2.《ネタバレ》 私の感覚ではついて行けそうもない映画だが、何となく伝わってくるものはある。娘の援助交際を知った時、娘を問い詰めることなく、男の方だけを許せぬ存在と思う歪な親心。そのため人を殴り殺し収まりがつかなくなるが、最後は娘を残し自首する結末になる。ここで思ったのは最後に車の運転を教えたこと、それがは娘が自分の力で生きていくことを教えているようにも思う。
死んだチェヨンにも不思議な魅力を感じる。援助交際といえど常に明るく笑顔を絶やさない。死んでもなお笑っている少女に、どんな男も癒されたのではなかろうか。