.00%
100.00%
200.00%
313.85%
427.69%
51142.31%
6726.92%
7415.38%
813.85%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 6.00点 Review2人
3 鑑賞後の後味 5.50点 Review2人
4 音楽評価 6.50点 Review2人
5 感泣評価 2.00点 Review1人
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