1.《ネタバレ》 非常に評価に苦しむ映画
というのも展開が子供だましというか、なにこれ?みたいなのがあったり、と思ったら、
うは、こうくるか!っていうのもあり、めっさ人物描写が上手かったり。
結果いうなら子供向けの映画として観たらつまらないです。
鼻で笑って終わりです。
実際に大人がちゃんとした映画を観れる視点で観れば評価は高くなるんじゃないかと
多分、子供を交えて観るのと、大人だけで観るのでは評価変わると思います。
映画館自体子供が多かったので、集団心理というか、
どいうしても馬鹿にした視点になってしまいがち。
設定は凄く面白いです。
引篭もりや何かの事情で学校に行けない子供が遠隔操作用のロボットで
学校に通うというもの。
この設定は多分イロイロと使いまわしは出来そうで。
ちゃんとした小説で読んでみたいと思いました。
面白いのは遠隔操作といってもロボットが受ける感覚をフィードバックすることが可能なこと
基本的には切られている機能なんですが、その機能をつけた事で引篭もりの主人公が
外の世界への憧れを抱く描写は結構良く出来てました。
あとは子供役がどれもハマリ過ぎで良かった。
思うんですが、最近の子役って凄く上手ですな。
自分の子供の頃見た子役はどれも学芸会のようなのばかりだったんですけど、
セリフ棒読みみたいな。
なんかやけに鋭い視線を出したり、
その時の心理描写見たいなのをアリアリと見せるような演技したりと
主人公役の子供二人の演技が中々でした
まぁ、子役も良かったんですけど、
中村雅俊もやけにいい感じと思いました。
妻に先立たれ、子供に誤解されて、苦悩に生きる父親の役はハマリものです。
以下なんとなく思ったこと
ゲームいらんかも、これで無理やり展開を作ったのが悪かった
結局なんのゲームなのかも良く判らなかった
主人公の一人が実はオンナノコって展開は悪くなかった
やけに可愛い男の子だと思ってはいましたが…なにげに騙された