1.《ネタバレ》 子供ばっかり出てきて苦手な清水宏監督作品の中にあっては、大人向けの現代劇であり、楽しむことができた。
小原庄助さんのテーマ曲が良い。
でも、朝寝朝酒朝湯っておかしいよな。
だって、朝寝ていたら、朝風呂に入れないからな。
朝酒も飲めないし。
さて、大河内傳次郎の現代劇を初めて観たので、それだけで楽しめた。
そして終り方が良い。
全てを無くした後でも、そっと妻だけは傍に居てくれる。
これは男の理想だ。
最後に「始」の文字が出るのも、粋な演出。
小原庄助さんの人生は、妻と共にこれから始まるのであった・・・
おはら~、しょ~すけさん♪
てんてけてけてけ♪
そ~れで身上つ~ぶした~♪
あ~もっともだ~もっともだ~♪
でも人生はつぶれていない!
始まるのはこれからだ!