43.《ネタバレ》 ~Salvation~救済(救済者)。洋題には4は付かない。 これは“ターミネーター4”と呼ぶよりは“ターミネーター・サルベーション”。 シリーズ前作で興行的&満足度的にヤラカシてしまったことを救済する意味と、登場人物を救済する者という二つの意味がありそうだ。 そしてこの作品は3の続きとしてより1の前日譚として観ると、割としっくり来た。 作中T-800が新兵器として開発されているのと、ジョンが頻繁にサラのテープレコーダーを聴いてヒントを探している辺り、サルベーションは、1さえ観ていれば(2を観ないでも)楽しめる作りになっている。 そもそもジョン・コナー役、フニャっと弱々しいニック・スタール(3)と、キリッとたくましいクリスチャン・ベール(本作)では、容姿が違いすぎるしね。 軽火器で応戦するイメージだった抵抗軍が、A-10や潜水艦を運用してたりと、かなり強力な組織なのに違和感を感じるけど…まだジョンは抵抗軍のリーダーじゃないから、初期の頃はこんな充実してたんだなぁって、思おう。 様々なターミネーター達と抵抗軍の戦いは、未来の戦争映画として迫力があり、ジョンがヘリで飛び立ってから墜落するまでの1カット風撮影とか、かなり見応えがあった。 T-800の起動は驚いた。出てくるとは思わなかったから、なんか嬉しかった。1の最初の髪型だったのも、おぉっ!て。 サルベーションは三部作だったらしいので、きっとカイルが過去に行くまでくらいの10年間を描く予定だったんだろう。スターの今後とかジョンとケイトの子とか、色々ネタはあったんだろうな。観たかった気もするけど、この1作だけでも充分かも。 タイトル話に戻るけど、まだ子供のカイルをジョンが救い、心臓にダメージを受けたジョンをマーカスが救い、マーカス自身は人生をやり直すことで過去の過ちから救われる。そんな救済者たちの物語としても成立している。 【K&K】さん [映画館(字幕)] 6点(2021-08-05 22:30:04) |
42.ジョン、マーカス、そしてカイルの三人の主人公による「審判の日」以降のターミネーター映画。新キャラのマーカスがなかなか良いキャラだったので、できれば生き続けて続編(…がある予定だったとか)にも出て欲しかったところ。最後のほうでシュワちゃんが全裸でバーンと出てきた時は驚くより笑いがこみ上げてきたのは何故だったんでしょうか(笑) 【ライヒマン】さん [インターネット(字幕)] 6点(2020-01-05 16:21:52) |
41.《ネタバレ》 地味におもしろいSFアクション大作です。 なにしろここまでのターミネーター史上最高の製作費なんですから、間違いなく大作です。 この映画の問題点は一つだけ。 「これってターミネーターじゃなくてよくね?」ってとこです。 今回の映画の主役であるマーカスライトはなかなかイケてて主役を張るに十分だし、今までのターミネータにはない地味で暗めのまじめなお話しも決して悪くはありません。 しかしやっぱりだからこそ思うのです。 「別にこの映画、ターミネーターじゃなくてよくね?」 僕はほとんど情報を持たずに試写会で観たわけですが、映画を観ながらほとんどの観客はどこかで州知事がドーンと出てくるのを期待してたと思います。 クライマックスあたりにサプライズでバーンと出てきておいしいとこを持っていくんじゃね? どうしてもそう思いながら客は観てしまうのです。 それはこれが「ターミネーター」シリーズだからです。 その看板を背負ってしまった以上、客がそう期待しながら観てしまうのは避けようがありません。 そしてそれは結局この映画の悲劇、背負いきれない看板を背負ってしまった4代目の悲劇です。 アメリカでも日本でも興行成績はパッとしなかったし評判もいまいちだったそうですが、そりゃしょうがないですよね… ターミネーターの看板がなければそこそこの映画だと評価されたんじゃないでしょうか?たぶん。 【あばれて万歳】さん [試写会(字幕)] 6点(2016-11-14 00:09:52) |
40.《ネタバレ》 最低最悪だった前作のこともあったので、どうせ今回も…、と全く期待せずに観たのだけど、前半の畳み込むような迫力のアクションシーンを見て「これはひょっとしてひょっとするかも?」と思ったのも束の間、ものの見事に後半は失速(笑)。まあ、ターミネーターの最新作というより、凡百のアクション映画の一作として観ればそこそこ楽しめます。 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 6点(2013-04-30 17:43:36) |
39.思ってたよりは楽しめたけど、せめてカイルは1に似た系統の顔の人が演じて欲しかった。 【movie海馬】さん [地上波(吹替)] 6点(2012-11-14 15:58:08) |
