スカイ・ハイ(2005)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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スカイ・ハイ(2005)

[スカイハイ]
Sky High
2005年上映時間:99分
平均点:6.69 / 10(Review 16人) (点数分布表示)
公開開始日(2006-02-25)
アクションコメディアドベンチャーファンタジーファミリー
新規登録(2006-06-04)【rothschild】さん
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監督マイク・ミッチェル[監督]
キャストマイケル・アンガラノ(男優)ウィル・ストロングホールド
カート・ラッセル(男優)スティーヴ・ストロングホールド(ザ・コマンダー)
ケリー・プレストン(女優)ジョジー・ストロングホールド(ジェットストリーム)
ダニエル・パナベイカー(女優)レイラ
メアリー・エリザベス・ウィンステッド(女優)グウェン・グレイソン
リンダ・カーター(女優)プリンシパル・パワーズ
ブルース・キャンベル(男優)ブーマーコーチ(ソニックブーム)
スティーヴン・ストレイト(男優)ウォーレン・ピース
クロリス・リーチマン(女優)看護士
ケヴィン・マクドナルド[男優](男優)メドゥーラ
ジム・ラッシュ(男優)Mr. グレイソン / スティッチーズ
ジェイク・サンドヴィグ(男優)ラッシュ
音楽マイケル・ジアッキノ
編曲ティム・シモネック
ジャック・ヘイズ〔編曲〕(編曲補足)
撮影シェリー・ジョンソン(撮影)
製作アンドリュー・ガン〔製作〕
ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ
製作総指揮マリオ・イスコヴィッチ
配給ブエナビスタ
特殊メイクマシュー・W・マングル
特撮アサイラムVFX(視覚効果)
美術ロバート・グールド〔美術〕(セット装飾)
衣装マイケル・ウィルキンソン
録音デヴィッド・カーン〔録音・編集〕(音響効果編集)
その他ティム・シモネック(指揮)
ポール・モエン(ユニット・プロダクション・マネージャー)
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3.《ネタバレ》 みなさんご指摘の通り、『ハリー・ポッター』と『X-MEN』を『Mr.インクレディブル』風に料理した映画なのですが、ディズニーらしい丁寧な脚本が光っており、90分間充分に楽しめる娯楽作となっています。適度に笑わせ、適度に感動させ、適度に燃えさせる。合間に挿入される「ヒーローあるある」も楽しくて、誰もが見入ってしまうほど面白い映画ではないでしょうか。。。
と、娯楽作としては文句なしに面白いのですが、構成には首を傾げざるをえない部分が多々ありました。【目隠シスト】さんがご指摘の通り、主人公が能力を発現させるタイミングがあまりに早すぎるのです。この映画はヒーローもののパロディという体裁をとりながらも、その内容は現実の高校生の実態を描いたものです。優秀な両親の息子として周囲からの期待を集めながらも、それに見合った器に成長できない主人公の葛藤がドラマの骨子であったはずなのに、中盤で早々と学園最強クラスの能力を開花させてしまったのでは、この映画がやろうとしたことが見えなくなってしまいます。また、本作はスクールカーストを描いた映画でもあります。子供達は大人によって「ヒーロークラス」と「サイドキッククラス」に分けられ、そうした大人による選別がスクールカーストという形となって子供達の人間関係にも深刻な影響を与えています。少なくとも前半では、その問題をかなり真面目に扱った映画だったように見受けたのですが、やはり主人公が強くなりすぎたことで、この点も中途半端になってしまいます。このテーマであれば、「ヒーローかサイドキックかという選別に何の意味があるのか?落ちこぼれが役に立つ時だってあるのだ」という展開とすべきだったのに、主人公がスーパーサイヤ人化してしまったことで、物語に意味付けができなくなってしまいます。主人公は最初から最後までダメな奴だが、苦しんだ挙句に両親とは違うヒーロー像を確立するという物語にすべきだったのです。また、かつてヒーローになる道を断念したバス運転手が、最終的にヒーロー化するというオチなどは最悪で、結局は「みんなヒーローになりましょう」という、作品全体の方向性とは正反対の結論を導き出すに至っています。
ザ・チャンバラさん [ブルーレイ(吹替)] 6点(2013-06-17 01:34:42)(良:1票)
2.《ネタバレ》 いろいろな映画を盛り込んだ感じで、どのシーンもどこかで観たシーンに感じる。話の展開的には王道で最後もハッピーエンド。クライマックスの赤ちゃんいっぱいがかわいかった。とまあ、こんな風に単純に楽しむ観方もできるのですが、勝ち組と負け組の問題も盛り込まれています。奥が深いよディズニー映画。しかし、コスチュームのセンスがかっこ悪いよ。。。ヒーローの絶対条件としてかっこいいことって必要かと思うんですけど。。。
いっちぃさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2007-08-05 00:31:12)
1.《ネタバレ》 いかに“ヒーロー文化”がアメリカに根付いているかが分かります。(つまるところ、ヒーロー=アメリカなのでしょう。)普通に楽しんで何の問題もありません。以下は自分の感想。我ながら素直じゃないと思いますが、こういう見かたもあるということでご勘弁ください。物語開始時の主人公になら感情移入できます。親の期待という名のプレッシャーにどう立ち向かうか。多くの若者に共通する悩みだから。特殊能力を持たない主人公が活躍してくれれば、大いに希望を感じられたでしょう。しかし主人公の能力は早々に開花します。そしてその後はおいしいところを全部持っていく。終盤サイドキック組に見せ場を作って“真のヒーローは君たちさ”と言われても白々しい。(もし本当にサイドキックがヒーローだと思うなら、主人公に能力を目覚めさせる必要はありません。)本作の正しい見かたは、“君にも素晴らしい才能がきっと隠されている!だから自分を信じろ!”というポジティブなものなのでしょう。でも、正直鬱陶しい。“君たちに才能があるかどうかは知らない。でも得意なものぐらいあるだろう。それを活かせばどうにかなるんじゃねえの?”くらいで丁度いい気がします。ヒーローはおろか、サイドキックにさえなれない現実もある。その中で、いかに前を向いて歩こうと思えるかが大切ではないかと。世の中は、ヒーロー側からのアドバイスに溢れています。夢や希望のあるメッセージは素晴らしい。でも、そうではないメッセージにも耳を傾ける価値があると思います。
目隠シストさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2007-01-24 18:23:44)(良:2票)
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【点数情報】

Review人数 16人
平均点数 6.69点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
4212.50%
516.25%
6318.75%
7637.50%
8318.75%
900.00%
1016.25%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.00点 Review2人
2 ストーリー評価 5.50点 Review2人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review2人
4 音楽評価 6.00点 Review2人
5 感泣評価 2.50点 Review2人
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