7.《ネタバレ》 (モロネタバレあります。ご注意ください。)地球外生命体に体を乗っ取られた人間は、眠っている間に記憶と体組織をコピーされる。キャベツ畑人形の如く謎の植物から出てくる新しい体。コピー完了と同時にオリジナルは消滅する仕掛けです。イメージ的にはデジタルデータのダウンロード。コピーが成功するまで、バックアップは保持するあたり抜かりない。この発想はかなりキテルと思います。人面犬はコピーエラー?サヤ製造工場なんてのも面白いです。何よりラストの余韻が絶品。よく考えれば当然のオチですが、ドキリとしました。間髪入れずに無音のエンドクレジット。痺れます。アクの濃さ・惹きの強さはリメイクの『インベージョン』(2007)を遥かに凌ぎます。ただしその分、細部の創り込みは粗い。コピーは表情が無いと言いつつ人間と大差無かったり、“眠ったらアウト”という重要な設定が十分観客へ周知されていなかったり。リメイクを知らなかったら理解し辛い部分が散見されました。ですから、これら不具合を改善した『インベージョン』は、意味あるリメイク作品と言えそうです。個人的な好みを言えば、事の真相を伏せたまま出来るだけ引っ張りたい。初っ端から解答をさらけ出すより、妄想説や病気説、ドッキリカメラ説等いろんな選択肢を残したほうが面白いかなと。 【目隠シスト】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2010-08-08 19:18:49) |
6.寄生花(?)といい彼らの奇声といい、薄気味悪い雰囲気がぷんぷんに漂っているのがいいですね。あの寄生花に抗う手段がもはや主人公にはない(人間、寝ないわけにはいきませんから)っていうのも悲しいですね。 【まいった】さん [DVD(字幕なし「原語」)] 6点(2009-12-10 11:10:08) |
5.《ネタバレ》 怖がるというよりは、先に観てしまったニコール・キッドマン版との違いを楽しんでしまいました。何人かが書いていらっしゃいますが、確かに「寄生獣」は影響を受けてますね。侵略のプロセスは、感染→睡眠→本体が崩れる→同時に姿かたちが同じコピー体が近くに現れる。という流れのようでした。コピー体が完全になる前に睡眠から覚ましてやると、コピー体の成長が止まる。生成中のコピー体をぶっ壊すと、何度もイチからコピー生成が始まり、コピーが完成するまでは本体は崩れない。ということは、生成中のコピー体を壊し続ければ、本体は長時間の睡眠が可能ということになりますな。解説が長くなったけど、このあたりの甘さを解消するためにニコール・キッドマン版は本体の意識が乗っ取られるという方式に変えたのだと思います。面白かったのが、乗っ取られた奴らが人間を見つけたときにやるアクションですね。ちょっと気がふれたような表情と指差し確認と警報的意味合いの奇声の3点セット。最初は間抜けに見えましたが、慣れてくると味わい深く、最期はオチにまで使われていて嬉しくなった。製作年代を考えると秀作だと思います。人面犬みたいなことが許されるのなら、レナード・ニモイのコピー体は耳を尖がらして欲しかったかな…。無責任に放り投げたようなエンディングは、自分は「吸血鬼ゴケミドロ」を思い出しました。30年前の作品、ということで今となっては懐かしい人たちが大挙して若々しく出演しています。冒頭のブランコのシーンはロバート・デュバルかなと気になっていたらこのサイトで確認できました。もう少し古いドン・シーゲル版があるらしく、今度レンタルしてみます。 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2008-12-22 20:17:06) |
4.人面犬が強烈なインパクト。あの作戦思いついた宇宙人、天才! 【マックロウ】さん 6点(2004-06-08 16:03:38) |
3.サザーランドの髪ふさふさな頃の映画で。途中から「ゾンビ」みたいな雰囲気になってきますた。でも珍しくオチもそのままつっぱしったような感じでなかなかいいんじゃにぃかな。 |
2.今では全く平気だけど、あの最後のシーン、子供だった自分にはトラウマになったよ~。 【眼力王】さん 6点(2003-01-18 21:54:56) |
1.他の惑星からきたわたあめみたいなのが、地球にやってきて人間に住みつくという発想は面白い。音楽もあってた。途中からジェフ・ゴールドブラムが出てきたのには驚いた。そんなにパッとした作品ではないが、退屈はしなかった。 【あろえりーな】さん 6点(2002-02-20 18:58:53) |