38.2012.09/30 鑑賞。頭が大混乱も今回はタイムスリップなしで分かり易い。3人の関係を理解するのに一苦労。CG等が進歩し現実離れした映像、アクション、音響。無機質感が強く、人間らしさが押さえ付けられている気がする。1作のアナログ感が好き。 【ご自由さん】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2012-10-01 15:10:42) |
37.《ネタバレ》 T3の個人的評価が悪かったため補正がかかったのか、本作はそこまで酷いとは思いませんでした。ただスカイネット側のでっかい変形フライングメカを見たときは「これディセプティコン側のトランスフォーマー?」とか思いましたけどね。シナリオや展開に関しては、Tシリーズが好きなら見ても損はないといえる映画。 【シバラク・オバマ】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-07-19 16:06:34) |
36.平均的なクオリティーの作品で、今までの作品から比べれば大分大人しいか。 研究所のモニターに科学者が映る場面で一気に萎えたが、シュワルツネッガーが拝めた瞬間に興奮。 残念ながら、そこそこの作品だった。 【タックスマン4】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2010-06-25 00:31:25) |
35.まぁ普通です。白と黒を基調にした映像がスタイリッシュでかっこいい。続編としては,追い詰められる感がなく、もはやターミネーターとはいえないかもしれない。 【Yu】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-06-24 10:41:25) |
34.WOWOWでやっていたので見ました。普通のSFですな。しかも、スケールの割には最後が非常にこじんまりとした展開になるのが笑えました。なんの驚きも感動もなく、普通に終わったって感じです。 【ぬーとん】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2010-06-22 23:09:29) |
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33.《ネタバレ》 映画ターミネーターシリーズの『1』と『2』で提示されたのは“未来は変えられる”という希望。一転『3』では“覆水盆に返らず”という絶望が描かれました。後味が苦く、また艶消しの意味合いの強い『3』ですが、前2作との整合性を考えるならば、この結末しか有り得なかったのも事実です。そこで、本作『4』。抵抗軍のリーダー、ジョン・コナーが父親であるカイルを助け出すというお話。ポイントは、ターミネーターワールドの現在進行形の時間軸で『1』よりも“前”に起きたエピソードだということ。つまり“過去は変えられない”という真理は本作にも当てはまる訳です。どんな経緯があるにせよ、結局カイルもコナーも助かるのは既成事実。そんな先入観を観客に持たれているのは、サスペンスとしてはハンディキャップと言えるでしょう。でも、そこはそれSF大作の一大ブランド『ターミネーター』だけの事はある。見応えのある娯楽作品に仕上げてくれました。ただ、もうこの手のエピソードはもういいかなと。大河ドラマの隙間は十分埋まりました。終幕のナレーション“未来は変えられる”に価値を持たせるにも、次回作は『1』よりも未来のエピソードを希望します。 【目隠シスト】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-06-12 19:25:35) (良:1票) |
32.《ネタバレ》 ジョン・コナーが伝説となった一端とカイル・リースの話なんでしょうが、 いまいちですね。 マシンの合理性から言っていつまでも人間を発見した段階で生かしておかない姿勢のはずでは?という疑問に全く答えていない。 特にカイルとジョンが居るの判っていてターミネーター送るしか手が無いスカイネットっていかがなもんでしょうか。 そこを大目に見たとしても、ジョンはもうどういうタイプのマシンが開発されるかは知っている筈。それでもこんな抵抗しかできないのは理解できないな。 でも、未来の荒廃した世界とレジスタンスの描写には魅力がありました。 【森のpoohさん】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-04-23 00:47:09) |
