6.《ネタバレ》 ひたすらに重く、暗い作品。
通して見ると、幸せを感じさせるシーンもまた物悲しい。
土地を離れ転々とし時には寄り添い、そして離れまた。
このふらつきが、二人の人生そのままでなんだかな~といった感じ。
従妹同士だからダメ、なのか正式にお互い離婚してないから一緒になれないのか。
そこら辺がスーの言葉からも作中からも読み取れなかった、どちらもかな。
どうしようもならなかった、できなかった二人。
頭がいいのに、上手く生きていけるはずなのに・・・難しい話です。
石の街の男どもを石頭と言ってたけど、スーもかなりの石頭でした。
あの時代で男を批判するとか、考えてみれば凄い先進的な女性だったのかも。
叔母さんの言葉、子供たちの死・・・心にズンと来ます。