31.事件そのものは、この作品の核ではなく、家族の絆をしみじみと感じさせられた。 【Yoshi】さん [映画館(邦画)] 6点(2020-03-10 09:58:41) |
30.サスペンスとしてはいまいちだけど、その他の部分は、よろしかった。 【センブリーヌ】さん [インターネット(邦画)] 6点(2017-04-15 01:48:02) |
29.レイプ犯と放火犯か、ミステリーとしてはずいぶんこじつけたようなところもあったけど、ドラマとしては結構おもしろかった。遺伝子のA・T・C・Gがどうこうのはちとむずかしかったけど、落書きのアートは芸術的、消すのがもったいない。 【ESPERANZA】さん [DVD(邦画)] 6点(2014-04-09 11:36:33) |
28.《ネタバレ》 そこそこかあ……。残念だ。 コインロッカーが原作物としては信じがたいおもしろさだったので異常に期待してしまったのもいけなかった。話としては面白いんだけど、あの軽い記述方法でないと雰囲気がとてもじゃないけどバランスしないようだ。 これに原作があるって言うことを知らずに、社会派映画とか勘違いしてたなら結構面白く観てしまったのだろうけど、やっぱり読んでしまった話を映画でもう一度観てしまうとやはりよほどの好条件でないととんでもなく面白くなるってことは無いんだな。残念。 文字で疎通する兄弟と何人か。これを演技と声と画と画角で表現、出来るわけないものを字面を追って同じ事をしようとしても失敗するような気がする、 原作小説にきちんと読み取れる形で存在していた微妙に狂ってる兄弟と、対象者。これを画で見ても分からない関係に置き換えることで、読者に想像させるっていうのが、あまりに姑息だったように思う。 小説でも映画でも読んでる観てる人間に任せる部分が多少なりともある。それをやたら結末でやろうとすると、そのように議論を前提とした文書的な資料が作中でフォローされているかそうでないかで、決定的に落ちない、もう自力じゃ落ちない.ってことになる。じゃあ面倒くさいから読者にお任せ。で、という消極的なやりかたになって絶対最悪の読後感がまっている。 映画の場合、文字でしっかりその振りとなる資料を混ぜ込めない以上、読者の倫理や正義感、法の力などという文書で抑えておくべきな部分をセリフや状況で読み取らせようとする。 結果として、この映画のように、精神的に近い側の人間にしか共感されないと言う事がおこる。 共感できない人間が、理解できない行為をしてしまったことに気付いてしまった。どのように葛藤したら良いだろうかと言う方法まで楽しめる部分が、ない。 似たような因子がある人が「弟わかるわあ」で終わってしまってはまるで意図しない方にいってしまっている。 【黒猫クック】さん [DVD(邦画)] 6点(2013-07-20 05:55:19) |
27.《ネタバレ》 他の伊坂原作映画と比べるのは筋違いかもしれませんが、テーマに引っ張られたせいかテンポが少し重い。 ですが、ムリヤリに感動させようとするイヤラシさがないので、印象は悪くない。 蛇足ですが、整形後・夏子の「美麗なビジュアルに反した非モテ女子の口調」が、ギャップ萌えの私としてはツボだった。 【aksweet】さん [DVD(邦画)] 6点(2013-01-05 06:32:06) (良:1票) |
26.《ネタバレ》 人間は何によって形成されるのだろう。環境か遺伝か・・・それだけでは言い表せない何かがあるような気がした。 【黒ネコ】さん [地上波(邦画)] 6点(2013-01-02 19:21:22) |
25.このようなテーマを扱う場合はなぞ解きをしていく必要はないように思うんですね。人間の業と再生を描いていく方がいいんじゃないかな?と思います。 【東京ロッキー】さん [DVD(邦画)] 6点(2012-12-17 15:12:30) |
24.伊坂幸太郎原作の映画化。 いわゆる復讐劇だが、そこから一歩超えられない作品か。 【飛鳥】さん [DVD(邦画)] 6点(2012-12-05 16:53:12) |
23.《ネタバレ》 私は結構好きでした。ラストや途中にある世の中でいう所の犯罪も時代劇的に流せました。サスペンスとしてというよりも一種ダークファンタジーとして。それに実父、クズ過ぎだし。時代劇ならバッサリですよ!しかしこの頃の岡田くん、綺麗ですね。加瀬さんはノビタみたいで(笑)京香さんのお母さん役も小日向さんのお父さん役も素敵でした。同原作者の『アヒルと鴨~』と同様、ラストでタイトルの意味がやっとわかった。 【movie海馬】さん [地上波(邦画)] 6点(2012-06-28 22:48:49) |
22.2012.02/16 鑑賞。スタートからちょっと変わった引き付けられる展開。さわやかさ、やさしさと、いやらしさ、みにくさが混在でなんとも変わった雰囲気がでている。一般社会では許されない連続放火と殺人が鑑賞者には許されているのが面白い。でも放火とDNAの設定は説得力なし。 【ご自由さん】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2012-02-16 13:25:56) (良:1票) |
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21.雰囲気作りはうまかったですが話がチープでした。 【アフロ】さん [DVD(邦画)] 6点(2011-06-23 01:00:15) |