31.名作の呪縛から逃れることができず、デジャブのような作に。オマージュと言うべきかリスペクトと言うべきなのか。私には冒涜とか悪ふざけにしか感じませんでしたが。ただただ苦笑いです。できれば「おっ、ニヤリ」としたかったです。新たな提案もないままただ作ってみたんですけど的な内容になってしまっている。25年前なら許されたシチュエーションも21世紀になった今ではツッコミ無しで許されるとか言うとそうも行かないだろうし。マシン型人間に触れたことのあるジョンのマーカスに対する異常な警戒心も?だし。カイルもせっかく押さえたんだからスカイネットもあっという間に殺してもよさそうなものだし、そもそもカイルが最重要人物であることはスカイネットは知るよしもないはず、ジョンのみがその価値を知っているはずだし。スカイネットもネットという割りにはなにか昔のコンセプトの巨大コンピュータ型だし。なんかドッチラケ的な感じ。映像音声の迫力に免じて6点。 【タッチッチ】さん [ブルーレイ(吹替)] 6点(2010-03-17 22:35:38) |
30.ターミネータって感じはしないがこれはこれでまあ面白かった。 だけど、キャラが薄くラストも中途半端感が残る。 【のははすひ】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-02-25 21:28:35) |
29.《ネタバレ》 続編が次々にコケる、シュワちゃんが出ない、序盤の廃れた世界が不安すぎましたが、なんだかんだ言ってもそこそこ楽しめた。未来の時点でおなじみの顔ぶれはいませんが・・・ 【ラスウェル】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-02-25 19:28:57) |
28.SF的な突っ込みドコロはあまり気にしない性質なので、一本の映画としてはまあまあ楽しめます。が、ターミネーターシリーズとして見たら「ロマン」が足りないよナァーと思いました。過去作は現代が舞台で、「このままでは未来が大変なことになる」という大きな動機になる要素がありましたが、今回で未来になっちゃいましたしね。未来のために戦うという(現実の問題で言えば、温暖化とか紛争とか)、現代の我々でも共感できる要素があったから良かったのではないかなと思ったり。 【ゆうろう】さん [映画館(字幕)] 6点(2010-02-17 14:27:26) (良:1票) |
27.《ネタバレ》 世界中がスカイネット相手に戦争してるんだから群像劇になってもしょうがないでしょう。 本作は「ターミネーター3は、なかったことにしてくれ」という前提で作られたんですよね。 それにしてもジョン・コナーは、どんな設定にしてもマヌケにしか見えないのは何故でしょうか(笑)。きっとクリスチャン・ベールも出演を後悔してることでしょう。 サラ・コナーの写真やカイル・リースの成長の描かれ方が中途半端なのは、誰もが、今後シリーズ化するだろうと思うはず。 個人的には「パート5」はきっと3D映像になるのでは…なんて思います。今年は「アバター」もヒットしてることだし。 ジェイソンやフレディを目指して頑張れ、ターミネーター! 私はもう観ないけど。 【クロエ】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-02-09 22:07:58) |
26.《ネタバレ》 なるほどねぇ~ なかなか展開についていけず「やべーわかんねー」と思いつつ観てましたが、後半から面白くなってきましたね ド派手な演出・精密な描写など映画的な進化を感じました。 露骨な続きますエンディングはどうだかなぁ~(苦笑)だけど結局観てしまうのでしょうネ 【Kaname】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-02-07 09:44:12) |
25.ターミネーターの名前が付いているからこそ見れる作品かな? つまらなくはないが、特別面白くもない。 今までの積み重ねがあっての作品。 【miso】さん [インターネット(字幕)] 6点(2010-01-27 17:24:53) |
24.主役のはずのジョン(クリスチャン・ベール)をマーカス(サム・ワーシントン)が完全に喰っていて、ジョンの存在感が薄いなぁ。 ターミネーターシリーズと言うと、未来の殺人兵器ターミネーターがタイムトラベルする内容だったが、本作は「審判の日」以降の人類とスカイネットの戦いを描いているので、設定をある程度引き継いだ別物と考えた方がよいだろう。なので、邦題の『T4』はいただけない。 しかし、スカイネットってあれだけの物量がありながら、人類に勝利できないってのはどういうことだろう? 【あきぴー@武蔵国】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-12-31 22:53:48) |