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さらば愛しき大地

[サラバイトシキダイチ]
Farewell to the Land
1982年上映時間:130分
平均点:6.78 / 10(Review 9人) (点数分布表示)
公開開始日(1982-04-09)
ドラマ
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タイトル情報更新(2018-08-18)【イニシャルK】さん
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監督柳町光男
キャスト根津甚八(男優)山沢幸雄
秋吉久美子(女優)順子
矢吹二朗(男優)山沢明彦
蟹江敬三(男優)大尽
山口美也子(女優)山沢文江
佐々木すみ江(女優)順子の母
奥村公延(男優)山沢幸一郎
草薙幸二郎(男優)山沢竹二郎
松山省二(男優)文江の実兄
粟津號(男優)運転手
白川和子(女優)霊媒師
岡本麗(女優)台湾人の女
石山雄大(男優)生コン会社部長
日高澄子(女優)山沢イネ
猪俣光世(女優)
脚本柳町光男
撮影田村正毅
製作柳町光男
編集山地早智子
照明佐藤譲
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1.茨城の閑村を舞台にした、非常に重たいドラマ。
田舎だからこその閉塞感というか、行き場のない退屈さ加減が、観ている者を憂鬱にさせる。
都会の人間関係は希薄で冷たいというが、田舎でも結局は違う形で人間は追い詰められているのであって、本質は何ら変わりがない。
人間のつながりの脆さ、人間は結局は孤独という思いがこみ上げてくる。
そんな中で、根津甚八と秋吉久美子は、諍いを起こしながらも、お互いにすがりつき、そういった孤独感を少しでも埋めようとする。
だがそれは決して問題を根本的に解決するような行いではなくて、結局は破綻の道を辿った。
たとえ毎日が退屈で変化のないものであったとしても、コツコツとやっていけば、きっとこういうことにはならないのではないか。
嫌なことから逃げずに、地道に踏ん張ることこそが、自分や家族を守る最善の方法なのでは、と考えさせられた。

行き場を失い、覚せい剤に溺れた人間の行く末を、どうしようもなくリアルに描いた本作は、観ていて決して気持ちの良くなる代物ではないが、監督の言わんとしていることは、実に明確に伝わってくる骨太な作品であった。
にじばぶさん [DVD(邦画)] 6点(2010-01-22 23:55:48)
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【点数情報】

Review人数 9人
平均点数 6.78点
000.00%
100.00%
200.00%
3111.11%
400.00%
5111.11%
6111.11%
7333.33%
8222.22%
900.00%
10111.11%

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