20.《ネタバレ》 「アヒルと鴨」は映画、原作とも大好きなので期待してみたんですが……、 「微妙」の一言につきます。 確かに春の苦しみ、葛藤は理解できるんですが、その上で実父に対して行った行動、なおかつ自首する気配もないことが正当であるかどうか、映画だけでは判断がつきかねます。 そんなにほのぼのとした結末でいいのか? 原作を読んだ上で、再見し再評価する予定 平成23年4月6日追記 原作読んで、さらに微妙~w。いくつか改変部分はあったんだけれど、気になるほどじゃない。むしろリスペクトを持って映画化したなと評価すべき。しかしストーリーそのものに対するモヤモヤ感、納得できなさはさらに増大。 やはり実父の犯した罪が殺されるまでに値するとは思えない。 「正しい制裁を」とか「犯した罪の重さを思い知らせる」んだったら、彼にも同じ行為をしてやればいいだけで。(しかも犯した犯罪の回数分)殺すのは、やりすぎ。 放火に巻き込まれて怪我をした人に対して全く罪悪感を感じない、ダブスタも少し気になる。 まあ、映画批判というより原作批判になってしまうわけだが、作中で他人の家にスプレーで落書きしながら、「きちんと警備していないやつが悪い」とほざく屑の家を突き止め、本人が見てる前で、その家の塀に落書きするエピソードがあり、これとかは充分バランスが取れていると思えるんだけれど、この結末じゃ、まるで同じケースで家をぶっ壊してしまったようなものだと思われ。 【rhforever】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2011-04-06 14:30:20) |
19.《ネタバレ》 原作は随分前に読んだのだが、あまり納得のいく内容ではなく、それ以来伊坂幸太郎はちょっと苦手な作家となった。とは言え、映画化されるとつい気になって観てしまうのだが…。今回は配役の素晴らしさと切ないBGMに助けられ、伊坂作品の映画化の中でもレベルの高いものとなった。また、原作では腑に落ちなかった部分(いくら犯人に警告するためとは言え、放火はいかんだろ、とか、人を殺しておいて無罪放免かい?)が、渡部篤郎の憎々しさと鈴木京香の美しさで中和されたような気が…。もちろん、主演三人のキャスティングは最高。小日向さんのカツラには苦笑したけど。 【フライボーイ】さん [DVD(邦画)] 6点(2011-04-03 07:54:01) |
18.テーマは重いですが、淡々とした描写と俳優陣のうまさに惹き込まれました。 好感の持てる丁寧な作品だと思います。 【ろにまさ】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2011-01-29 08:21:26) |
17.原作の中から映画では家族愛に重点をおいて描かれているのがよかった。とくに父親の力強さと包容力がよく表現されててよかった。 【しっぽり】さん [DVD(邦画)] 6点(2010-11-07 11:06:02) |
16.《ネタバレ》 家族の絆、父の言葉に感動しました。渡部篤郎の変態演技が気になりました。 【osamurai】さん [DVD(邦画)] 6点(2010-11-06 20:21:42) |
15.《ネタバレ》 原作を読んでいたので、どんな風に映像化したのか気になって観ました。キャストが皆、かなり自分の描いていたイメージ通りで良かったです。お父さん役などは原作以上に魅力的な人物になっていて、見ながら何度か涙ぐみました。タイトルの意味が最後の方で分かってこれもジーンときます。映画としての評価は自分の中ではいい方です。でも内容が重く、後味もよろしくないので人には勧められない感じ、家族でみるのもちょっとね…最後のシーン、原作と同じですが、春は自殺したのだと私は解釈しています。 【柳美賢】さん [DVD(邦画)] 6点(2010-11-06 16:06:29) |
14.《ネタバレ》 初めて読んだ伊坂作品がこれでした。春の人物描写や実の父親をぶっ殺すストーリーに新風を覚えました。どこか達観している感のある春の複雑な内面が新鮮でしたが、映画もそこそこ描写できていると思います。「遺伝か環境か?」という命題に対して、映画から感じられる結論は、春は長い時間を掛けて悩んだのだから良しとするか…って感じですが、実はレイプでできた子供を即座に自分達の家族として育てると決めたお父さんの決断にこそ、その答があると思います。少なくとも原作の方は、周囲からは凡庸な扱いを受けながらも、その意思の力が際立っていました。そして、春が二人の父親から相克する性質を受け継ぎながらも、断固とした答を出したことに本作の価値があります。春が自首するかどうかは、もうどちらでも良いような雰囲気で物議を醸しそうですが、それがこの作品の特色でもあると思います。…どうも原作の評価になってますな。あの兄弟のキャスティングは高得点。夏子さんのおどおどした挙動とストーカー時代の写真が笑えました。ただ、映画化して面白い題材かというと、この点数くらいです。 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2010-10-14 23:20:22) (良:1票) |
13.シナリオは、元の小説がまあまあ面白いのでそれなりの映画に仕上がってたと思います。 ただ、あまりにも大人しく仕上がりすぎかなという印象は受けました。 小日向文世がこれほど良い役者だったとは正直驚いた。 【タックスマン4】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2010-07-20 19:33:25) |
12.《ネタバレ》 原作未読。伊坂幸太郎の作品はほとんど読んだことがない。 放火、レイプなどサスペンス・ミステリーの内容なのに「重力ピエロ」というタイトルの付け方が面白く、「楽しそうに生きていれば地球の重力なんか消してしまえるんだ」という台詞があるシーンで上手いタイトルを付けたなと思った。 現在は非主流となっている犯罪と遺伝が関係あるとする犯罪生物学説を肯定する内容になっており、正直どうかなぁと思う。まぁ、泉水も春も同じように葛城(渡部篤郎)に対する復讐殺人を計画するといった点では、犯罪は環境に依存するとした刑事犯罪学説も関係するのか。どちらにせよ、犯罪学というのは奥が深い・・・(人間を扱うんだから当たり前か) 【あきぴー@武蔵国】さん [DVD(邦画)] 6点(2010-07-18 18:46:08) |